自粛期間中にテラスハウスを一気観してわかったこと
初めに
昨今の状況については言うまでもなく、筆者自身も自宅での生活を全うしております。社会人としてここ最近はずっと忙しい日々、自分の好きなコンテンツに触れることもできなかったし、新しいコンテンツにも触れようとしてきませんでした。(何ならコンテンツに触れていない事すら、気づいていない状況でした。)そんなわけでせっかく与えられたこの時期を有意義に過ごすべく、これまで触れてこなかったコンテンツも一気に見てしまおうと思い、在宅1日目にネットフリックスに登録しました。そして、お気に入りに出てきたテラスハウスの門をたたくに至ったのです、、
結論
先に結論を言っておくと「ドはまり」しました。最初に現在放送している「TOKYO2019-2020編」(今は収録が止まってしまっているため、配信は中断してしまっていますが)、そして一番初期の「湘南編」を見切りました。もちろんこれから次のシーズンや映画版を見ていきますが、その前にここまでの振り返りをしようと思います。観る前と比べて変わった感覚、自分が思うテラスハウスの良さなどなど、、
観る前の印象①美男美女の恋愛なんて見てて何が楽しいんだ!
1つ目の誤解はこれでした。恋愛ドラマが嫌いなわけではありませんが、別にそこまで興味もない筆者。TOKYO編も40話、湘南編は96話この長い作品の中でずっと恋愛とか見せられてもなあ、というのが初めの印象でした。
観る前の印象②やらせだろ!
自分が見始めたのは2020年ですから、最初の作品が始まって8年経っています。さすがにこれだけ有名になれば周りで見ている人はたくさんおります。そして面白いという声とともに、「やらせ」という意見が聞こえることもあります。せっかくなら「やらせ」かどうかも自分で見て判断しようと思いました。
観て分かったこと:そもそも恋愛ばっかりじゃない
まず一番驚いたのは、その人の仕事の様子など、家にいないときの様子も映っているという事です。外の様子が映し出されることで、
①その人のオンとオフの両方の様子を見ることができ、家で悩んだり、凹んだりする理由がわかる。
②そもそも普通にサラリーマンしていたら出会わない職業の人も多いので、色々な働き方や価値観を見ることができる。
③メンバーが頑張っている様子を応援できる。他のメンバーの晴れ舞台を見に行って刺激をもらったり、応援する様子は見ていて楽しい。
など、よりテラスハウスでの生活により厚みを持たせてくれています。
観て分かったこと:恋愛も思ったよりうまくいかない
一番最初の湘南編ですが、2年間やって成立したカップルは3組だけ。しかも2組は本当に最後の方ですし、1組は付き合ってからも長く続いていません。同じ家で男女3:3で生活しているからこそ、お互い誰が気になっているか、という話はするものの、実際にカップルには発展していないんです。
テラスハウスにおいてカップルが成立するまでの流れは一般的な流れとは全く変わりません。
ですが、特殊な点も多くあります。
・シェアハウスのため、ほぼ毎日顔を合わせる。
・TVで放送されるため、少しラグはあるものの、相手の気持ちを放送で知ることができる。逆に言えば自分の発言も相手にばれる。
・TVで放送されることで世間の声も気になってしまう。
こういった点も関係あるのかな、と思いつつ、(こればっかりは住んでみた人でないとわからない)
そもそもよく考えると異性3人しかいないですよね。
3人しかいなくて、その中で恋愛対象になる人いますかね。もちろんカッコいい可愛いはあると思いますけど、付き合うってなるとまた話が変わってくるのかなと。しかも相手にもその気がないといけないわけです。そりゃ、簡単にはくっつかないよな、と自分で考えて勝手に納得しました。
観て分かったこと:やらせかどうかは結構不毛だった
少なくとも自分が読んだ限りでは明らかなやらせ要素はありませんでした。しかしどうやって撮影をしているんだろうという疑問は浮かびましたし、撮影に当たって制作側が指示を出している可能性はあると思いました。かといってカメラがブレブレだとかメンバーが写っていない方が見ている側は不快だと思うし、どんなドキュメンタリーだってカメラ入っている時点で多少は制作側の意思が入るのは当然だと思いました。何がやらせかっていう話にもなりますし、そもそもやらせかどうか議論することが不毛だなと。