とても悲しい詩なのですが、
最愛の人への痛切な思いをつづり、
愛する人の大切さを訴える美しい詩です。
ものすごく印象に残っていたので、勉強する英語の詩の第1番目にしたいと思います。
この詩を知ったのは3月11日の地元紙に「最後だと分かっていたら」という日本語訳の詩が一面を使って掲載されていました。
「本当に家族って大切にしないといけないな。いつまでも一緒にいられる訳じゃない。今日という日を大切に仲良く生きていかなきゃな」と私も思いました。
作者のノーマ・コーネット・マレックさんは10歳の息子を水難事故で亡くしました。その息子に捧げる詩がこの"Tomorrow never comes"だそうです。
この詩は1989年に出版されましたが、9.11同時多発テロの後に米国中に広まり、世界中に知られるようになりました。
訳詩も感動的でしたが、原詩の脚韻がきれいなことに驚きました。
年のせいか最近涙腺がゆるくなっておりまして
これを音読するのは声が詰まって大変だろうなあ。
日本語訳も掲載することも出来ますが、勉強のため、自分で訳すことに挑戦したいと思います。
例によって辞書牛歩ですが、この詩だけにとらわれず、他の英語の詩も探して引用していきたいと思います。