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カナダに来て1週間経過した記録

地獄のような日々から抜け出したくて、慌ただしく日本脱出をし、国外逃亡に成功した(ただの留学です)わたしの状況を、記録していこうと思う。


もし、日本が死ぬほど合わなくて、どうしようもなく辛くて逃げたいと思う人がいるなら、無理して日本にしがみつかなくてもいいんだということに気づいて欲しい。そこから出られないと思っていても、何とかして脱出する方法を模索し、時間をかけてでもそこから逃げることは可能だと言うことを伝えたい。

実際わたしは、23年間日本を出たことがなく、日本語しか使えない自分が海外に行けるとは思ってなかったし、周りから反対されることも予想していたので、やっと自らの力で未来を変えることができそうな状況にできたことに、まずは安堵している。


約3年の留学、プラス ワーキングホリデー1年
を予定しており、最低でも4年は日本に戻らない決意で国外逃亡をした。

そのため、スーツケース3つに、特大ボストンバッグという大量の荷物とともに日本を出たわけだが、こんなに大荷物で行く人はいないとエージェントに心配されたw w w

でも、それくらい、日本に戻りたくなかったし、戻るという選択肢が自分にはなかった。

そんなわたしの留学記録をここに、残していければと思う。


【カナダ初日~3日目】

とにかく、鬱。

死にたい。英語喋れない。疲れた。眠い。

フライトと大荷物のせいで身体がバキバキ。

物凄い疲労感なのに、食事が合わない。

日本食が本当に美味しかったことに気づく。

ちょうどPMSになりかけくらいの時期で、カナダに来たのに死にたさが消えなかったのが、3日目くらいまでで、3日目から語学学校が始まった。


この語学学校のオリエンテーションが、思った以上にしんどかった。


日本人が85%を占める新入生のクラスで、大人数に囲まれながら話を聞き、その集団で学校周辺を歩き街に慣れよう!みたいな時間が、とにかくしんどかった。

数年間引きこもって、集団出行動することから離れていたため、人に囲まれるのがしんどすぎて、吐き気がして、耐えられなくて、午後からの授業まで身体が持たず、途中帰宅した。


それくらいに、わたしにとって、大人数での移動や、集団行動が無理だった。


【4日目】

初日の授業を休んだ奴として、先生から認知され、なぜ休んだのか?など問いただされるが、英語が出てこないため、アイムソーリーしか言えないわたし。ガン詰めされるのは惨めだったが、合う大陸カナダパワーなのか、大したメンタルダメージにはならなかった。

そう、4日目くらいから、死にたさが減ってきて、ある程度のことは、まぁそんなこともあるよね〜程度で流せるようになった。

授業も授業外も、学校では英語オンリーの生活なので、正直、自己表現がとても難しく、言いたいことが伝わらないことがほとんどだった。それでも、ストレスはあまりなく、日本にいた頃、何でも伝わるのにストレスを抱えまくっていたのが嘘のように感じられた。



【5日目】

盛大なやらかしをした。


キーケースをなくした。


ホームステイ先の鍵や、主要クレジットカード、定期券、ジムの鍵など、本当になくしてはいけないものが入っているキーケースごと紛失してしまったのだ。


ガチでオワッタ……と思った。

どこでキーケースをなくしたのかわからなくて、自室で無くしたのかと思い、その日はやり過ごしたが、結局部屋からは出てこなくて、ガチ詰みした。

ホームステイ先のマザーは、いつも夕方頃には家にいたので、この日も家にいるだろう!と思い雨の中帰宅した。しかし、マザーは外出しており、わたしは極寒(体感4℃)の雨の中2時間半外で立ち尽くすという、ドMすぎる修行をした。

よりによって、翌日は、授業でプレゼンテーションをしなくてはならないという激重課題があり、プレゼンの原稿や、パワポ作成などやる事が山積みで寝れなかった。


【6日目】

キーケースは見つからず、課題のため寝れないまま迎えた6日目。


とりあえず朝からカフェインブチキメて目をバキバキに覚醒させて、プレゼンを乗り切った。

午後の授業も、正直、キーケース及びクレジットカードのことが気になって全く集中できなかった。


だがしかし、カナダに来てからは、ある程度のことは上手くいくのでは?という謎の自信があって、この日は学校終わりに警察所に出向き、拙い英語でなんとか状況説明→遺失届けを提出→帰宅した。


この日もキーケースは見つからなかったので、マザーが帰宅しているか確認してから、カフェで時間を潰して帰宅した。(学習能力大事)


【7日目】


学校に行って、初週の授業を終えた。

相変わらず英語は全く喋れないため、誰とも仲良くなることもなく、安定のぼっち飯(14年目)。


ぼっち飯には、なんの抵抗もないので、自分以外がグループで仲良くランチしていても、わたしはわたしだし〜と余裕でぼっち飯できるのが流石の陰キャクソメンタル。


帰り際、同じクラスの日本人の女の子に話しかけてもらえて、流れで駅まで一緒に向かった。

同じクラスで唯一、何となく仲良くなれそうな雰囲気を感じていたので、とても嬉しかった!!


カナダに来て、この日初めて日本語を喋った気がする。

日本にいた頃は感じられなかった感情が芽生えてきたような感覚で。英語が喋れないからこそ、カナダでは人と話したい、話せるようになりたいと思えている。そのためにも、英語の勉強をしないといけないし、そもそも人に慣れることからスタートしないといけないなと思ったり。


1週間カナダで過ごしてみて、死にたさはほぼなくなった。学校での疎外感は感じるものの、日本での辛い死にたい消えたいみたいな感情がなくなったことは、とても大きい。


余談
【8日目】

キーケースが見つかった。バスに落としていたらしく、駅に届けられていた。

警察署で遺失届けを提出していたので、電話がかかってきて、取りに来て!との連絡があり無事に戻ってきた。一安心。


やっぱり、わたしはついてないことが多いが、人一倍ついているのかもしれない!!!!