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Java SE 11 Programmer I 合格体験記

始めに

こんにちは!
ベトナム出身の新卒社員です。2024年9月21日にJava SE 11 Programmer I 試験に合格できました。

自己紹介・IT業界で始めるきっかけ

学生時代にマルチメディア系の大学で3DCG、デザインを専攻して学んできました。私はゲームのCGやアニメーションの知識以外にも、少しプログラミングも学びたいと思っていました。というのも、1人でゲームのグラフィックからプログラミングまで全ての工程をこなせたら、とてもかっこいいかなと思っていたからです。それが、私のIT業界への最初の一歩です。

しかし、独学を始めた時、何から学べばよいのか分からなかったので、まずはWeb技術を選びました。なぜなら、ITの他の分野に比べて、Web技術へアプローチしやすく、学びやすいと感じたからです。

入社前、独学で6か月間、HTML/CSS/JS、Java、MySQL、Springを学んでいました。だから、ITに全く知識がないとは言えませんが、基本的にはデザイナーだったので、私の合格までの体験記がIT初心者の方に少しでも役立てばと思っています。

合格までの過程

Java Silver資格の目的を理解しましょう

約6か月の独学(HTML/CSS/JSに2か月、MySQLに1か月、JavaとSpringに3か月)のおかげで、研修の期間はそこまで難しく感じませんでした。しかし、Java Silverの知識は別の話です。業務ではあり得ないコードですが、試験で問われることがあります。目的は、Javaの理解度を評価するためです。

研修期間での勉強は、実務には役に立ちましたが、Javaの試験にはそれほど役立たなかったので、試験に合格するための勉強が必要だと思います。

勉強を始める前に計画は大事!!

私の戦略は、2つの段階を分けることです。

  • まず全体的な知識を把握する

  • その後、具体的な部分を把握するために問題を解く

最初に「紫本」で学び始めました。この本は、内容を章ごとに区切り、各章の後に演習問題が付いています。最後の章は模擬試験です。全体的な知識を把握した後、「黒本」に移りました。「黒本」は、「紫本」と逆に演習問題は先、各章の後に演習問題の詳細解説で構成されています。

※すぐ最初に「黒本」を勉強すると初心者の方にとっては難しく感じるかもしれません。

「黒本」の問題を解く時に、興味深い問題があれば、ノートに書き留めたり、場合によっては実際にコードを書いて動作を確認したりしました。こうすると自分の学習のアウトプットとして非常に効果的で、記憶に定着しやすいです。

目標設定

1回目の模擬試験の場合:70%以上を目指し、
2回目の模擬試験の場合:最低80%、理想では90%以上を目標にしました。

最終的に「黒本」に集中して解いていきました。理由は、本番の試験でこの本からの問題が出題されることがあるからです。
ただし、答えを丸暗記するのではなく、問題の本質や解き方を理解することが大切です。もし本番の試験では問題の内容が似ていても、データ・コード等が少し変更された時に、それも対応できるようにするためです。

結果

私は「黒本」の試験①で63%、試験②で68%を達成しましたが、上記の目標の70%にはまだ達していませんでした。
そこで、試験①を2回目で、88%を達成しました。また、「紫本」の試験①では73%を達成し、目標を達成しました。

模擬試験で目標を超える点数を取得できたおかげで、本番の試験で自信を持つようになりました。
(ちなみに試験会場で、隣の方のキーボード打鍵音が凄くうるさかったです。もし、精神的にしっかり準備していなかったら集中できなかったかもしれません。)😂

学習時間

「紫本」で知識をインプットする段階では、通勤時間や、何かを待っている時間(ごはんが出来上がるまでの時間など)を利用して勉強しました。
週末にときどき、気分転換としてスタバで勉強することもありました。
2024年4月から初めて、2024年8月までに、「紫本」の勉強時間を合計すると大体30時間がかかりました。
※別の試験である日本語能力試験N1の勉強を並行していたため、「紫本」の勉強期間は約4ヶ月かかりました。😂

「黒本」の問題を解く段階では、週末に問題解きから自己採点まで、大体3~4時間をかけました。
間違った問題や曖昧な問題はブックマークに書き留め、通勤電車の中でマークされた問題を見返していました。
「黒本」の2回目の試験や、「紫本」の試験でも同じ進め方で繰り返しました。
2024年8月から試験日の前日まで行って、「黒本」の勉強時間を合計すると大体20時間がかかりました。

おすすめ

  • コードを実際に書いて動作を確認し、分析することが理解を深め、記憶にも定着しやすくなります。

  • 間違った問題や不明点を理解した上で、次の問題に進むことです。徐々に点数を上げることができます。

  • 問題が曖昧だと思ったのに、正しく選択したのは本当に理解しているのか見直す必要があると思います。

結論

私は元々プログラミング専攻ではなかったですが、効果的な学習方法のおかげで、必要な資格を取得し、しっかりと知識を得ることができました。
以下は自分の学習法のメリット/デメリットを述べます:

  • 学習法のメリット: 知識が深まり、試験にも実務にも役立ちます。

  • 学習法のデメリット: 知識をインプットする段階が必要なため、時間がかかります。
    このデメリット(時間)を克服するには、個々の取り組み次第だと思います。私はタイムマネジメントに自信を持っていないため、「紫本」を早めに学習し始めました。

''最後は、しっかりとした準備が良い結果をもたらすと信じています。''


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