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カチコミ申す!!!

こんばんは。ひなねです
みなさま近頃いかがお過ごしでしょうか。
私はといえば、PCでドラムの打ち込み方なんて教わってしまったもので、新しいおもちゃを貰った子供の如く気が狂ったかのように曲を作っています。
とても楽しいです。

別にバンドがやりたいとかではなくて、歌詞を書いていると稀に「これドラム入れた方が格好よさそうやな、ほなベースも…」なんて風に発展して
その曲のベストな形として、バンドサウンドかなぁと思うことがあったのです。(実現不可能だと思ってボツった曲も多々ある)

でも私ドラムは叩けへんなぁと思っていたところにドカン。なんと最近は文明の発展によりPCでドラムを打ち込めるのです!!!!
凄いね、本当に凄い。

初めて手を出した事なので、ちょっといやかなり難しくてスムーズにはいきませんが、純粋に音楽を、音を楽しんでいます嬉しいです。

まだまだ完成していないのに、エンジニアさんに「レコーディングの時、ドラム打ち込みの場合は音作りってどうすれば…」なんて相談をしてみたり、「PV作る時は誰かにドラム叩いて貰って演奏シーンとか入れたいなぁ」なんて考えたりして、夢は広がるばかりです。はい。

今日は打ち込んだドラムを連れてスタジオに入り肉付けをします。楽しみだね

それはそうと、ついに来月は「カチコミ申す!ツアー」のファイナル京都編。
ホームのVOXhallにて、なんと鈴木実貴子ズとツーマンをさせていただきます。
「いきなり実貴子ズ?なぜ?」と思われた方ももしかしたらおられるかも。いきなりではないんですよねこれが。

実は前から実貴子ズのお二人と共演したいなってのは凄く思っていて、なんせ曲とライブがとっても好きなんです。自分のライブ前日にわざわざ観に行くくらいには、家で一人実貴子ズを聴きながら泣くくらいには好きです。
音楽やめたいって思った時も、売れてない自分の音楽に意味なんかあるんかって思った時も、ぬるいなーぬるま湯浸かってんな頑張れ自分って思った時も、沢山の自責の念を引き摺って生きてる時にはグチャグチャになった部分をあやすかのように聴いてきました。
私が音楽をこんな聴き方するのは本当にピーズと実貴子ズくらいです。凄く格好良いです。

しかしながら当の御二方との関わりはほとんどなくて、もちろん気軽にラインを送れるような仲でもないので、出演オファーをするにあたり「ライブを観に行って直接挨拶をする」というなんともアナログな方法をとりました。
交通費も手間も時間もかかるけど、わしはこれが一番早いと思っている。やっぱり人間、顔突き合わせて喋ってなんぼだ。

あらかじめ公式にメールを送っておいて、
あれは確か新曲品評会ワンマンの日だったはず。
ワンマン後ちょうお疲れの二人に厚かましくも「京都で音楽やってますひなねです、実貴子ズに出演をお願いしたいイベントがあってご挨拶に伺いました。CD良かったら聴いてください」って挨拶に行ったら
実貴子さんその場でCDのパッケージ剥いて、「帰りの車で聴きます!わざわざありがとう!」って颯爽と帰っていって
ワンマン直後よ?私やったらあんな余裕ねえよーとか思いながら背中を見た。
音楽格好良い人って人となりも格好良いよね。そういう風にできてるんやな。

そんなこんなで今回の「カチコミ申す!ツアー」への出演オファーを受けていただいて初共演が決まり浮かれている私です。

しかしまあ浮かれてばかりもいられません。たとえめちゃくちゃ尊敬するアーティストであれど、ホームのVOXhallで負ける訳にはいかんのです。耳っちいけどこちとらプライドもあるのです。未だかつてなく良いライブを更新します。
それが例えば怒りでも涙でも感動でも喜びでも、何でも良いから来てくれた人に何かを感じて貰えるライブと音楽を。

「カチコミ申す!ツアー」というだけあって、カチコミです。喧嘩ですバトルです本気のガチンコツーマンです。

音楽に勝ち負けはないけど、でもなぁなんだかなぁこの気持ちを何て言葉で表せば良いのか。
「でもそんなの音楽じゃないとも思っている」これでした。一番ストンと落ちた言葉はこれでした。

このツアー初っ端、東京編のブログにも書きましたが、音楽に勝ち負けはないと思っています。
音楽での「勝ち」ってどうなったら勝ちなんかは未だに分かりませんが、それでも勝ちにいこうと思います。

よろしくお願いします。


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