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曇天ハイキング

夏の白馬はこのところあまり天気がよくない気がします。
温暖化も相まって水蒸気も列島から抜けないのでしょうか。
からっと晴れ渡って荘厳な山が眼前に迫る!という経験は、ハイシーズンのお盆あたりでは難しいように思います。
朝早い時間帯はよくても、陽が高くなると雲に覆われてしまうのです。
宿泊業の末端としても困ったものです。

山頂はすぐに雲におおわれる
sigma fp

とはいえ都会に比べれば朝晩の涼しさは格別で、日中も風が吹けばベタつくようなこともなく、快適なことは間違いありません。
この夏も東京方面から音楽仲間が遊びにきてくれました。
冬ころから八方池までのハイキングを計画していたためです。

長野駅までお迎え
子どもたちが水浴びをしていて気持ちよさそう
dazzカメラ/FQS R
大町ダムを経由してご案内
GRⅢx
夜は花火をして過ごす
夏だ
sigma fp


さて翌日。
なんとなく予報を見て厳しさは覚えていましたが、やはり的中。
どんどん雲の中に進んでいくリフトと私たち。

とはいえ上着を要するくらいには涼しい
GRⅢx
幽霊のような木々
蟲師とかもののけ姫みたいな
GRⅢx
まあ曇りの日は花の色がいいとかなんとか
GRⅢx

雲や霧に覆われた夏山も神秘的な雰囲気が立ち込めていいものです。
とはいえせっかく来てもらったのだから、関東ではみることのできないアルプスの山肌を感じてもらいたいところです。
時折見える青空に何度も希望を託しました。

青空が見え太陽が差し込むと
とたんに緑が輝きだく
太陽光って偉大だ
GRⅢx

山の天気は変わりやすい。
無常にもすぐさま雲が現れ、ふたたび視界は真っ白に。

おやつ1
おやつ2
石の好きなメンバー
山は見えなくとも、足元の組成から成り立ちを想像し
いたく感動していました
GRⅢx
ニッコウキスゲ
登るたび目を奪われる大きさ
GRⅢx
これもニッコウキスゲ
遠くにあっても輝く黄色
GRⅢx
目的地
八方池
まあこれはこれで美しさがある
見え隠れする「上位存在」
あの雲の向こうに()
GRⅢx
風雪に耐えた木々の逞しさ
こんなに細くても
GRⅢx
一瞬の光が差し、流れ出す雲たち
hasselblad 907x cfvⅡ 50c / XCD4/45P

この日は基本GRⅢxで動いていたのですが、何かここぞというタイミングがあるかもと思い、リュックの中にハッセルを忍ばせていきました。
noteで見る限り、しかも遠景ともなれば大きな差異は感じにくいかもしれませんが、大きな画面やプリントで見るとやはりぐっとくるものがあります。
刺さるようなシャープさや高画素の緻密さのようなものが矢面に出てくるのではなく、目の前にあるかのような深みが感じられ、文字通り目を離しがたくなります。
機動性も高いわけではないので手放すか迷っていましたが、秋にまた登った時に試してみたいところです。

下山開始
少し山肌が明らかに
GRⅢx
麓は雲がないんだけどなあ
GRⅢx


八方池は簡単なハイキングルートですから、午前中にスタートすれば昼過ぎには麓に帰ってくることができます。
ちょうどお昼すぎでしたので、新しくできた湖畔のカフェに行くことにしました。

青木湖の湖畔にできたカフェ
お盆前の昼過ぎなのに満席の賑わい
GRⅢx
道路際からしか見えなかった湖を
テラスに出て眼前に見ることができる
SUPを楽しむ人付き
GRⅢx

湧き上がる雲に色濃い青空。
麓はしっかり夏の面持ち。
涼しくなって雲が晴れたらまた行ってみましょう。

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