"せっかく"を手放す
こんにちは、お久しぶりです。ぴよです。
なんとこの度、Apple Storeのお正月企画?で
Mac Bookを手に入れました。
人生で2回目のPCの購入です。
1回目は大学生の時に購入しそれ以来のMy PC。
15分前に我が家へお迎えし、
「(Mac Bookで)最初に何をしようかな〜」
と考えた時に
「Noteを書こう」
と思ったので今つらつらと書き始めました。
いつもはiPadで書いていたので、キーボードの幅が広くなり、手を動かす感覚が新鮮だな〜と思いながら書いております。はい。
題名通り、最近頭に浮かんだことを
書いていこうかと思います。
”せっかくの休みだから”
”せっかくここまで来たから”
”せっかく”
って無意識についた固定概念だなあと。
最近、梅田に遊びに出かけた。数年前までは市内に住んでいたので、梅田にはよく行っていたが、引っ越してからはあまり行くことがなくなり、久しぶりの梅田だった。
「お昼ご飯に何を食べようかな〜」と考えた。
私は結構、直感派で何事も特に悩まずスパッと決めることが多い。
ただ、唯一「一つだけ」私が優柔不断になることがある。
それは「1人での外食」だ。
食べたいものを食べたらいいんだけど、その食べたいものが特に浮かんでこない。
なので、基本は一人で外食する時は
「いつもの定食屋」か「チェーンの牛丼屋」もしくは「マクドナルド」や「ミスド」「ドトール」など、安定のおいしさが保証されたものを選ぶ。
健康志向になってきて、少しずつファーストフード店を選ぶことは少なくなったが、その代わりに牛丼屋に行くことが多くなった。
その日も、「何を食べよう?」→「牛丼?」と頭に浮かんできたが、おしゃれな街梅田にはなかなか牛丼屋がない。
なんせ、そこに行くまでに大量の人たちに揉まれながら行くことになるので、それを考えると行くのが億劫になる。
そして、最近の梅田は気付けば新しい商業施設が何軒か建ち、驚くほどの飲食店が増えた。
選択肢が増えて喜ぶところなのかもしれないが、さらに私の頭を悩ませるので私は久々の都会は疲れるなと感じた。
「牛丼屋」を調べたあとは、そこが遠いことを確認して、行くのをやめ、特に検索することもなくぶらぶら歩いてみた。
そこにはたまたまお弁当やさんを発見した。
そのお弁当屋さんの前には、きっとビジネスマンたちが昼食をとる用のテーブルがいくつか設置されていた。
お弁当やさんに入って、何があるか見るが、これまた種類が多すぎて自分が何が食べたいかわからなくなる。
10分ほど店の中をぐるぐる3周くらいして、やっと手にしたのは、いつも家で作るような「蒸し鶏のチキン弁当」だった。
購入して、そこにあるレンジで温めている時までは気づかなかったが、いざ食べようと席に着いて気づく。
「あんなけ悩んで、いっつも食べてるのと一緒やん」
それが全く悪くないのだけど、あんなけ時間を費やした末に選んだものがこれかという自分の決断力の無さというか鈍さに笑えた。
でも、このチキン弁当は全く悪くないし、もちろん美味しい。
そこには勝手に私が「梅田(都会)に”せっかく”来たのだから、いつも食べないものを選ぼう」と期待をしていたからだと気づいた。
なのに、その期待から外れ、何十分と費やした末に、いつもと同じようなもの選んでいる自分になんとも言えない気持ちになったのだ。
その時私は「これから"せっかく"を手放そう」誓った。
「せっかく都会に来たから」とか「せっかく旅行に来たから」とか「せっかくここまでやったから」とか。
手放せばきっと私は無駄なストレスから解放されるんだろうなと。
その思いを忘れないように、ノートに記した。
そして私は新しいPCを手に入れ、これを書いている。
「新しくPCを手に入れたから"せっかく"なので何かしよう」
としてる自分に気づいた。
まだまだ固定概念というものを手放すのは時間がかかるようだ。