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隠密ガンダムエアリアル:作例解説

こんにちは、しゃばろくさんです。
noteの運用がカチッと決まってないんですが、あまり深く考えずに保管庫的にやってこうかなと思っています。

プラモデルの話もしちゃうよ、ということで、Xやビルダーズノートに載せてる内容もぼちぼち載せていこうかなと…。

と、いうわけでSDW HEROESより「隠密ガンダムエアリアル」です。

復活の「輝羅鋼」やクリアパーツの質感を活かしながら、どっしり立ちやしゃばろアイなどいつもの工作で自分の描く理想のSDガンダム像に近づけております。
月刊モデルグラフィックス2024年6月号掲載の作例になります。ニン!


全身! デザインがめちゃくちゃ好きです…
ちゃんと隠密でちゃんとエアリアルで…
ニヤニヤしちゃう…

アクション!
武器がいっぱいあって楽しい!

ニン!
ニンの手首は才蔵デルタカイから拝借しています

シェルユニットと忍者マフラーを組み合わせる天才的アイデアのマフラーはこの天才的デザインを活かすべく、パーツの裏からキャンディ塗装をしております(あとで解説しようと思います)

胸飾りの部分がモデグラ掲載版からアップデートされています。ジュエルシール風にきらりと光る!

輝羅鋼はキットを活かしてるんですが、端面のクリアグリーン部にガイアノーツのスターブライトブラスを吹いているのと、全体にクリアーをかけて煌めきを増してるのがポイントです。輝羅鋼の黄色っぽい金にスターブライトブラスがバチピタでハマるのでこれだけ覚えて帰ってほしい

胸のシーサーの金から輝羅鋼のクリア+メッキ風に行ってマフラーのスモークキャンディに繋がる質感大渋滞ラインがポイントだよな…


工作編行くで!!!!!!
紙面で伝えきれなかった部分も含めてフォローじゃ!
とはいえいつものしゃばろくさんって感じなんですが順番に書いてゆきます

まずはどっしり立ち工作です!
とにかくSDガンダムはどっしり立たせたいんじゃと壊れかけのradioのように繰り返し唱えているんですが今回もやっています。どっしり立たせるだけでも縦に長い(細い)印象が薄れたりします。単純にポージングの際の取り回しも良くなるんでやったれ!

はい股間のBJ受けをこんな感じに後方+上方にひろげてくださいね。これによって足がより開くようになるのと、太ももがロールするようになるのでハの字に足を開けます。僕はリューターを使ってますがカッターとかでもよい

ハの字に開くんじゃ!

せっかく足が開いてもサイドアーマーがガンガンぶつかってしますのでサイドアーマーの接続をダブルBJ化します!
真鍮線と3mmビーズを使ってくれ!

詳細はこちら!



こんな感じで上下左右に位置を動かせるようになるので、足を開いても胴体やフロント/リアアーマーにサイドアーマーがぶつかってキレそうになるみたいなのがなくなります!


そして開脚してもバシッと接地させるべく、足首もダブルBJ化しております
こんかいはディスク状の部品のところで脛パーツを分割、分割部分を引き出し式の3mmボール関節としました。
オス側はボールデンの小、メス側は肉抜きうめで充填したエポパテ部に3mmドリルをブッ刺して受けとしてます

こんな感じじゃ…


肉抜き埋めようね…
しゃばろくさんは肉抜きは埋まってればそれで良い派です
モールド再現する自信がなくてもとにかく埋めてしまえばいいんだよ…

埋まってるだけで違うんだからサ

平手はスペドラ系列、ニン!の手は佐助/才蔵からです!
手を自作する気力のないしゃばろくさんは基本流用しようとするぞ、みんなが真似しやすいように、みたいなのもあるんだけどやる気がないのが真相です
スペドラ以外も平手はアーサーに右、シーザーに左がついてくるのでこっちもチェキ!

一部のリベットはネイルアート用のネイルブリオンを使っております…!

金色もそのまま使っている

キラリと光ってすてき…


マフラー塗装編だ!!!!!
乗り遅れるなよ!
めんどいけど簡単です(?)
まじでこれ素敵な質感になるので是非やっていただきたい

キットではダブルサイドシールを貼ってシェルユニット風の塗り分けを再現するマフラーパーツですが、パーツには裏側にしっかりと彫刻があるので、これを生かして塗装で
再現します!ニン!

まずはパーツの裏側に水性塗料のブラックを塗装します!
表側にマスキングテープを貼っているのは塗料が回り込まないようにするのと、きちんと隠蔽できているか確認するため。


キッチンマジックリンを使って水性塗料のブラックを拭き取っていきます!
黒い部分が凹モールドになっているので、墨入れを拭き取
る要領で拭いていけばよろしいどす
クリアパーツでディテールが判別しづらいので、デスクライトなどで強目に照らしてよく見て拭いてくれ…!


拭き取りが終わったら、裏面全体に上からラッカー系のクリアーレッドを吹いていきます
染料系で透明度の高いガイアノーツのクリアーレッドがおすすめ
あまり濃くなりすぎないように注意…!

そのあとラッカー系のゴールド(ガイアノーツ:スターブライトゴールド)を全体に吹き付けます。いわゆるキャンディ塗装(メタリックカラー→クリアカラー)を裏側から行うイメージで塗装手順が逆になるってワケ!

はい表から見たらこうなります
ゴールド下地→クリアレッド→ブラック塗り分け→スモーク(成形色)を逆向きにやるイメージっすね!

このままだと裏側が金色になってるので、さらに上からクリアレッドを吹いて、水性ブラックで全体塗装→マジックリンで拭き取りを行います。帰り道のイメージやね
ほんらいなら最後にスモークブラックとかを吹くべきかもですがめんどいのでやめています…!これで十分…

やったーかっこいい!
模様が彫刻になってるから赤い部分自体もモールドに合わせて変化しつつ、全体は表側のマフラーの滑らかな曲面に合わせてぬらっと光ります
これはまじで楽しい、本家シェルユニットでもやってない仕上がりになる

さいごに輝羅鋼を塗ってくね!
今回は作例ということもあり塗り直しとかはやめてなるべく「活かす」方向でやろうみたいなかんじですた


そのままだとやっぱり気になるのが端面と裏面で、フィルムが回り込んでいないので横から見ると少しクリアグリーンが目立ちます
これをなんとかする

まずは裏面にGSIクレオスMr.スーパーメタリックのスーパージュラルミンを吹き付けちゃいます。これは表側から見えるクリアグリーン部がよく光を拾うようにみたいな意図です


そのあとラッカー系のゴールド(ガイアノーツ:スターブライトブラス)を吹きつけます。スターブライトブラスは黄色みのの強いゴールドで、輝羅鋼のゴールド部分に近い色調が混色なしで出せるのでおすすめなのだ…

表側にかかってしまったシルバー/ ゴールドをラッカー系
の薄め液で拭き取ります。フィルムがわりと丈夫なので、薄め液程度では印刷がはげたりフィルムが溶けたりしないので安心(念の為あまり強い溶剤はつかわず、GSIクレオスのMr. レベリング薄め液をつかいました)

さらに表側にラッカー系のクリアをかけて全体をコートします。光沢がアップして、よりメッキ感が出るのでおすすめである
成形色ママだとクリアグリーン部の光沢感も若干弱めなので、コートすることでクリアグリーン部のクリスタル感も向上します


そのままの物(左)との比較。
端面のグリーンがなくなり一体感が出たのと、下地にシルバーを吹いたことでグリーンの発色が良くなっているのがお分かりいただけるだろうか…!
またクリアコートにより光沢度が上がっているのもお分かりいただけるだろうか…!
是非やってみていただけるだろうか…!



カラーレシピ:

白:ガイアノーツ Ex-ホワイト+純色バイオレット+純色シアン+Ex-ブラック

青:GSIクレオス ガンダムカラー MSライトブルー

赤:GSIクレオス シャインレッド+モンザレッド

金:ガイアノーツ スターブライトゴールド+純色イエロー+純色マゼンタ

グレー:GSIクレオス Mr.カラーGX グラファイトブラック

刀身:GSIクレオス Mr.メタルカラー アイアン

輝羅鋼裏面/側面;GSIクレオス スーパージュラルミン→ガイアノーツ スターブライトブラス

トップコート(金以外):ガイアノーツ Ex-フラットクリアープレミアム+Ex-クリアー


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