【BOS】悲報:Lucas Giolito右肘じん帯損傷により離脱
どうも、ミミマルです!
スプリングゲームや選手たちの調整も順調に進んでいるなか、BOS首脳陣や我々ファンに衝撃的なニュースが起きました。
今回は緊急でこの記事を書いているのですが、まぁかなりかわいそうですね。タイトルにも書いてあるように、BOS先発投手のLucas Giolitoがけがによりチームを長期的に離脱することになります。
確かに野球選手たるものけがは付き物ですが、今回はタイミングがあまりにも悪すぎます。
ということで、今回はLucas Giolitoのけがの部位やそれによるチーム全体の影響について語りたいと思います!
Lucas Giolitoの自己紹介
Lucas Giolitoは2012年にMLBドラフトでワシントン・ナショナルズから一巡指名で入団しましたが、MLBの舞台にたてたのは4年後の2016年になり、それまでは山あり谷ありの人生でした。2012年にはトミージョン手術を行い、そのリハビリの努力が報われるかのように2014年はオールスター・フューチャーズゲームに選出されました。2016年ではエースのStrasburgの故障で初のMLBの舞台に立ち、4回を1安打2四球無失点と好投しました。その時、彼のファストボールは最大100mph(約160km/h)を計測しました。しかしその後の登板は毎回2失点以上と本来の力を発揮することができず、Adam EatonとのトレードでChicago WhiteSoxに移籍しました。
CWS時代のGiolitoはまさに圧巻そのものでした。早速、2017年にはCWS傘下のAAA級シャーロット・ナイツでDET傘下のチームに対してノーヒットノーランを達成しました。さらにMLB界でも防御率2.38などと成功しています。しかし、翌年の2018年はMLBの洗礼を受け、コントロールに苦しみました。与四球と自責点はリーグトップであり、この年でGiolitoはよく長打を打たれるという悪印象をつけてしまった年でもあります。ちなみに、彼の愛称である「Big Foot」もこの時につけられたのだそう。成長の兆しが見えた2019年、彼は自身初のピッチャー・オブ・ザ・マンスに選ばれ、3回の完投、2回の完封、そして脅威の奪三振率も見せつけました。さらにオールスターゲームにも初選出され、充実した年を過ごしました。2020年はCOVID-19の影響で短縮シーズンとなってしまいましたが、自身初のMLBでのノーヒットノーラン(PIT戦)を達成しました。この時とった三振が13つであり、これはCWSで史上初の10奪三振以上のノーヒットノーランを達成したという偉業でもありました。2021年と2022年は彼が2年連続二桁勝利を達成したものの、彼の代名詞でもあるファストボールが打たれてくるようになりました。
防御率がどんどん悪化していった結果、CWSは彼をLAAとのトレードで放出することにしました。彼はそこで「ユニコーン」ことShohei Ohtaniに出会いました。彼はOhtaniのプレイを見てその流れに乗ってやるという気持ちの中、彼本人はかなり不本意な成績を取ってしまいました。1勝6敗で防御率は6点台とGiolitoとは思えない成績の悪さでして、結局CLEにウェイバー公示を経て入団しました。そしてまたまた酷い成績を残し、FAになったところをBOSが拾いました。
スプリングキャンプでは仕上がりがかなり順調であり、開幕投手はLucas Giolitoで決まりかという瞬間に彼が大怪我を負ってしまいました。
Giolitoの怪我の詳細
これはあの有名なスポーツ専門チャンネルであるESPNの記者の一人であるJeff Passanが3月6日にツイートしたものです。彼はまず最初に”Brutal news"、つまり残酷なニュース、から文章を始めました。まさにその通りであり、彼の正式な病名は「右肘UCL(Ulnar Collateral Ligament: 尺骨側副靱帯)の部分断裂及び右前腕部屈筋の捻挫」であり簡単に言えば右肘のじん帯損傷のようなものです。
ちょうどShohei Ohtaniもオフシーズンにトミージョン手術を受けましたが、Giolitoも同じ手術を受ける可能性が非常に高いとされています。ちなみに、彼からすれば12年以来のトミージョン手術で、実際に手術をすれば、開幕ILはもちろん、今シーズンは確定で棒に振ると思われます。
Lucas Giolito離脱による影響
Lucas Giolitoは若きエースのBrayan Belloと開幕投手を争うほどの実力だったので、彼が離脱することとなると、一線級のピッチャーが1シーズン離脱することになります。ということは、開幕ピッチャーはBelloがほぼ確定でしょうが、もともと四人ローテーション(Giolito、Bello、Pivetta、Crawford)の予定が大幅に変わることもあり、予備の先発投手であるWhitlockやHouck、Wincowskiが代わりとして投げる必要があります。
とはいっても、この三人はGiolitoみたいなイニングイーターではないため、スタミナが高い、かつ三振率が高いピッチャーが必要不可欠となります。
候補としては。。。
Blake Snellは皆さんご存じの通り昨年のサイ・ヤング賞受賞者であり、SDに大きく貢献した選手です。
Jordan MontgomeryはTEXで初のワールドシリーズ制覇に貢献したサウスポーである。
今のところ、RedSoxはMontgomery獲得に興味を持っているようです。しかも、運よく冬のころ、Montgomeryはボストンに滞在していたようなので、もしかしたらMontgomeryを獲得できるかもしれません。獲得できればChris Saleの再来かの如く活躍してほしいですね!。
最後に
Lucas Giolitoが長期離脱してしまったら、先発ローテーションに影響を及ぼし、かつ新しい先発ピッチャーの獲得の必要性を再確認させられるでしょう。このままではBOSは昨年のように投手貧乏になる可能性が非常に高いので、MontgomeryやSnellなどの先発ピッチャーを新たにローテに加えれば十分にこの過酷な東地区を生き抜くことができるでしょう。
ちなみに、Lucas Giolitoの愛称であるBig FootはどうやらTim Anderson(現:MIA)が命名したみたいで、理由は歩く時にいろいろなものを倒していったからだそう。
今回はサムネをレフスナさんに依頼したのを使用しました。これからもレフスナさんと協力していきますので、よろしくお願いします!
それでは、SAYONARA!👋