程よく忘れられる
とある映画監督が面白いことを言ってました。
「程よく忘れられる映画の方が売れる」と。
確かに映画の中でも、見たのに全く覚えてない映画と、結末までしっかり覚えている映画が存在します。
彼曰く「後者の映画は再視聴されない」と言うのです。
確かにシックスセンスもユージュアルサスペクツも、結末まで記憶が鮮明に残っているので、見ようと言う気にはならない。
ほどほどに忘れられる映画の方が「また見返そう」という動機が働くのかもしれません。
これは飲食にも言えることでしょう。
強烈な思い出が残ってるけど、何を食べたのかまで覚えてない。
そんな店の方が再来店が起こります。
ミシュランのように強烈なインパクト系はカロリーを感じてしまって、
再購買が「しんどい」のです。