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28. パワーショベル2号機の製作(5)アーム

今回はブームの先に付くアームです。

アームとバケット駆動部の詳細設計


アームの3DCAD図


バケット駆動用ギヤードモーターとアーム

アームはバケット駆動部との干渉を逃がすため複雑な形状をしています。
従来は個人がホビー用の複雑な部品を作ることは不可能でした。

3Dプリンタがあるからこそ複雑な形状の部品作製が可能で、短時間で納得出来るまで何度も作り直しが出来ます。
そういった意味で、あらためて3Dプリンタの凄さを感じます。

ブーム先端にアームを取付


2個のモーターはアーム駆動用と後で先端に取付のバケット駆動用


ブーム後ろ側からの画像、黄色は旋回用ギヤードモーター


アーム駆動用ギヤードモーターとリミットスイッチ


バケット駆動用ギヤードモーターとリミットスイッチ

リミットスイッチはまだ配線していません。

油圧シリンダを使用した実機のパワーショベルとは全く別物のロボットアームのような形状になりました。
不格好な姿ですが、これはこれでメカの集合体で私は満足しています。

試運転の結果、ブームの動きがぎこちなく、動かすと全体に揺れています。
旋回フレーム及びブーム駆動部取付部分の剛性が不足しているのと、旋回フレーム摺動のガタが大きいことが原因で、新たに作製する改造機での要改良箇所です。

次回はバケットの取付と試運転です。
その後、リミットスイッチ配線、カバー、キャビンの取付になります。

Thanks ♪       ジニアプロフュージョン


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