大滝はおおきい
東北旅2日目
山形の山寺にいくか、宮城の秋保大滝にいくか悩みながら、
朝ご飯の肉まんと玉こんにゃくを食べた。
玉こんにゃくを食べてたら、隣の老夫婦が探し物をしていて、
おじいちゃんと一緒にエコバック探しの旅をした。
朝からお手伝いができて嬉しい気分になった。
山形は予報より晴れてるけど、
山寺は山の中だし危ないと思って秋保大滝へ行くことに。
JRからの景色は真っ白な雪景色がひたすら流れてた。
ずっと見てられるくらい繊細で美しい世界だった。
途中行くはずだった山寺が雪山の頂上に見えて、
行かないことを決断した自分に拍手を送った。
バスの待ち時間にコンビニでお昼ご飯の調達、
慌てて買ったパンは宮城名物じゃなくて宮崎名物だった。
なんだい、紛らわしい、宮崎名物を宮城におかないでくれ。
秋保大滝の入り口についた頃は、雪が降っていた。
荷物をもちながら傘さして歩くの大変だなと思って、
お店の人に外の屋根の下に荷物を置いてていいか聞いたら、
おっちゃんが預かっておくよって中に置いてくれた。
人の優しさに触れると心も体も温かくなる。
日本の滝百選のひとつ、秋保大滝。
これまで見てきた滝の何倍も水量があって、迫力があった。
水が流れる音も豪快で、ずっと見てられるくらいすごかった。
次もバスに乗って仙台へ。
まずはずっと行きたかったお店に行った、
30分並んで宮城名物のずんだ餅を食べた。
んー、漬物と温かいお茶がおいしかった。
ホテルに荷物を預けて仙台城跡へ、
陽が沈んでいたから、夜景がとても綺麗だった。
ないものが名所になるってお城は不思議だ。
続いてせんだいメディアテーク、
「世界で最も美しい公共図書館ベスト25」に選ばれた建物で、
図書館好きとして、とても楽しみにしていた場所。
近代的な見た目で、内装もスタイリッシュだった。
これが世界が認める建物なのかと、じっくり眺めた。
図書館の目の前がイルミネーションをしていた。
一人で見るものではないと学んだ。
夜ご飯は隣の駅の海鮮店で仙台名物のはらこ飯。
特にお値段がしたので、味わいつくすぞという気持ちで
目を瞑って集中して食べた。贅沢な味がした。
雪がないことの嬉しさと寂しさを感じた二日目だった。