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20. パワーショベルの製作(1)全体構想

パワーショベルの概略構想が出来ました。

今回、作製するのは今までのスキッドローダと同じような大きさの小型パワーショベルです。

参考資料のカタログです(コマツHPより)
実機の3面図(コマツHPより)

コマツのHPには資料が豊富にあり、3面図と動作範囲図、それらのCADデータまで公開されています。

公開されているCADデータも活用しましたので全体構想図の作製がずいぶん楽に出来ました。
模型の縮尺は今までと同じく1/14ですが、スケールモデルではなく動作を楽しむ模型ですから、使用する購入品に合わせて、各部の寸法、形状を変えています。また各部品も3Dプリンタで作製しやすい形状に変更します。

実機ではクローラ前部に排土用ブレードが付いていますが、今回の模型では構造が複雑になるので省略します。

左の図は大きさ比較用のスキッドローダ2号機です
構想図詳細


購入品の一部

タミヤのギヤードモーター4個はクローラの駆動用です。
クローラ部分に直接取付のため小型サイズのギヤードモーターが必要ですが、これはトルクが小さいため4個使いとしました。

黄色ギヤードモーターはアーム旋回用です。
下の小さいギヤードモーターはアーム、ブーム、バケット駆動用でM6ネジを取付けて電動リニアアクチュエータを作製します。
赤い円筒はΦ3-Φ6リジッドカップリングです。

実機ではアーム上下駆動は油圧シリンダ1本ですが、本機ではリニアアクチュエータの出力が多分500g程度しか出せず、アーム上下を動かせるか不安ですので2個使いとします。

右側のケーブルが付いている部品は、配線用スリップリングでクローラ部上の旋回部分に取付ます。旋回部は360度何回転もし、配線がねじれるためそれを防ぐのに使用します。

これから3Dプリンタで部品を作製しながら、詳細形状、寸法を決定して行きます。

出来れば一週間に一度ほど、完成したアセンブリごとにUPして行きます。

Thanks ♪      ペチュニア


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