人生の幸せと旅の幸せは似ている
貧乏性だろうか、2泊3日の沖縄1人旅。
『沖縄に来たからには』的なことを
思ってしまう。無駄に過ごしたくないとか。
でもそれはシックではない。
そう思ってドライブ途中、たまたま見つけた
スタバでいつものようにアイスカフェラテを頼んでみた。
スマホと財布だけ持って店内に入ってみたけど、さすがスターバックス。
海が見える最高の景色、おしゃれな空間、
スマホを触るだけではもったいないと思い、
車に積んでいたいつものメモセットを取り出してきた。
ただただ感じることを書いていく。
地元で過ごす休日とやっていることは同じ。
旅行に来たからって観光地を回るのは
もうあまり今の私には必要ないのかもしれない。
『もったいない』よりも『いつものように』
くつろぐことが今の私には大切ではないか。
1人旅と言いながら沖縄で働いている
友人の元に泊まらせてもらっている。
昨晩、彼女といろいろ話して考えさせられた。
彼女は大学から親友で7年の仲。
『将来どうなっていきたいか』
昨年の彼女はとてもキラキラ輝いて見えていた。
『あれもやりたい』『これもやりたい』
そんな感じだったが、昨晩話した時は
特にこれからやりたいと思うことが
なくてどうしよう、そんな感じだった。
正直なところ、
そっちの方が人間らしくて私は好きだ。
常に明確にやりたいことを見つけて進んでいくと、それがなくなったとき、人は抜け殻のようになってしまうけど、それは当たり前でそう生き方をしてきたからだ。
それも悪くないが、まずは今という環境に感謝して生きることが大切なのかもしれない。
私も今でこそ、やっと新たなスタートがきれそうだけど、やりたくて、熱望して、次もまた塾講師として働くわけではない。
2ヶ月前にたまたま大学の時に働いていた塾のオーナーから声がかかって4月から働かせてもらうことにした。
10月から4ヶ月間ニートだった私からすると、
したいこととないしダラダラ生きるなら…と
選んだ妥協案のようなもんだ。
でもその選択をしてから約2ヶ月、
気づけば即引っ越しまでしてがらっと環境が変わった。
これは私にとって大きなワクワクで、
まだみたことのない景色。
海外が大好きな私は海外に行くことだけが新しい景色と思い込んでいたが、近場であろうが環境を変化させること、
小さな変化でいうと通勤ルートが変わるとか、
同じ電車でも電車の向かう方向が変わるとか
そんなことでも新鮮だ。
だから、直感を信じて行動していくことが自分を新しく更新できる唯一のツールなんだとふと感じたのであった、、、
ってこんな壮大に語るつもりはなかったんやけどw
今回の沖縄旅はノープランで飛行機だけ
ポチッと予約して荷物もたった3キロで来て、
空港でたまたまツアーバスを見つけて適当に乗ってきたけど意外と何とでもなるなと。
今までよりもしっかり取捨選択できるようになったものだ。
またおかげで、旅行は張り切らなくても手軽にできることを覚えた。
旅行ってワクワクする反面、
『あー準備しなきゃ』とか『忘れ物ないかなー』『ちゃんと目的地つくかなー』『旅程たてなきゃ』とか思うこともあって、実はストレスだったり。(それが楽しい人ももちろんいる)
だから今回,私は自分に最適な旅の仕方を発見できて嬉しい。
きっと海外旅行も解禁したらこんな感じで
身軽に海外にも行けるようになるんだろうな。
プランニングが大切な時はもちろんあるけど
旅も人生も、ざっくりなプランで
直感でいつでも柔軟に動けるように生きていくことで幸せの大きさもきっと変わるんだろう
と海の景色を見ながら感じたのでした。完。