きっかけ
皆さま、本日もお疲れ様でした。
年の瀬になりますが、私がナイトワークを始めたきっかけをお話していこうと思います。
当時中学2年生の私は、髪を染め化粧をし、学校には行かず同じような友達と都内某所で集まって毎日遊び続けていました。
ある日、駅前で遊んでいるとキャバクラの黒服さんに声をかけられました。
「君たち毎日いるけど、暇ならうちの店で働かない?」
※キャバクラを含むナイトワーク全般は通常18歳以上(20歳以上もあり)でしか働いてはいけないという法律があります。
毎日遊び歩く中学生には自分でお金を稼げるというのが魅力的な話であったわけで
その日のうちに体験入店をさせていただくことになりました。
※体験入店とは1日(3日間など店舗により異なる)そのお店で働き、雰囲気などを確認できるシステム。女の子もお店のシステムや客層、客入り。ほかのキャストの様子などを確認することができるが、同時にお店側もその女の子を見極めることができる。
体験入店ではドレスやヒール、ライターやポーチなど、お仕事に必要なグッズはすべてお店で用意してくれることがほとんどなので、本当にその日から何も持たずに働きはじめることが可能です。
※今後も長く働くならいつまでもお店のものを借りるのではなく、自分ですべて揃えたほうが良いですよ。
お店にはいりドレスに着替えて必要なセットを渡されたら、お店に待機している美容師さんにヘアメイクをしてもらいます。
※自身でセットするお店やセットサロンにと提携しているお店もあります。
当時は筋盛りなどが流行っていたため、巻きおろしの筋盛りでテンションがとてもあがったのを覚えています。
そうしてヘアメイクが終わり見た目だけキャバ嬢が完成したら、ついに接客!!
とはならず、まずは面接とお酒作りなどのレクチャーを受けます。
※別記事で詳しく書こうと思ってます!
ひととおりの説明を受けたあと、待機席と呼ばれる入口付近のソファに座りお客様が入店されるのをひたすら待ちます。
売れっ子はひっきりなしにお客様が来店されるので、待機席に座っていることはほぼないです。
はじめてのナイトワーク、体験入店はとてもやさしく紳士な6組のお客様を接客し、当時の私には驚くほどの大金をいただいて終了しました。
営業終了後に黒服さんから改めてここで働かないかと聞かれた私と友達は、大金を手にしたこともあり、即答で入店を決めました。
この時に声をかけてくれた黒服さんとは20年経った今でも交流があるし、私の夜職人生のほとんどに彼が関わっています(笑)
ノリではじめたナイトワークをその先18年も続けるとは、この時の私は思ってもいなかったです。
詳しく書くと長くなってしまいそうなので、この記事はこのへんで終わりにします。
夜職に偏見のあるかたもたくさんいるとは思いますし、大々的に誇れる職業ではないですが、いいところも悪いところも発信できていけたらいいなと思うので、これからも私の体験談を更新していきます。
少しでも興味があるかたはぜひ読んでいってください。