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6/10の嬉しいこと。

6月10日。
暦的には天赦日と一粒万倍日の重なる好き日。
皆さんはどんな1日でしたか?
私はいつもと変わらない穏やかな一日でした。
いつもと変わらない一日だけど、
そんな一日が当たり前のように過ごせるって
有り難いことだなぁとふと思った。

そんなこんなで嬉しかったこと。

会社の人との会食に出かけて、帰ってきた父が
なんとも嬉しそうにとても穏やかな表情。
仕事のことで、とても嬉しいことがあった様子。
今日の会食会を少し不安げに思っていたここ数日を
思うと帰ってきた父は真逆で、
そんな父を見て私はとても嬉しかった。

65歳を過ぎてもまだ仕事は続けていて
それは父がこれまでやってきた仕事が
どんなものだったのかを実感する節もあって。
ここから数年もまだ続けるとのこと。

私なりに父の仕事姿を見てきて感じているのは
父は一生懸命、家族のために頑張ってきてくれていたということと、
関わる人たちが、良い方向にいくことと、
共に作り上げるものが良い形になるように
一生懸命やってきたということ。

それは時に、父自身が苦しくなっていることもあったのは
近くで見ていて感じていたので、
当時はすごく心配にもなった。
小さい頃は、私たちとの時間が少なくて
寂しさも感じたし、苛立ちもあって
反抗期にはしっかり反抗した。
言葉も少ないし、何考えてるのか分からん!と
数年前まで長く反抗していた。
私、もう38歳ですけど…笑。数年前まで反抗期でした!

ただ、ここ数年で変わった。
みんなのために、優しさ(厳しさも含めて)と
愛情いっぱいで仕事していることを
痛いほどに感じた。
それは近所付き合いもそうだと思う。
そして、家族とのことも。

あの穏やかな顔を見て、私も自分のことのように
嬉しかったし、
気づいたのは、私がこうありたいと思う姿は
父の仕事姿と似ているなって。
人の幸せを願い、笑顔を大切にする。
そんな風に私も誰かのために出来ることをやりたいし、
関わる人たちの、幸せを願いたい。
至ってシンプルなこと。

今日、もしかしたら人生で初めてかな?
父のことを、心底カッコいいって思った。
それに、大好きなんだなって。
これを本人に言うのはまだ出来ないけど…
恥ずかし過ぎて。
だけど、もうすぐ父の日だから
父の日という力を借りて、手紙でも書いてみようかな。
なーんて。

私も子どもを産んで親になって、
こんな事があったもんだから
これからの生き方、私らしい生き方で
背中を見せていきたいなと思った。
背筋がぴんっとする想いだー!

お父さん、ありがとう。
今度ちゃんと伝えよう。


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