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冬眠から覚めた大学3年生が動き出します
高3の、卒業間近にコロナウイルスが流行り始めた。
大学は初めからオンライン。
毎日通えるようになったのは2年の春からだった。
1番コロナの影響受けてる学年、なんて言われることも多い。自分もそう思う。(もちろん異論は認める)
大学に入ってから2年間、思い描いていたキャンパスライフは送れなかった。
行事もなし。
サークルも後輩に先越されたらもうもはや入ろうと思えなかった。
「コロナが終わったら〜。」と何百回言ったことか。
でもいいこともあって、
入学したての時に大量の課題をこなすのが当たり前だった分、他の学年よりは勉強のモチベーションが高く、真面目に勉強している人が多い。
勉強を疎かにしたくないと強く思っていた私にはとてもいい環境。
先生たちからもこの代は他と違うと言ってもらえる意識高めの集団になった。
ぼーっとしているとすぐに置いていかれるので、いつも刺激を受けながら頑張れている。
そんなキャンパスライフが勉強一色だった私だが、この春から生活が一変した。
・一般の吹奏楽団に入った。
・教職インターンを始めた。
・母校の高校のチューターを始めた。
ある時突然、
(このまま大学生活を終えるのは嫌だ。)
と思った。
3年生の、そろそろ教採の勉強に着手し始める時期に、部活にも似た吹奏楽団の活動を始めるなんてと言われそう。私もそう思う。
でも、サークルやアルバイトで充実している周囲の友達を見ていて、このまんま大学のオープンスペースに入り浸って勉強ばっかりしていたら、人間的にもダメになりそうで、何か新しいことを始めたくなった。
春休みは、とにかく新しいことに挑戦しよう。
そう目標を立てて春休みを迎えたら、思ったより動けて、自分のことを少しだけ見直したし、忙しいけど予定がたくさん入っていて充実している自分の方が好きだなあと感じている。
具体的に何をしてたかはまた今度。
自分の開拓したものたちには、ある特徴がある。
それは
「大学の外で活動する」
ということ。
学内のコミュニティではなく、
色んな世代の人
他の大学の学生
自分とは無縁の学校現場
など、知らない人たちしかいないところに飛び込んだ。
別に意識的にそういうところを探したわけではない。
偶然そんな共通点が生まれただけなんだけど、キャラとか長所短所を気にせずに自由に自分を出せる場所を無意識に選んだのかもしれない。
実際、自分の性格を知っている人が近くにいないから、可能性は無限大。自分次第。不思議と何もこわくない。
すでにスケジュール管理が大変で頭を抱えているけれど、全て中途半端にはしたくないから、精一杯頑張ることにした。
入学式をやってもらっていない私としては、大学生になった実感もあまり無い。
高校卒業から今までの空白期間は、冬眠していたと思うことにした。
もう折り返し地点に来てしまったけど、
後半で巻き返し。
2年後、充実してたなぁって言えるように。