お金がないから電力会社を切り替える
電気代が高い。まずは支出を抑えようということで、電力会社を切り替えよと思う。
今までも電力会社を比較検討したほうが良さそうな気はしていたけど、よくわからないから後回しにしてきた。
そうも言ってられないし、やってみる。
電力会社を比較する前に今のプランと料金を確認してみる
うちは5人家族のオール電化住宅。深夜に食器洗い乾燥機を回すことも多い。おれも深夜まで起きてPC作業したりしてるから、割と電気使ってると思う。
今の電力会社はソフトバンクでんき。契約内容は60A(アンペア)。まずこのアンペアってのでつまづくよな。
アンペアっていうのは電力量のことで数字が大きいほどたくさんの電気を使えるらしい。
電子レンジと洗濯機とエアコンとドライヤーとテレビとオーブンと・・・って一度にたくさんの家電を使うとブレーカーが落ちるのは、契約している電力量(アンペア)に対して使用している電力量が大きすぎるからとのこと。
次に毎月の電力使用量(キロワット、kWh)を確認してみる。ソフトバンクの場合はアプリで確認できた。それをエネチャージっていう便利な比較サイトで一覧にしたのが下の画像。
平均的な家庭の電力使用量は月間400kWh程度らしい。
参考:ひと月の電気代が10万円超え!?オール電化住宅の電気代を考える|経産省 資源エネルギー庁
オール電化を加味しても1月なんか3倍になってる。使いすぎだな・・・とか考えつつ、比較検討を進める。ちなみに、10月の電気代は2万157円。1月は5万8,559円。死ぬかと思ったよまじで。よく生きてると思う。
電気代は基本料金と電力量料金でできている
細かい話するともっといろいろあるみたいだけど、難しいこと考え始めるとよくわからなくなってもう嫌になるから、ざっくり覚えた。
電気代は基本料金と電力料金の合計でできている。
基本料金は電力会社と契約内容によって変わる。
電力会社によっては基本料金がゼロの会社もあるらしい。おれが使ってるソフトバンクでんきのおうちでんき60Aっていうプランは、基本料金が1,771円44銭。
契約電力量が下がると基本料金も下がる。10Aごとに295円24銭(税込)なんだって。うちは60A × 295円24銭 = 1,771円44銭ということね。
次に電力量料金。これは使えば使うほど電気代が高くなっていく仕組み。電力量料金も電力会社によって設定が違って、電気を使う時間帯によっても変わるらしい。
この辺が分かりづらい理由だよな。自由化は良いけど、わかりやすくしてほしいよ。
電力料金の段階別料金を理解する
電力量料金は電気の使用量を段階的に分けて、1kWhごとの料金を設定してる。ソフトバンク電気の場合こんな感じ。
1段料金:~120kWhまで:30円00銭(税込)
2段料金:120kWh超~300kWhまで:36円60銭(税込)
3段料金:300kWh超:40円69銭(税込)
たとえば500kWh使ったら、
1段料金:120kWh × 30円 = 3,600円
2段料金:180kWh × 36円60銭 = 6,588円
3段料金:200kWh × 40円69銭 = 8,138円
合計:18,326円
となる。
なるほどな。ここに基本料金が加わるわけだ。
電気をあまり使わない家庭は1段料金が安い電力会社を選べば良い。内みたいにオール電化で電気をめっちゃ使う家庭は3段料金が安い電力会社を選べば良い。
そういうことか。わかった。
3段料金が安い電力会社を探す
うちは使用する電力量が多いから、3段料金が安い電力会社を探してみる。基本料金がかかっても構わない。とにかく3段料金の影響が一番少ない電力会社を探す。
候補に挙がったのは、このあたり。
電力会社:3段料金
しろくまぱわー: 24.70円
新日本エネルギー:26.48円
HTBエナジーのでんき: 28.60円
大阪ガスの電気:27.83円
Japan電力:26.00円(401kWh~)
これだけ見たら絶対しろくまぱわーだよな。1段料金から3段料金まで一律の料金設定らしい。
しかし本当かよこれ。なんか裏があるんじゃないか?と勘ぐってしまう。
確かめなければならん。
しろくまぱわーには電源調達調整費単価なるものがあるらしい
細かい話。
電力会社は電力を調達するためのコストを電力料金に転嫁して我々に提供しているらしい。つまり電気の取引価格が高くなるとコストが上がるため電気代に加算されて高くなる仕組み。
電力会社はこの調達コストを燃料費調整額として料金に組み込んでいて、電力使用量 × 燃料費調整額単価で算出する。
燃料費調整額単価は毎月変動していて、新電力ネットの掲載データによると2023年はこんな感じの推移。
ピークは2月で13円/kWhくらい。12月は3.87円/kWh。これが電気代に上乗せされてるんだから、1月、2月は高いわけだよな。
んで、しろくまぱわーは燃料費調整額という仕組みではなく電源調達調整費という仕組みを採用しているらしい。
電源調達調整費も電力の取引価格が高騰すると上がる仕組みだから燃料費調整額と対して変わらない気がする。しろくまぱわーの公式サイトに掲載されている電源調達調整費単価の推移は以下のとおり。
燃料費調整額単価と比較すると若干高い。だけど電力量料金の差の方が圧倒的にデカいから、結論、それでもしろくまぱわーでOKということになる。
しろくまぱわーは違約金なしで解約も簡単らしい
しろくまぱわーへの切り替え濃厚となったが、違約金が気になって調べてみた。蓋を開けたら最悪だったみたいな時にすぐに逃げ出したいから。
しろくまぱわーに解約金、違約金はないらしい。
俄然切り替えたくなる。
最後に口コミを確認する
ぬかりなく、口コミを確認して比較検討を終了しようと思ってXを利用したけど、ほぼない。
でんき比較ナビってサイトを見てみたけど、なんかぱっとしない。電気代ってどれくらい電気を使うのかによって大きく影響を受けるから、大して変わらないって人もいた。
あと、環境に優しいって話もあったけど、いまはそこ気にしてないんだよな。
ってことでおれが人柱になることにする。
手続きはWEBで5分
電力会社切り替えの手続きは超簡単だった。しろくまぱわー公式サイトの申し込みボタンから進んで5分程度。現在利用中の電力会社に連絡する必要なし。
強いていえば現在利用中のお客様番号と供給地点特定番号を調べないといけない点がネックになり得るけど、今使ってる電力会社のアプリですぐ見つかる。検針票が届いている場合は検針票を写真にとってアップロードすれば完了。
1週間程度で切り替えが完了するらしい。切り替えが完了したらメールが来るらしい。メールに電気供給開始日などの情報が記載されるらしい。
とりあえず、支出を抑える作業が1つ完了した。電気代よ、安くなれ。
しろくまぱわーへの切り替えはここから。
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