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ガールズバンドクライ視聴感想〜伝説の目撃者に僕はなりたい〜

「怒りも、喜びも、哀しさも全部ぶち込め。」

最強で最高なロックンロールなアニメをありがとうございました。
と、いうことで今回はガールズバンドクライの感想について語っていこうと思います。

トゲナシトゲアリとの出会い

ちょうど1年前、Twitterのオススメに出た「名もなき何もかも」

おー、結構いいなこのバンドもののプロジェクト。でもどうせそんな伸びないんだろうな…
当時の僕は甘かった。
そしてこの3ヶ月後、僕はこの曲に驚愕した。

もう、イントロで引かれた。聞いてて物凄く気持ち良かった。超王道で勝負してる感じがすごく好きだった。ここから僕は「このグループいいな」から「このコンテンツを激推しする」に変わった。

ここからは毎月アップされる新曲が楽しみで仕方なかった。

そして、さらに驚愕した。声優がこれを演奏する。

「は?」

いやいやいや、さすがにこのバンドの曲レベル高すぎでしょ
→でもこれガチで演奏してるんだったらやばくね?

そして1stライブに申し込むことに決めた。
その時の映像(撮影ok)がこちら

いや、やばいって!
ラスサビ前のキーボードカッコよすぎだって…
僕はこのライブで完全にこのコンテンツの虜になった

そして4月クールのアニメ
ユーフォ、このすば、他にも強すぎるアニメがたくさんあるこのクールで埋もれるんだろうな…
と当時は思っていた

アニメ視聴感想

「17歳、3月私は東京に来た」

主人公「井芹仁菜」は高校を中退して上京した。
「高校中退」この言葉に目を疑った。
これまでのけいおん、バンドリ、ぼざろ等のバンドアニメは思いは違えど「学生×友情」というテーマだった。
ただ、このガールズバンドクライはそのレールから外れていたと感じる。

仁菜は上京に背中を押してくれたグループの元ボーカル桃香と出会うところから物語が動き出す。

路上ライブ後、桃香からさっきのライブで音楽人生を終える伝えられる。

事情を聞かされ一度はしょうがないと思った仁菜だが、どうしても音楽を続けて欲しく路上ライブをジャックし「一緒に中指をた出てください」と叫ぶ

その後ジャックしたライブとのセッションで桃香が元々いたバンドにあげた曲をカバー

1話の空の箱には物凄く震えた。
伝えたいものを音楽で伝える、音楽ものならではの演出をこの1話ラストのタイミングで持ってきていたのは本当に素晴らしかった。1話からグッと自分の心を掴みに来てくれた。

井芹仁菜という人間

その後桃香は音楽をもう一度続けることを決意。
仁菜を一度はバンドに誘うもお互いの道を行くことにまとまった

安和すばるで〜す

はい、出ましたいい女〜(推し)

ってのは置いといて桃香が見つけたドラマー
そして一緒にお食事会へ
仁菜は仲良くしてくれるすばるに素直になれずに距離を取り追いかけてきた桃香に苦手かと聞かれて

「上から目線で腹が立ちます」

いや、なんだよこの女、これが本性かよwww
最高に面倒くさい性格してて面白い

ただ仁菜もそれが良くないことはわかってて心の行き場がなく叫びすばるからもらったライトを壊す。

「ばっかじゃないの!?(自問自答)」
↑それこっちのセリフwww

その後自宅に帰り、背が届かずライトもつけることが出来ず「自分は何もない」ことに気づいてしまう。
泣いているところに桃香とすばるがやってきて
「その想いを全部ぶつけろ」
溜まりに溜まったものが込み上げ号泣し、この3人でバンドが結成された。

1話で主人公気質の普通の女の子と見せかけたが井芹仁菜の本性が面白すぎて3話放映までに3回は見直した。そのくらいこの回は好きだった。
素直になれないもどかしさ、それにロックな一面がちゃんとあることを主張してくれたいい回だった。

初ライブ、それで音楽へハマる

勉強そっちのけで音楽にどっぷりハマってしまう。

そして色々とあり、すばると仲良くなる

ライブをやることにまだ少し不安で臆病で逃げて…

この面倒さがたまらん!

そして3人での初ライブ!

これを機に仁菜は音楽に、ライブにのめり込んで行く


ダイダスと過去と今

桃香はダイダスがデビューする際に事務所の方向性の違いに脱退したことが発覚

そして桃香の穴埋めとして起用されたボーカルはなんと仁菜の元友達であった


仁菜は背中を押してくれたダイダスを愛してるからこそ、桃香に対して今のダイダスについて問い詰める。

それに対して帰ってくる答えは「売れているならそれでいい、バンドなんて変化していくもの」

しかし仁菜は、「何故やめたんですか?今のダイダスは違うって言ってください!」
からの

桃香も心の中ではそう思ってたからこそ、この飲み物ぶっかけ行動

個人的に凄く大好きです。仁菜の問い詰め方も見る人に対して凄く訴えかけてくるものがありました。
間違ってるけど間違ってると言えない、否定できない、売れてるから、世間的には正しいから…
それに対して自分の心を曲げず真っ向から感情を向ける仁菜に心打たれました。

また、すばるもすばるでお婆様の期待を裏切れず自分を騙し役者を目指す振りを続けていた。
お婆様とも一悶着あったが仁菜の介入によって保留に

ただ、すばるもまだこの時は感情が固まり切っていないように見えた。それ故の行動であったのかと思う。

そんな、「不登校」、「脱退」、「嘘つき」が集まった3人の思いを全部曝け出してできた?のがこの曲!

ほんとーに大好き!
多分これまでのトゲトゲの曲の中でもぶっちぎりで好き!
ガルクラ1期の前半の節目を飾るのにふさわしい締めの言葉選びであったと思う。

また視界の隅 朽ちる音はこれまでのトゲトゲとかなり異なった曲調をしており、ライブハウスでの新たなスタートを体現した最高の曲だった。
全13話の中でこの曲が1番好きだ…

ベースとキーボードの加入

2人での活動に限界を感じていたルパと智は5話のライブをきっかけに統合を企画。
ダイダスのフォロワー2万に対してこの人たちも2万フォロワーなのやばいでしょw

条件としてプロを目指すことを提示してきた。

仁菜もダイダスに負けたくない!桃香さんの音楽は負けていないことを証明したいと思っていた。

そして仁菜は桃香に一度2人の音楽を聴いてもらうことにした。

ベースの重みとキーボードの深みが入って音楽としての厚みがグンとましたのが1発で伝わってきた。

まずはフェスへの出場を直近の目標とした。
そして桃香はここで音楽を続けるか、逃げて辞めるかの究極の2択を彼女達の将来図を聞かされて真剣に選択する時が来てしまう。

続けたいという本心はある。しかし、1度目は運でも2回目の失敗は実力。それを突きつけられるのが怖く、失敗を恐れ辞めることを決意して恩人主催ライブで最後を飾ることを決意。

将来への選択

それぞれの過去が徐々に明らかになっていく
智は親が信用できず、ルパは親が亡くなっていることが判明。
仁菜は姉が川崎まで押し掛け、父と一度話をすることを持ちかけられる。
仁菜はこの時点で将来プロを本気で意識し始めていた。

仁菜はライブのリハで桃香の恩人のミネさんに出会う。

プロとしての音楽の魅せ方が本当に美味すぎる!
たったワンフレーズなのに音楽で語ってるのがカッコ良すぎた

そして桃香の出した答えは
「辞めるよ、このバンドは。明日の本番で終わりだ、それでいい」

仁菜たちはミネさんに聞く。
「音楽を止めようとしたことがあるか?続けるのは怖くないのか?」
そして答える
「結論が出るのが怖い。音楽が本当に好きだから」
「趣味でやるのが賢いやり方、ただステージは言いたいことを言える場所、いくら怖くても仕方ない」

ロックだ…

そして中途半端だった仁菜は結論を出す。

そしてライブ。バンド名は唐突にたまたまいた客の服から「トゲナシトゲアリ」に決定。
客「私の着てきた服だー!そんな偶然もあるんだね」
なんだよその服www

そして始まりを告げる
トゲトゲとしてガルクラプロジェクトのしての曲
「名もなき何もかも」

ここでこの曲が来てプロジェクト初期から追ってきた僕は本気で涙してしまった。そう、ガールズバンドクライプロジェクトはこの曲と共に始動したのである。
歌詞もこの回とも完全にマッチしていてより理解が深まった。
トゲトゲは言いたいことを、やりたい音楽を貫くそんな意思が感じ取れた。

そしてライブの終わり、予備校を辞めることを宣言した。

いやー、7話本当にロックすぎるこの回好きすぎて5回くらい見てました。
この回でこのアニメが本気で神になることを知らしめられました。正直アニメ前はすごく不安でした。たしかに1stライブは凄かった。ただそれとアニメは別だし仲良しごっこを見せられるのかと、それならぼざろの方には勝てない。
しかしこの回で「ガルクラは凄い、他のどんなアニメにも負けてない。信念を貫く姿をお前らに見せてやる!」って執念を見せられた気がします。
ロックでかっこいい生き様に僕は惹かれました。

桃香の決意

8話は過去の回想からスタート
「逃げ道があるほど前に進む気持ちは失われる。難しいからこそ退路を断たないとダメなんだ。」

事務所が提示しダイダスが選んだ答えは
「旧ダイダスらしさを捨ててアイドル路線で行くことを選択」

そしてライブ後、仁菜は問う
「逃げるんですか?手を出したらいいですよそしたら軽蔑できます」

ここでのルパの「始まりですね」って台詞めちゃくちゃいい!

すばるは桃香に今のトゲトゲの実情を伝える。この前のライブがバズってフォロワーも2.7万にまでに増加してフェスにも当選。夢物語じゃないところまで来ていると

仁菜は親に通帳も返送し、家から出ることを手紙で伝える。
「難しいからこそ、退路を断つ」
昔の桃香さんを映していていいですね〜

初心者がいきなりFすんなり弾いてて僕怖くなっちゃいましたw

桃香は現実を見せるためにダイダスのライブを見せに行く。
「やりたい歌なんて悠長なことは言ってられない。生き残るには何が売れるか喜ばれるかそれを追いかけ続けるしかない」
「仁菜に同じ選択をさせたくない」
桃香は昔の仁菜に自分を重ねていた。

そして仁菜は言う。
「あなたの思い出に私を閉じ込めないでください」
いや、お前は叩くんかーいwww

「何怖がってるんですか、何ビビってるんですか!?あたしに逃げるな」
「桃香さんは何も間違ってない!」

そこに表れるダイダス
「私たち後悔してないから、間違ってなかったって言って見せるから」

ダイダスに応える仁菜
「私たちが間違ってなかったって言ってやるから」
そこに応戦する桃香に
「あんなクソみたいな演奏してよくそんな偉そうなこと言えたな、後悔してないならもっと可愛くやってみせろよ!」
「次のフェス、お前らの客奪ってやるからな」

バチバチな宣戦布告。見ている視聴者はみんなここでルパさんが憑依したんじゃないんでしょうか?
「バンド喧嘩最高ですね!」

そして事後の車内

思いを吐き切って空の箱を流して泣く2人
本当に最高すぎる!

「本当に面白い奴らだ!」

僕はこの8話がこのアニメで1番好きでした。
ぶつかり別れ重なりまたぶつかって、それぞれの思いをぶちまけ合って…これが僕の求めていたバンドアニメ、本当に熱すぎる!
これ以上語る言葉がないくらい最高の回でした!

それぞれが向きあう過去

智は過去の衝突から自分の意見を素直に言えなくなっていた。
仁菜は智にギターを見せて意見を求める。
そして過去と同じく伝える。
「そんなままごとギター、一生かかってもまともにならないわよ」

たた、仁菜は折れていなかった。
その姿が智には刺さった。同じところを見ているからこれからは言いたいことを言うことを決意した。

この回のインパクトは少ないがこれがあったからこそ、次の新曲がこのアニメ史上最強の曲になったんだとこの後気づく

そして仁菜は家族総出で探しにきてしまう。
しかし、仁菜は逃げてしまう。

そしてルパから熊本行きのチケットを渡される。
「また明日でいいや、いつでも話せると思ってた。それが最後でした。思っているより時間やきっかけはないと」

桃香からも「会えるだろ?」と挑発されて向かう。
仁菜から逃げるなと言われた桃香が今度は仁菜を焚き付ける。本当にいい展開!

そして家に帰り話し合いすれ違い学校に行くこと告げられる。

父親は当時のいじめについて学校に謝罪を求めるも責任を認めず仁菜口からは「何ですかこれ?」
父親も学校に責任を問い詰めるも
「もういい」といい学校から去る。

姉からはバンドをやる理由について問われる
「あの曲は押してくれたの、私の背中を、今の私が1番好き、これが本当の私だって」

そして姉から真実を伝えられる
「あんたは愛されてるの、ありがとう生きててくれて」

ここもう泣いた。
そしてさらに追撃。

家を出る前に父親が空の箱を聴いていた
「嫌だよね?」
「いい曲だ」

理解されていない分かり合えないと思っていた父親が誰よりも仁菜のことを理解しようとしてた。家訓まで作る父親がだ。この空の箱が流れた時本当に泣いてしまった…

「いってきます!」

そして川崎に戻る。

この1話との対比が素晴らしくいい。帰り道も再現されてて過去の今の心境の違いが描かれていて素晴らしかった。
このガルクラというアニメは見るほど凄くてこの回で行った台詞がこの回に繋がってくるのかってなる回が多くて本当にいい。
多分自分はこの短期間で3周はしてる気がします笑

空白とカタルシス

ダイダスに勝つ。この志をもとにフェスに挑む。
仁菜は1人で何とかするために新しいバイトも始める。
そしてすばるはまだ、嘘をつき続けてきていた。
すばるは他バンドを見に行くと1人で飛び立つ。

帰ってきたすばるに仁菜はお婆様にメールで打ち明けたと伝えられる
描かれていないがお婆様にこのライブを見て判断して認めて欲しかったのだろう。
「1人だけスッキリしやがって」
すばるはすばるの戦いをしていたんだと思う。

「ずっと続けようよ、このバンドを」
描かれていないため完全な妄想だが、このライブですばるの将来が掛かっていたんだと感じる

「嘘だけど!」
嘘つきなりのすばるの言葉らしくて凄く好きだった。仁菜×すばるが僕は1番好きだ…

そしてダイダスのステージが始まる

ヒナはギターを弾くようになりガチガチのロック曲を披露する。
これまではアイドルバンドとして嫌々続けてきたのはこの日のためだ、飲み込む私は正しいと音楽で告げる。

そして次はトゲトゲのターン。

リハーサルが始まる

ここのルパさんがいいー!
客を引きつけるための公開リハーサル。ここでダイダスの新曲のギターをベースでアレンジ
観客は多分ここで「何だあのバンドは!?」ってさせる演出最高すぎる。
そして最後は満面の笑み。
秘めている抗戦的な彼女をこの数フレーズで表現されているのが最高に好き!

そして始まるトゲトゲの本番

めちゃくちゃ、下手くそと言われながらもステージに立つ仁菜。

MCで喧嘩を始めトゲトゲらしいメンバー紹介をしていき

そう、すばるが初めてライブで本名を名乗った。
6話冒頭では本名はまずいからとのことで「プレア」と名乗っていたすばるがだ

このお婆様との件を視聴者にぼやかしまくってるのに想像させてくるのがこの作品の凄いところでもある。このすばるの件だけでも多分何通りもの解釈が見ている人それぞれであるのだと思う。

「諦めろ、叶うはずがない、そんなの無理。この歌で信じてない人達を信じさせてみます。間違ってないって叫んでやる」

これまでの回想を描きながらフルで描かれる。これまでの11話全てが詰まった最高の演出で今でも無限リピートする日があるくらい好き

「私、間違っていないですよね」
そこからの「空がまた暗くなる」の次回予告タイトル
これまで追い風が吹きまくってたトゲトゲがプロという現実とどう向き合うのかが楽しくなる終わり方であった。

もうこれをみた時の僕はこのアニメが本当凄すぎる、令和最強を確信していた。

現実と向き合う

フェスはマニアもうなる演奏をしたダイダスの圧勝。
「勝負はこれから」

そして始まるプロとしての日常会。
こんなに一生懸命やってるから成功すると確信している仁菜。

そしてダイダスとの対バンライブ
勝負内容はチケットの売り上げと動員人数。

どう考えても負けの出来レース。

反対メンバー手を挙げる
(抗戦的なルパ好き)

新曲に悩む桃香。生き残るために書くか自分たちの音楽を貫くか葛藤していた。

「逃げたら負けたことになる」
「怖いんだよ、また失ってしまうんじゃないかって…」
仁菜は信じ続けている。この5人で成功することを


新曲に対して中田さんは
「やりたいことがちゃんと正しく入っている。飾らずに表現できている」とも絶賛

三浦さんからは1月の頭に新曲の配信できると告げられる

そして来たる1月22日

1月の頭じゃない…?

仁菜は神頼みをしながら再生数を確認する

衝撃の数字だった。これまで信じ続けて全て成功してきた仁菜の絶望的な瞬間であったと思う。

完璧な最終回への展開の仕方に本当に抜けがないと改めて感じさせられた。

ロックンロールとは?

そして迎えた最終回。
最終回を見た後に反応を見るとOP映像が微妙に差し代わっていることに気付かされる。

「検索はされているのに曲は再生されていない。」
これはプロモーションは上手く行ってるのに曲に問題があることを間接的に伝えられた。

みんながいいものが言ったものが売れる。

これを見た時古参ファンは多分それを痛感しながらこの回を見てきたと思う。
実際、「爆ぜて咲く」はアニメ化前に1000万回再生されていた。

アニメ化も1ヶ月後に決まってたしこのことから僕もキャパ1000はライブ当たらないだろうな…と思いながら応募した。

結果、ライブ自体はかなり良かった。それは見てきた人たちのほとんどがそう思えていたと思う。しかし現実は1000万再生されようが満員ではなかった。スペースもまぁまぁ余裕があったようにも感じた。
プロモーションは上手く行っている。しかし人はみんながいいと言ってるものをみる。

実際僕もたくさんの人にこの春アニメ見ようと言ってきたが実際に1話から見てくれた人は少なかった。

こんな思いが詰め込まれてすごく分かってしまった。

そして話はヒナが仁菜に接触してくる。
三浦さんは頭を下げてダイダスに両日出てもらえないか提案してきたことを告げられる。

「全部曝け出して生きてやるんでしょ?」

本当にいいキャラだ…
最後に知らないキャラ持ってくるなって予告で思ってたけどめちゃくちゃいいキャラすぎて手のひらひっくり返った。
仁菜らしくあって欲しい、彼女なりの想いが伝わって良かった。

そして三浦さんからはダイダスが両日出て欲しいと嘘をつかれる
生き残るための音楽をするか、自分たちを貫くか
究極の2択を迫られる。

仁菜は叫ぶ。

もう一度挑戦したのは自分たちの音楽をするため貫くためだと

いや、めっちゃギター上手くなってるやん
短期間での成長度やばすぎるってマジでwってなってました

自分の信じてきた音楽を曲げられるのが嫌でやめたダイダスに成り下がろうとしていた。それを仁菜の熱いギターが目を覚まさせてくれた!ここのハッとした桃香さんにはそんな気持ちが読み取れた。

僕の心の中のルパさんも「私こういうの好きです」って言ってました笑

そしてトゲトゲは事務所を退所することを表明。

いや、早すぎwwwww

ただこれはトゲトゲらしくて詰まってて普通のアニメなら納得いかなかった思いますがガルクラだからこそ納得できた。そんなシーンだと思う。

そして始まるワンマンライブ

桃香が前日のダイダスの反応を読み上げる。
「うっせーな、数字じゃねえんだよ曲は、まだ途中なのに決めつけてるんじゃねぇよ」

そそそ、これだよこれ!

本当にいいものというものは理解者にのみ伝わる。
古参ぶってて気持ち悪いかもしれないが僕は彼女たちの音楽がいいと思ったからここまで聞き続けてきたし、期待されていない中アニメも見た。正直怖かった。曲はいいのに中身は…なアニメは五万もある。しかもこの春クールはユーフォやこのすばをはじめとしたビッグタイトルの中で普通に考えたら勝負にならない。そう思っていた。でも名もなきを聞いて、爆ぜて咲くで確信に変わった自分の目を信じたい。
この想いこそが彼女らとここまでついてきた視聴者、ファンとすごくリンクしてて始まりを大切にしていてすごく良かった。

そしてライブで仁菜は告げる
「始まりの目撃者になって下さい」と

これは、1stの前に行われた無銭練習ライブで放たれた言葉だった。
ど平日なこともあり僕は仕事で行けませんでしたが…
ただネットで流れてきたライブの様子を見て本気で行きたいとなり1stは何が何でも行くことを決意。実際土曜出社もあり得そうだったが何が何でも行きたいため頑張ってそうならないようにしたのは今でも覚えている。
自分語りうるさいですね笑

曲の感想は本当に素晴らしかった。最後を締める感じの曲調だった。これでとこれからを告げる音楽だったと思う。

ただ一つだけ文句を言わせて欲しい
「え?これで終わりなの」
「いや、笑顔で終わるな」

欲を言うとやれることはやった、やり切った感を出してこれから頑張る感を出してほしかった。
少なくともダイダスに負けて笑顔で終わるのはなぁ…

EDがエピローグなこともいいんだけど伝わりにくいのがうーんって感じ。

まぁ正直この作品は11話でも述べたが解釈次第でいくらでも考え方を自由にできる自由度の高い作品だと思うため、これを否定するつもりはない。ただ、ちょっと物足りなさを感じたなってのが正直な感想でした。

全体を通して、そしてこれから

ここまで書いてきた文字8500超えらしい。やばいですね!
ということでここまで見てくださりありがとうございます。
最後にやや心残りはあるものの、令和で最高で最強をしめしてくれたアニメだったと思います!
このアニメを見てガルクラ、トゲトゲに対してさらに理解が深まりより愛していきたいと思える作品になりました。

ひとまずは直近の2nd。当たるといいなと思いながら全巻予約しました!

マジでBD全巻買ったのは初めての作品だと思います。ライブの申し込み抜きにしても本当に良かったので購入していたと思います。
1.2万枚売り上げていることから厳しそうな予感はしているのでどこか行ければいいかなと思ってます。

そして衝撃のMyGO!!!!とのコラボ

どちらも初期から推してきたこともあり絶対見に行きたいのでこれだけは何が何でも積んでいってやりたいと思います!

「伝説の目撃者に僕はなりたい!」

それではここまで読んで下さりありがとうございました!

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