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理想の在宅ワークを叶えたい人がまず考えるべき最も大切なこと

あなたは今、

在宅ワークを叶えるためには自分の商品やサービスを何にするか考えないといけない

そしてさらにSNS発信を始めなければいけない

と思っていませんか?

そうであれば今回の記事を最後まで読まないと、周り道をしてしまうことになります!

こんにちは!在宅ワーク&おうち起業歴5年になったしゃーごんです。

▼これまでの歩みをまとめた記事はこちら

あなたは今、在宅ワークを始めたいか、収入を安定させたくて私の情報を受け取ってくださっていますよね。

今回はそんなあなたに知っておいてほしい在宅ワークの種類や選ぶ際の注意点と、まず考えたほうがいい最も大切なことについてお話していきます。

これから在宅ワークを始めたい方はもちろん、今すでに在宅ワークをしていて仕事を広げたい方もぜひ最後まで読み進めてくださいね。

そもそも在宅ワークは、所得の種類によってまず2つに分けて考えることができます。

1つは自分が所属する企業や組織で在宅勤務をする働き方(給与所得)で、もう1つが個人で事業を行う働き方(事業所得)です。

そして、事業所得を得る方法はさらに2つに分けられ、フリーランスとして業務委託で仕事を請け負う(クライアントワーク)か、自分でサービスや商品を作り提供するかのどちらかです。

今回はこれらの働き方に関して、具体的にどのような仕事があるのか説明していきますね。


1.企業や組織に勤めるリモートワーク

この働き方は、会社員や勤め先がある人の働く場所が勤め先ではなく自宅になっていて、在宅勤務(リモートワーク)をしている状態のことです。

そのため、働いた結果得られる賃金は給与所得ですから、比較的安定的な収入を得ることができるというのがメリットになりますね。

リモートワークは特に2020年頃から新型コロナウイルスの流行にともなって、取り入れる企業が増えた働き方のひとつです。

ただ、ゼロから在宅ワークを始めようとしている方がいきなりフルリモートワークの勤め先に就職するのはかなり難しいと思ってください。

雇う側の立場で考えると想像できるかもしれませんが、在宅ワーク経験ゼロ、さらに子育て中ともなると、「この人いきなり従業員として雇って大丈夫かな…?」ってなりますよね。

私も実際、0歳育児をしながら在宅ワークをゼロから始めようとした時は、勤め先を探そうにもなかなか雇ってくれるところは見つかりませんでした。

もちろん専門性が高い方や、雇う側の求めている人材や必要なスキルにバッチリハマる方であれば、いきなりフルリモート勤務が叶う場合もあるかもしれません。

そのため今フルタイムで勤めて外に働きに出ている方で、ある程度在宅勤務ができるようなスキルをお持ちの方であれば、フルリモート勤務に条件を絞って転職活動をするのもいいと思います。

ただ、在宅勤務ができるようなスキルがない場合は、いきなり雇ってもらうことが難しいのも実情です。

もしもリモートワークでの在宅勤務が理想の働き方だとしたら、いきなり転職活動をしてみるだけではなく、並行して次に説明する業務委託の仕事に挑戦しておくと、在宅ワークの経験を積めるので先々での転職もうまくいきやすくなる可能性が高まります。

それだけでなく、業務委託で関係性ができた企業からフルリモート正社員登用のお声がかかった話は、私の在宅ワーク仲間からも聞いたことがあります。

実際に私自身の経験としても、個人事業で在宅ワークに踏み出していたからこそ、現在の勤め先でのリモートワークの仕事に繋がったのだと思っています。 

2.業務委託の仕事(クライアントワーク)

個人で事業を行う働き方(事業所得)のひとつである「業務委託(クライアントワーク)」とは、企業や個人が特定の業務や事業の一部を、外部の個人や法人に委託する形態の仕事です。

この働き方では、委託する側(クライアント)と委託される側(受託者=あなた)が対等な立場で契約を結び、特定の成果物や役務の提供をすることになります。

このような働き方を「フリーランス」とも言い、そのような働き方の人を「フリーランサー」とも呼びますね。

業務委託は、雇用関係ではなく請負契約に基づいて仕事を行うことが特徴です。このため、あなたは独立した事業者として扱われ、仕事の進め方や時間管理について大きな裁量を持つことができます。

一方で、社会保険や有給休暇などの福利厚生は原則として受けられず、自己責任での対応が求められることになります。

業務委託でできる仕事や職種も多岐に渡っています。たとえば

デザイン制作
グラフィックデザイナー、イラストレーター、Webデザイナー、LPデザイナー、工業デザイナー・インダストリアルデザイナー、CADデザイナー・CADオペレーター、エディトリアルデザイナー、プロダクトデザイナー、DTPオペレーター・DTPデザイナー、クリエイティブディレクター、アートディレクター、ゲームデザイナー、キャラクターデザイナー、装丁家・ブックデザイナー、ファッションデザイナー

ライティング
ライター・編集、小説家・シナリオライター、コピーライター、エディター・編集者・雑誌編集者、インタビュアー、書籍編集者・ブックライター、テクニカルライター、翻訳者

クリエイティブ系
映像カメラマン・映像ディレクター、広告・CMプランナー、写真家・カメラマン、声優・ナレーター、YouTubeエディター、動画クリエイター、VRクリエイター、ARクリエイター、音楽家・作曲家・作詞家、歌手・歌い手、漫画家・アニメーター、2DCGアニメーター、3DCGアニメーター、インテリア、コーディネーター・デザイナー、庭師・ガーデンデザイナー、スタイリスト

インフルエンサー
YouTuber、Vtuber、インスタグラマー、TikToker、Twitter・ツイッタラー、ブロガー、ライバー

Web制作
プログラマ(Web)、HTMLコーダー・マークアップエンジニア、UI・UXデザイナー、Flashデザイナー

ITエンジニア
システムエンジニア(SE)、プログラマ(PG)、プログラマ(スマートフォン)、iOSアプリエンジニア、Androidアプリエンジニア、AIエンジニア、機械学習エンジニア、ITコンサルタント、セキュリティエンジニア、ネットワークエンジニア、サーバーエンジニア・インフラエンジニア、データベースエンジニア、デスクトップアプリ・業務アプリ開発者、テスター、プロジェクトマネージャー(PM)

ビジネス系
コンサルタント(企画・コンサルティング)、ビジネスコンサルタント・経営コンサルタント、M&Aアドバイザリー、ECコンサルタント、IT営業、Webディレクター・Webプロデューサー、SEM・SEOコンサルタント、Webアナリスト、データサイエンティスト、マーチャンダイザー、リサーチャー、マーケティングプランナー、会計・財務担当、経理担当、PR・広報、サポート、キャリアコンサルタント

事務作業系
事務(一般事務・営業事務)、医療事務、法務、人事・総務、秘書・アシスタント

講師業
ビジネススキル・マナー講師、パソコン講師、勉強・学問講師、英語講師、翻訳家、通訳者、キーパンチャー、デザイン講師、イラスト・漫画講師、3D-CG講師、占い師、恋愛アドバイザー、婚活アドバイザー、スポーツ・ダンス講師

金融系
ファイナンシャルプランナー、証券アナリスト、エコノミスト、投資家

など、勤め先に属していなくても個人でできる仕事はたくさんあるんです。そのため、これらの中で在宅でもできる仕事を探して目指していけば、将来的に在宅ワークを叶えることができます。

このような業務委託の仕事を探すための専用の求人サイトもあるので、業務委託の仕事を始めたい場合はクラウドソーシングサイト等で仕事を検索してみてください。(探し方のコツはまた別の記事で詳しくお伝えしますね。)

ちなみに報酬面では、一般的に成果物や役務の提供に対して支払われるため、時給制ではなく固定報酬や成果報酬といった形態が多くなります。

そのため、効率よく仕事をこなすことで、雇用関係の仕事よりも高い報酬を得られる可能性もあります。

業務委託は、自分の専門性を活かしつつ柔軟な働き方を実現できる選択肢として、在宅ワーカーでも選んでいる方は多いです。

個人事業で何か仕事をしてみようと考えたのであれば、まずは業務委託の仕事を探してみるのもオススメです。

3.自分のサービスや商品を提供する

個人で事業を行う働き方(事業所得)には、自分のサービスや商品を提供する方法もあります。つまり、自分でビジネスをするということですね。

これは「個人向け」の商品・サービス提供だけではなく、「企業や事業者向け」のものも含めて考えます。

自分のビジネスを安定させていくためには、努力や成長の積み重ねと事業計画が不可欠になってきます。

なぜなら商品やサービスの提供だけでなく、マーケティング、顧客対応など、自分でやらなければならない業務が多いので、多様なスキルを磨いていかなければ長期的なビジネスの成功はないからです。

自分の商品やサービスを売るためには、まずどのような商品を販売するのか、そのターゲット市場はどこなのかを明確にする必要がありますよね。

販売する商品が有形のものであれば、製造・仕入れ・在庫管理が必要ですし、デジタル商品や無形のサービスであれば、その商品をどのように見せていくのかなど、ブランディングを考えなければなりません。

さらに、顧客に自分の商品を知ってもらうために、効果的なマーケティングの戦略も必要です。

そのためにSNSの活用、ウェブサイトやブログの運営、広告出稿などをすることができますが、自分の商品の価格や特徴などによってもどのようにして集客するのがベストか変わってきます。

自分のサービスを仕事にする場合、もともと業務委託でやっていた仕事から独立するという方法もあります。まずはクライアントワークから始めて、ゆくゆくは経験を積みながら専門性を高めて独立しても良いですよね!

私自身もそうでしたが、自分の商品を作ったりサービス設計をしたり、自分でビジネスをやっていこうとするなら、自己流には限界がありました。

今も自分に必要だと思うノウハウやスキルを学ぶための自己投資を続けていますし、そうやって学びながらサポートを受けてやっていったほうが安心感があるし自分自身の成長も感じられると思います。

おすすめできない在宅ワーク

在宅ワークを目指す方にとって、一人ひとり理想の働き方って違いますよね。

そのため、基本的には自分のやりたい仕事内容や収入の目標金額を叶えられる働き方を目指すのがいいとは思いますが、中にはあまりオススメできないものもあります。

あまりに時給単価が安いもの

昔からある内職は、自宅で行える比較的簡単な作業ですよね。例えば、アクセサリーのパーツ組み立て、衣類のボタン付けや刺繍、おもちゃの部品組立てなどがあります。

これらの作業は、手先の器用さと根気強さが求められますが、特別なスキルがなくても始められます。

そのため在宅ワーカー初心者さんが在宅で仕事を始めたい時に検討するものに上がりやすいのですが、報酬面では一般的に低めに設定されていることが多いのが現状です。

パーツ組み立て1つにつき数円などの単価であることが多いですし、もちろん何もやらないよりはいいとしても、自分の時間を安く切り売りする働き方になってしまいます。

時給単価が低く生活の主な収入源にもなりにくいため、在宅ワークで生計を立てたいと思うのであればあまりおすすめできません。

ラクして稼げるなどの謳い文句で誘われるもの

在宅ワークを始めたいと思っている方からもよく「怪しい副業勧誘の見分け方はありますか?」と聞かれることがあるのですが、私はまずこの3つの言葉が出てきたら注意してほしいと思っています。

それは、「ラクに稼げる」「すぐに稼げる」「簡単に稼げる」の謳い文句です。

正直言って在宅ワークで安定的な収入が得られるようになるまでの道のりは、ラクでもすぐでも簡単でもありません。

うまくいったりいかなかったりすることを繰り返して、自分が成長し続けた先に到達できるものだと感じています。

そのため、うまい話には裏があると思ったほうがいいですし、自分にもラクに在宅ワークを叶えられるかも!?と思わされるような甘い話には本当に注意してほしいです。

こんな勧誘には注意!

あなたもインスタのアカウントをお持ちであれば、怪しい副業勧誘のDMなどを受け取った経験があるのではないでしょうか?

そんなDMや勧誘を見た時に、なんとなく怪しいと思うのであれば、その直感は大切にしてほしいです。

私も「在宅でスマホだけで日給1万円!」のような謳い文句を見ることがありますが、その仕組みを考えた時におかしいと思ってしまいます。

何があるから末端の私にその金額が払えるのかよく分かりませんし、その資金源は何なのでしょうか…
そうやって深掘って見ていくと、詐欺的なスキームになっていたりするケースなどがあるように思います。

また、日本語の言い回しが不自然なものには、絶対に反応してはいけません!

真っ当な在宅ワークは、一般的な仕事と同じで苦労があるものです。ただ働く場所が家というだけです。決してラクして稼げるのが在宅ワークではありませんので、甘い話には注意です。

あなたはどんな働き方が理想ですか?

私がこの数ヶ月、在宅ワークを始めたいとおっしゃる方々と話していて、ひとつ気づいたことがあるんです。

それは、在宅ワークを叶えるためには「自分の商品やサービスを持たなければならない」「SNS発信をしなければならない」と思っている方が多いということです。

しかし、ここまで読んでくれた方なら分かると思いますが、「自分の商品やサービスを提供する」というのはあくまで在宅ワークで目指してもいい働き方のひとつでしかありませんし、もっと言えばSNS発信もインフルエンサーになりたい場合を除いては「集客手段」にしかすぎません。

そのため、在宅ワークを始める時に最も大切なことは「自分が理想とする在宅ワークが何なのか明確にイメージをする」ということです。

具体的に考えるために、次の質問に答えてみてほしいです。

・そもそもなぜ在宅ワークがしたいのか?
・在宅ワークの理想の仕事内容は?
・活かしたいスキルは?
・自分の商品を作りたいのか?
・それはどんな商品やサービス?
・理想の契約形態は、雇用契約か業務委託か?
・仕事とプライベートのバランスは?
・理想の働き方と稼働時間は?
・目標の収入や売り上げは?
・最終的に在宅ワークをしてどうなりたいのか?

このような内容が明確にイメージできると、どこに向かって進むべきかの道が見えてきますし、戦略を立てたりノウハウを探したりして理想に向かって動いていくことができます。

もしこれらの質問に対して「分からない」が多いなら、それにまずは答えを出さなければいけません。

答えを出すためには、自己分析をしたり誰かと一緒に対話することで掘り下げて考えて整理していくのがオススメです。

そして理想の働き方が分かったら、あとは「完璧主義」を捨てて「改善主義」で歩みを進めていきましょう!

それでは!今回はこのへんで。最後まで読んでくださりありがとうございました。

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