29. パワーショベル2号機の製作(6)バケット
今回はバケットです。
旋回部分のガタが大きいためブーム上下で全体に揺れていました。
そこで旋回フランジを作り直し、スキマを小さくしてガタを無くしました。動きが固くなるので摺動部にホビー用品のタミヤ、セラグリスHGを塗布しました。
グリースを使用したのは初めてですが、動きが滑らかになりました。
ブーム、アームを前方に伸ばして倒すと自重で下がってくるのと、モーターの負荷も大きくなり動かなくなります。
そこでバランス用の引きバネを追加しました。
これで自重での落下防止と、モーターの負荷も小さくなりました。
リミットスイッチの取付と配線も行いました。
ブーム、アーム、バケットの各動作端に合計6個のリミットスイッチを取付、全てのリミットスイッチを直列に配線して電源回路に入れました。
どれかのリミットスイッチ作動で電源断になります。
復帰は各動作が手で動かせますので、手で持ってストローク中央に逃がします。
なお、私は電気に関しては全くの素人で乾電池にモーターを接続して動かす程度の知識しかありませんので、他にもっとスマートな方法があると思いますがご容赦下さい。
試運転の結果、旋回部分のガタを無くする改良をしたこともあり、気になっていたアームの振動なども少なくなり概ね良好でした。
次回は、キャビンとカバーの取付で、パワーショベル2号機は全て完成となります。
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