力の入れどころ
こんばんは。
少しサボってしまいましたね。
土曜日に県大会をかけた試合があった。
(教えている高校生の試合)
以前も書いた通り、恐らくこの地区で予選にいるチームでは最も強い私立のチーム。
結果から言うと、1-4で敗北。
スコアだけ見ると大差での敗北。
しかし、彼らは全く歯が立たなかったわけではなかった。現に点も取れているし、個人の能力でも決して負けているわけではなかった。
では、何がここまでの点差をつける決定打になったのか。
試合を見ていて私は相手チームの「力の入れどころ」が圧倒的な差があるなと感じた。
力の入れどころとは何か?
彼等(私立)はまず、立ち上がりの時間帯にしっかりと圧力をかけてきた。
5分も立たないうちにコーナーキックで決められかけた。
(恐らくVARがあれば入っていただろう)
なんとかそこを守ったので前半は0-0だった。
前半の試合の中でうちのチームも何回か良いチャンスを作ることができ、シュートまで行く場面も出来ていた。
ハーフタイムもいける、いけるぞ、勝とう!という声かけもあり、とてもいい雰囲気で後半入って行ったが、始まってすぐの時間で失点した。
彼等は我々のチーム以上に集中し、立ち上がりの時間に力を入れてきていたのである。
そして彼等はそこで満足することなく、点を取った後にもしっかりと力を入れて圧力をかけてきた。
点を取られて精神的に揺れている相手に対して、整えさせる時間を与えずに圧力をかけてきた。
その力に耐えきれず、すぐに失点した。
そこから少し踏ん張り、15分後くらいに1点返した。
よし、この時間で1点差ならまだ勝機はある!
そう思っていたが、彼等は点を取られた後の時間に我々に勢いを持って行かせないために、我々以上に気持ちを込めて戦いに来た。
その結果、その勢いに勝てず、失点。
あの失点は正直、我々の鼻をへし折る1点となった。
この、
・立ち上がりの時間
・点を取った後
・点を取られた後
この3点の力の入れ方が素晴らしかったなと感じた。
もちろん、この3点は言ってしまえば絶対に失点したくない、リスクを負いたくない時間帯ではある。
その一方で、精神的に揺れている時間でもある。
そこを相手はリスクを背負いながら、戦ってきた。
経験の差、と言ってしまえばそれまでかもしれないが、やはり強かったな。
次は木曜日。相手は今回よりは劣り、恐らくうちのチームの方が実力はある。
しかし、一発勝負のトーナメントは侮れません。
しかも、恐らくまた、雨試合。
正直、わかりません。
でも私は信じている。
絶対勝ってくれると。
なので少しだけ、楽しみです。
今日はここまで。
おやすみなさい
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?