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地球の遊び方~Sha-Labyrinth~ベルリン編⑤〜ピアニストと議論になる
夕立ちのような激しい雨のあと、それでも外に座りたいとベトナム料理店に集まり、ピアニスト、作曲家として世界的に活躍するヘニングに再会!
ヘニングに、「ロンドンでは何をしてたの?」と聞かれたので、
「何度も大英博物館に行ったの。私、美術館とか博物館で働きたかったんだ。」と答えると、
「あれは泥棒行為以外の何物でもない。ギリシア人の友人も大嫌いだと言うよ。あの大理石群を見たらもう、、、!」と議論になりました。
「すごくよくわかるよ。ドイツのペルガモンもそうだしね。植民地を持った国はみんな。。。でもイギリスではとてもよくリサーチされていて、このことには良い側面もあると思ったの。」
「うーん、でもやっぱり泥棒なんだよ。」という感じで、両者相容れず。でもこうして思うことをはっきりと伝え合うのはやはり好きです。
かぼちゃのことを「hokkaido」というのですって!とても美味しかったです。
それから私たちのフラットにみんなで少し寄ったあと、ヘニングが東ベルリンを車で案内してくました。ヘニングは旧東ドイツの出身。成功している素晴らしい音楽家です。ギリシアやトルコのアーティストたちからも絶大な信頼を得、オペラの作曲などもしています。
今借りているフラットも東ベルリンにあるのだけどまた全然趣が違います。
写真は、1960年代から存在する建物。旧東ドイツのエリートが住んだパレスのようなマンションも見せてくれました。
またまた工事現場へ!?と思ったら、ヘニングの息子の通う新しく出来たばかりの小学校。お迎えの時間です。
教室に入るとおしゃまな息子は、「ねえ、日本人が二人きたよ。見てみて~。」と友達に紹介。それからアイスクリームを食べに行きました。
奥様はダンスの先生、優しいお父さんです。
女の子にはヒール泣かせの石畳が延々と続きます。
今いたアイスクリーム屋さんを振り返って。
素晴らしい音楽ホールへ案内してくれて、そこで今回はさよならをしました。
東ベルリンの趣のある雰囲気。ヘニングが心をこめて案内してくれたことでとても好きになりました。
ありがとうーまたね!!
それからまたずいぶん歩き、一旦は雨嵐のようになりまた虹が出て。
途中、ギャラリーに駆け込んで雨宿りをしたり。
虹がうっすらと写っています。
イギリスで、スコットランドで、ドイツで、たくさんの虹に出会ったこの旅。
カフェでは、昔の歌手らしい椿姫のアリアのあと、アイスランドのクールなアンビエントミュージックがかかって、ベルリンのカフェの選曲はとても肌に合います。心底、来てよかったと満たされる瞬間です。
ロンドンでもまたそんな風にいい感じでしたが、そんな時アキさんはすぐ曲名を聞きに行きます。ミュージシャンとしてのアンテナが。
夜中になると、ちょっと怪しげな雰囲気ですね。バルカン音楽のクラブとなり盛り上がっているらしいです。
ベリーダンスのレッスンでの振付で踊ったような、まさにそんなロマの音楽に合わせて踊ったりと楽しんでいる人たち。
みんなを連れてきたらすごく盛り上がるんだろうなと思いました。
(つづく)
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