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初めましての自己紹介

おうち英語も16年目となりました。上の子は高校生、下の子は小学校中学年となり少しは自分のおうち英語も人様にお伝えできる程度の自信もついてきました。上の子が小さい頃は今ほど情報もないですし、かの有名な教材ユーザーでもなかったので(途中、中古で役立ったものもあるのでまたおいおい書きます)とにかくわからない事だらけでした。あるいはおうち英語が目に見えて結果として現れてくると『よし!もうバイリンガルだわ〜!』などと大したことも無いのに浮かれてみたり・・・。
思春期という、いも虫が蝶になるくらい完全変態を迎えるまでのサナギの時期を迎え(今も若干継続中^^;)その間のおうち英語なんておうち英語と呼べるような状態ではないけれどそれでも英語から【離れない】のはあの幼き頃からひたすら母のマンパワーで取り組んできた我が家のおうち英語の日々があったからだろう。と思う今日この頃なのです
大学受験に向けて英語が強みであることは言わずもがな。それより自分の進みたい道がぼんやりと見えてきたようなまだ苦悩してるような上の子。私は口を挟みませんがここに来ておうち英語をしてきたことが彼女の人生にかなり影響していることが見えてきました。

これからポツポツ書いていきます。基本的に自分の思うがまま好きなことを書いていくので皆さんにとって有益かどうかはわかりませんが必要な部分だけ読んでくだされば幸いです


子どもに英語を教える仕事に就く

学生時代は幼児教育/初等教育が専門です。日本で勤務している時に海外の幼児教育現場を見てみたい!と思ったのがきっかけで英語も話せないのにオーストラリアへ退職金を握りしめて飛んだのが全ての始まりです。
若さゆえの情熱と行動力は凄まじかったと思います。
現地の幼稚園で働きながらも、帰国したら自分のスキルを活かして転職しようと考えていたので英語も子どもも好きな私はオーストラリアの「児童英語講師養成」の学校に通いました。週5日制、6ヶ月間の学校だったのでかなりハードでしたがこれだけハードな学校だったからこそ帰国後すぐに現場で働けたのもあると思います。
そして帰国後、晴れて英語講師としてデビューし大手スクールに勤めたりはたまたフランチャイズに加盟したり、個人教室の運営もしつつ日々たくさんの子どもたちに囲まれ好きな仕事ができているのですが・・・

ふと思うのです。

コレ・・・
「いつまで経ってもこんな事してても子ども達、英語話されへんよね?」

おうち英語をするきっかけ

オーストラリアから日本に帰国する前にもう一つやりたいことがありました。それは【バックパッカー】でした。
沢木耕太郎の「深夜特急」を読み、そして・・・そう!大沢たかおが演じたドラマ「深夜特急」を観て、また若さゆえの情熱と行動力のみで、数年ぶりの日本帰国を見送りとりあえずシンガポールまでの片道航空券を購入。当然ながらスマホがない時代でしたがスマホでボーダレスの時代より遥かにエキサイティングな経験だったと思うので今はそんな時代に旅ができたこと大変ラッキーだったと思います。
さて、本題ですが、これまでオーストラリアという英語圏で生活していました。英語が話せるネイティブオージー達。あぁ・・私は頑張れど頑張れど、学校英語から抜け出せない日本人英語だわ〜と落ち込むことも多々。どこまで行ってもネイティブに近付けないのです。

いいなぁ〜ネイティブは勝手に英語が話せるようになって・・・

そんなことを思いつつシンガポールに降り立つとみんな英語を話す。
その後、マレーシアへ移動。
あら?ここもみんな英語使ってる??
当時のマレーシア(20年ほど前)は日本に比べるとまだまだ生活水準や教育水準も低く暮らしは決して楽な人たちばかりではなかったですが、みんな英語を話しています。

なんで?日本人は中高6年間あんなに英語バリバリ勉強しても話せないのに・・・

そんなわけでネイティブの国でもなく特殊な教育を受けてるわけでもないのに彼らが英語を話す理由を見つけるためにクラルンプールにしばらく住んでみました。
すると単純な話しでマレーシア人 中国人 インド人 3つの人種が混ざるこの国でそれぞれ母語を持っているものの共通語は英語になるため、テレビや本、店、会話全て違う言語が混ぜこぜで生まれながらにこういう環境だと自然に英語も身につくんだなぁ〜と。

つまりは「おうち英語」なんですが、、、この当時の私には結構ショッキングでまだ独身で結婚の予定も全くなかったですが・・・・

「いつか自分に子どもが生まれたら絶対こうやって育てよう!」と誓うのでした!

英語育児スタートなるか?!

それから数年・・・
第1子が誕生しました。その数年で英語講師としての腕は磨いていたものの
初めての育児スタートです。
世はまだスマホもそれほど普及しておらず私も確かカメラ付きの折りたたみ式携帯だったような・・・
SNSはFacebookで遠く離れた友人達と交流していたぐらいでしょうか?

一体、何から始めたらいいんだ・・・

とりあえず英語の絵本を買ってみました。

「THE VERY HUNGRY CATERPILLAR」※はらぺこあおむしの英語版

これを0歳児に真面目に読む私。
おうち英語をされてきてバイリンガルに育てられた方ならわかると思いますがこの時点で先行き怪しいおうち英語をしています。しかし当時はこれでいいんだと思ってました。

合ってるのかどうかもわからないSNSがない時代のおうち英語

厳密にいうと「おうち英語」という言葉やジャンルもなかったので当時はバイリンガル育児をされている先人達のブログを読むのが楽しみでした。
今のようなおうち英語の「手法」を書いてるのではなくお子さんの成長記録のような形で書かれていた方が大半で日記を読むような気持ちでとても楽しかったのを覚えています。

バイリンガルにするぞ!

この意気込みは正直・・・バリバリありました。笑
ゆる〜くなんて思っておらず「絶対に!!」ぐらい気合い入ってたまだ未熟な新米ママでした

さぁ・・ここから長いおうち英語ライフが始まります。


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