2023/7/15 フィンランド・グラスアート@東京都庭園美術館
近場で掲示されていたポスターを見て乗り込む。
昼下りともありいつもよりは来訪者が多くて歩きにくい感はあった。
写真撮影OKともあり、周りにつられてパシャパシャやったけど、ちゃんと観られた気がしないのはいささかもったいなかったか。
北欧だからか、技術的な問題なのかは不明だが厚手のガラスでできていて、その中に細かい装飾があるものには目を惹かれた。
時代を経て釉薬(と言っていいのか)で着色されたものやより複雑な造形の作品が増えてくる。
北欧のガラス製品や陶磁器は厚手で重く、シンプルな造形が多くてイッタラとかマリメッコとかはあまり興味がない。それは寒い冬が長く続くからというのもあるかもしれない。
どちらかと言うと薄くて軽く美しいフォルムのものの方が好みである。ベネチアでもそういうフルートグラスを買ってきたし、うすはりグラスとか思わず触ってしまう。
そんなわけで今回の展示も正直なところ好みのものは少なかったが、現代の展示になるにつれ楽しむことができた。どちらかというと現代作品が全般的に苦手な私には珍しいことだ。
そして、旧朝香宮邸である建屋というか内装も好き。また、ここで気になる展覧会があれば行きたいと思う。