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お前がお前自身を否定してどうする

臭い。
消臭剤が、臭い。

玄関に置いておく消臭剤を変えました。
今まで無臭のものを使っていたんですが、「せっけんの香り」という文字につられて、匂い付きのものに変えたんです。

これが臭い。いや、確かに石鹸の香りではありますが、度を越している。これは"臭い"の域だ。

そもそも臭いを消すためのものに香りをつけること自体、矛盾しているのではないのか?
科学的なことは全く分かりませんが、臭い・匂い・香り…嗅覚に訴えてくるものはすべて同じなのではないのか?
これでは「私は消臭できません」と自白しているも同然ではないのか─…

何やら世の中が信じられなくなってきました。
とりあえずもう一つ消臭剤を買って、隣に置いておくことにします。自戒の意味も込めて。

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