Python / リストとタプルとセット
似ている以下3つの説明。「要素」とはリスト内の1つ1つのデータのこと。
リスト
いくつかの値(要素)が1列にまとまっているもの。"[]"でくくる。1つ1つに変数名をつけなくてもいいのが長所。For文と相性がいい。
"a[2]"のようにインデックスを指定することで各要素を呼び出すことができる。
要素の追加には「a.append("追加する要素")」を使い、削除には「a.remove("削除したい要素")」を使う。結合するときは「a.extend("追加したいリスト名")」を使う。分割するときは「x[2:5」にようにコロンを使う。一番初めの要素の前に0があり、順にそれぞれの要素間に1、2、3という数字があるイメージで捉えるのがよい。
一番使うと思います。要素でインデックスを指定します。.appendなどで追加、変更、削除が可能です。
タプル
インデックスを使って要素を指定するところなども含めリストとほとんど同じですが、追加、変更、削除が一切できません(=Immutable)。よって.appendなどを使うこともできません(エラーが出る)。辞書のキーに使ったりします(変更ができてしまうリストは辞書のキーにはできません)。
リストと違って[]ではなく()を使うのに注意。
セット
リストと違って要素の値の重複が不可です。またインデックスやキーという概念もないです。よってそもそも順序の概念がないです。
要素の追加をしたいときはリストのときのようにappendは使えず、addを使う。