ロマンティックで、叙情的で、知的で、ユーモラスで、リアルで、詩的で、素敵な君には、シェイクスピアがお似合いさ。(シェイクスピア講師マニュアル。)
生徒:シェイクスピアの何から読めばいいですか?
先生:うふふふふ。それは決まってるじゃないか。ぐふふふふふ。
生徒:どうしました、先生? 何か変なこと聞きましたか?
先生:君の目は素敵だ!うふふふふふ。
生徒:ど、ど、どうしました? コンタクト入れてますが、何か変ですか?!
先生:わははははは。君の目にはロマンスの神様が宿っている!
生徒:そ、それ、セクハラです・・・。
先生:ぬ母は母!
生徒:先生!!「はは」の変換が「母」になっています!
先生:ああ!火の中に飛び込みもしよう、君のためなら!
生徒:うわーーー!先生が狂ったあああ!!
(先生はニヤリとして、『夏の夜の夢』をポケットからサッと差し出す。)
先生:こんな話ですよ、シェイクスピアの『夏の夜の夢』は。
生徒:先生、さようなら・・・。
先生:・・・。
シェイクスピアの『夏の夜の夢』はこんな茶番ではなく、素敵なセリフがいっぱいあって、あなたの心を豊かにします。興味があったら、ぜひ劇場まで遊びに来てくださいね。うふふふふ。
カクシンハン第14回公演
『ナツノヨノ夢』
A “Mad”summer Night’s Dream
演出:木村龍之介 Ryunosuke Kimura
翻訳:松岡和子 Kazuko Matsuoka
作:シェイクスピア Shakespeare
2020年5月14日(木)~17日(日)
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA