SHADOWTIMES 2013/10/17 Vol.47
Post.23
「砂漠のクロスロード」 勝又公仁彦
日本人の皆さんはご自分をモンゴロイドだと認識しておられるかもしれない。そして同じモンゴロイドとして東アジアやモンゴルやシベリアや南北アメリカの原住民などの人たちを人種的な同族と捉えているかもしれない。モンゴロイドの特徴としては俗に蒙古斑をもつということが挙げられ、子供のころにあった記憶がある方もいるだろう。
しかし、現代では「モンゴロイド」という言葉の使用が禁じられている学会もある。それはそもそもヨーロッパ人による差別から発生した言葉で、現在の科学ではそのような人種の分類が適切でないことが証明されている。そもそも人種という概念そのものが生物学的には有効ではないそうだ。
ゲノム解析によると、我々日本人と朝鮮人や漢民族の中国人台湾人などが遺伝子レベルでほぼ違いがないのに対して、その東アジアのグループとモンゴル人の遺伝子というのはかなり離れた位置にある。
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