芸大生

デザイナー初心者が芸大生とタックを組んだ

こんばんは!今日はせぇが担当します🐶

 今日は、私が今回ハッカソンにデザイナー初心者として参加し、芸大生のみと氏とタックを組んで感じたことを紹介していきます。
 デザイナー向けというよりは、初めてデザイン初心者向けの内容になるよ思います。デザイナーと初心者との間にある、気づくのが難しい認識の違いなどを紹介していきます。

ハッカソン前の技術力

 ハッカソン前の私の技術力をはじめに紹介させていただきます。一言でいうち当時の私は「イラレを少し触ったことのある大学生」でした。

・イラレで画像を作ったことがある程度
・UI/UXのデザインはもちろん初めて
・ハッカソンも初めて


ハッカソンでの評価

 そんな私と芸大生が作ったハッカソン当時のデザインがこちら!

スクリーンショット 2019-12-07 15.35.46


 HappyHacking賞をいただいた際には
「ARを使い、シャボン玉を飛ばすという馴染みのない動作が多いアプリですが、一目でわかる操作方法のおかげで手軽に新しい技術に触れることができる」と評価していただきました。

 私が担当したのは大きく3つ。

1 背景のグラデーションの作成
2 アイコン、ボタンの作成
3 ボタンの配置

この3つを相棒の芸大生とともに作り上げました。

本題。この開発で感じたこと

1 書き出しでデザインが全て変わってしまう。
 デザインを完成させパーツを書き出す際、余白を作って書き出しを行なっていました。イラレ上で見ると、パーツの一回り大きいアートボードを作成していたためすごく綺麗に見えます。
 しかし、今回のようにUnity上で配置すると、その余白のせいで微調整をしなくてはならなくなってしまいました。当初の私はエンジニア側の作業内容を把握できておらず、このような問題が起きてしまいました。
 素材を作ること、デザインを作ることだけがデザイナーの仕事ではない。最終的なプロダクトのデザインまで保証できる仕事をするのが、デザイナーには必要なのだと感じました。

2 UIの一体感はどうやって出すの
 デザインを考えるために、最初に既存のアプリのUIを研究しました。その際、私は好きなUIを真似することしか考えていませんでした。本当に必要なのはどうしてそのUIがいいと思えるのか、どんな共通点があるのかを探すこと。ただ真似をするだけでは、寄せ集めになってしまい新しい世界観を作ることはできません。
 今回であれば、全ての素材の角を丸くすることで、テーマであるシャボン玉のふわふわとした世界を表現しています。

3 アイコンはちっちゃくていい!
 アプリを作る際、アイコンは思ってるよりずっと小さくていい!
当初私は完成版の4倍近い大きさで素材を作成していました。スマホはスクリーンが小さい分、見えないのではないかと大きくしてしまいがちでした。
 スマホは見る際、視界のほとんどを画面がしめるため思っているよりもずっと小さい大きさで構わないのだと学びました。

4 デザインは勉強すればずっと良くなる
 
どこかでデザインは天性の才能だと思っていました。しかし、デザイン1つ1つに理由があり、その法則を学ぶことで「綺麗なデザイン」ができると知りました。芸術は難しいかもしれませんが、整列させたり、大きさを揃えるだけでも、綺麗なデザインを作ることができます。
 この部分に関しては、正直ハッカソンという短い時間では習得することが難しく、当日に間に合わせることはできませんでした。随時更新し、リリースまでには綺麗なデザインになっている予定です!

タックを組んでみて

 今回は、デザイン初心者が初めて本気でデザインに向き合って感じたことについて書きました。正直、今考え直すとなんでそんなことも知らないんだと言いたくなることばかりです。
 でも、知ってもらいたいのは初心者にとってはそんなことも知らないということです。当たり前だろうと思っていることも知らない人にとっては、考えもしない事実だったりします。


 今回、デザインなどについて大学で勉強している芸大生とデザインを作ってみて、「考えもしなかったことも考える」ことの大切さを知りました。知らなかったで済ませるのではなく、知ろうと努力することが全てにおいて大切だと再確認しました。

 今後、デザインや他の自分が今まで触れてこなかった分野に触れる際は、考えもしないことを考えてみてはいかがでしょうか。意外と思ってもいなかった落とし穴が見つかるかもしれません。

 最後まで読んでいただきありがとうございます❤️
 明日もお待ちしてます😌

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?