フィリピンから日本の豊かさを知るフィリピン生活
フィリピン生活も一ヶ月が過ぎました。
1年なんてあっと言う間なはずなので、日々楽しもうと思うのですが、体調を崩しまくって絶不調の1か月でした。
日本に帰りたくて仕方なかった。
でも、その度にフィリピン人のやさしさに触れ助けられまくって過ごしてきました。
やっと持ち直して軌道にのりつつある感じです。
さて、最近では、教育移住が目的で海外に住まわせる方が増えているという印象ですが、住んでおいてなんですが、フィリピンに住むことを教育移住というのには甚だ疑問が残るので、今生活しているうちに書いておこうと思います。
私は幼児教育(未就園児)または小学生になっても、教育は遊びからが基本。自然の中でたくさんあそぶ、おうちでもブロッグやレゴ、本を読んだり、空想にふけったりしてぼ~っとする時間を過ごすのが大切だと思って日本では日々過ごしていました。
フィリピンは自然豊かだし、海でもプールでもたくさん遊べて最高じゃん!と来るまで思っていました。
海でもプールでも遊べるのは変わりませんが、はっきりいってそれ以外、外で遊ぶということがとっても難しい。
私が住んでいる場所だけかもしれませんが、公園がありません。暇だから公園に行って、図書館に行って、お昼ごはん食べてお昼ねして・・・みたいな王道の未就園児期間の過ごし方はできません。
実際、私がホームステイしているおうちの2歳の子は一日中家にいます。
スマホ片手に。
散歩という概念もないらしく、歩いていると不思議がられます。
図書館もない。
これにはかなり衝撃を受けた。
実際、3歳の我が子をプライベートスクールに入れたとき、学校の時間は10時30分まで。そのあとは、家で過ごすことが普通なんだそう。学校の間も、教科書を使ってお勉強っぽいことをしていた。
今は、インターナショナルスクールに転校して、散歩に連れて行ってもらったり、ビーチで遊んだりしているようなので、やっと子供らしく過ごせている感じがする。
外で自然の中で遊べないというのは、我が家にとって死活問題!!
当たり前のように公園、海、川、山を駆けずり回って遊んでいたあの環境は、当たり前のようで当たり前ではなかったんだと、実感しています。
外で遊ばずにスマホ片手に1才から育った人たちはどのような大人になるのでしょう?
4歳から教科書にそって、算数、理科、英語など正解を求められて過ごす子たちはどのような大人になるのでしょう?
それはそれで立派な大人になるのかもしれませんが。
我が家はフィリピンのド田舎に引越し、マクタンよりは外で遊べる場所を少ないけど、確保できたし、子供達の学校もインターに変更し、1年限定の海外生活なので、これでよし!とまだ思いますが、教育移住するなら私はフィリピンという国は選ばないなと思います。何年も暮らせない。自然体験ができなすぎて。
私の勝手な意見ですが。
子供時代もとっても豊かに過ごせる日本って本当に豊かな国だなと改めて思いました!!
今の学校に出会っていなかったら、さっさと帰国して別の国を探していたと思う。
今でもその気持ちがないわけではない。
私が求めすぎなのかな。
住んでみないとわからない。