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#20 新型コロナ感染日記 ep2

みなさん

こんにちは、しゃいかです。

コロナ感染日記ということで結構まとめてワーーーーって書いてるんですけど

退院して今はピンピンしてるんですけど、やっぱり仕事がね、たまりにたまってめっちゃ忙しかったんすよ。一山超えた感じもするけど11月からまた詰め込み追い込みって感じです。はい。

そんなわけで、続き。

9月27日月曜日私は運命のPCRを受けに行きます。公共交通機関を使ったりしたら多分人様に迷惑かけるし、まあそんなに遠くもなかったので
ふらふらしてたのか、単純に熱でハイになってたのかよくわからないですけど、何とも言えない体調で病院にチャリで病院に向かいました。

見た目は正常、というか自分も正常だと信じたい。

発熱外来でまずインターホン、完全防備の先生が迎えに来てくれます。

一人ずつベニヤ板でできたパーテーション?ちょっとした個室の中に椅子が置いてあるのでそちらに待機

熱を測ると37.0(あれ?下がった?もう治ってるんじゃないの?)問診表を書いて、あとは検査を待つのみ

5分くらいすると簡易テントで患者と医者の仕切りが完全に分かれた場所に移動させられ、ここでも問診。そしてついにPCR

え、待って唾液じゃないの?

何やら長い綿棒。うん、見たことある(インフル検査)、けど自分が知ってるのよりでかい。なにこれどこに入れんの。

「すぐ終わりますからね、少し上を向いてください」

「うぅ゛!!痛っ!かはっ!!!ゴホゴホ..............」マジ地獄。

「検査結果は夕方になります。それまで陽性の疑いがあるということになりますので、自宅で待機をお願いします。」

PCRはこれが一番正確なデータだとおもいます。おそらく。けど本当に痛い

とりあえず食料とか水とか買って家で待機。

17時ごろ病院から電話がありました。

「しゃいかさんの携帯でお間違えないでしょうか?」

「はい.....」

「結果ですが。残念ながら陽性となります。こちらから保健所の方には連絡してありますのでそちらの指示を仰いでください」

頭が真っ白になりました。なんせ仕事で重要な時期、私が抜けることで作業がどんどん先延ばしになり、本番に間に合わないかもしれない。そっちの心配の方が大きかったです。

とりあえず会社に報告。それでも皆さん優しいお言葉をかけてくれました。

コロナになるのは特別なことじゃない、だれがいつかかってもおかしくないんだからと。

結果感染経路はわからず、、、でも絶対通勤時の電車で空気感染したとしか考えられない。

その日の夜。いつになく震える体、寒気、頭痛。夜に上がるのはいつものことだけどこれはおかしい。顔を見ると青白く、唇は紫に。心なしか息も苦しい。おかしいと思い熱を測ると最高体温39.5℃

死んだ、これ、自宅療養は無理だ。いつか死ぬ。この年にして初めて死を意識しました。こんなにも寝るのが怖いと思った夜はありませんでした。目を瞑ったら最後。明日の朝には目覚めないんだろうと。

感染者も少なくなってきていたので、保健所からは次の日にすぐ連絡が来ました、早く対応してもらって本当に良かったと思います。

その結果入院が決定。決定の要因は発熱してから相当時間がたっていること、一人暮らしの自宅療養は厳しいと判断(病床余ってなかったらまた違ったかも)その日の13時にはという感じでした。

すぐに準備、お風呂に入り、熱は36.5℃。これコロナの特徴です。とにかく体温の上下差激しいんです。知らない間に蝕まれて行く体力。

治ったって勘違いしたら夜には高熱。本当になにが起こるかわからない。

そして私は黒タクシーに乗って完全に遮断された病院へと向かうのでした。


しゃいか


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