挫折しそうになった時のためのメンタル維持術

 (この記事はAnti-Aging Record Advent Calemder 2019 10日目の記事です)

みなさんこんにちは、CPLです。
突然ですが、あなたは「自分なんてダメだなあ」「これ以上頑張るのはしんどいなあ」と思ったことはありますか?
別にDTMじゃなくてもいいです。趣味でも勉強でも、成長が見込めなくて努力するのがつらくなった経験ってありますか。
きっと、思いあたる方がほとんどだと思います。
かく言う僕も、曲を書きながらしょっちゅう「無理!」となってベッドに突っ伏しています。

そういった、いわゆる「スランプ」の時期はとても辛いもの。
何をやっても上手くいかなくて、努力を放棄したくなります。

でも、そもそもスランプとは何ぞや?ということを調べてみると、これが案外悪いものでもなさそうなのです。
今日は、スランプをどう成長に繋げるかというテーマで記事を書こうと思います。

スランプに陥ったあなたはえらい
僕は詳しくないのですが、心理学的にスランプというのは成長する上で避けては通れない道らしいです。
逆にいうと、成長していなければスランプに陥ったりなどしないはずです。
なので、自分がスランプだと感じたら、まずは「よくここまで努力したな」と自分を認めてあげてはいかがでしょうか。
スランプの度に自分の才能のなさを痛感し、音楽を辞めようと思っていた僕ですが、このように考え方を変えてから少し楽になりました。

欠点が目に付くのは能力が上がっているから
スランプの時期は、音楽なら「なんでこんなに単調な曲しかできないんだ」とか、勉強なら「なんで簡単な問題が解けないんだ」とか、何かと自分の欠点が目に付きがちです。
でも、そもそも能力がないことには、自分の欠点など見つけることができません。
だから、欠点ばかりが目に付いてしまうのは、自分の能力が上がっていることの証明に他ならないと僕は思います。
あとは、その能力に技術が追いつくのをじっくり待てば大丈夫。
少なくとも僕は、スランプの時はそう信じてひたすら耐え忍んでいます。

スランプになったら別のことに目を向ける
一旦スランプに陥ると、努力を続けるのがつらくなってきます。
僕は「もう頑張れない」と思ったら別のことに目を向けます。
好きな漫画を読んだり、テレビを観たり、本を読んだり、時にはツイッターのTLをりたすらシュポシュポしたり。
曲を作る上では無意味なことのように思えるかもしれませんが、そうして別のものから受けた刺激が新しい曲を生み出す上でのモチベーションに繋がったりします。
漫画のセリフや本の言葉から頑張る勇気を貰うこともあるし、テレビ番組のBGMやSEから新たなアイデアが浮かぶこともあります。ツイッターのTLを眺めるのは単にストレス発散にもなりますし、僕の場合だといわゆる「尊い絵」を見て曲のテーマが浮かんだりします。
なので、スランプの時は、真正面から壁を乗り越えようとするのではなく、回り道をするといいのかもしれません。

それでもつらくなったとき
あらゆる手段を尽くしても効果がなく、続けるのがつらいのなら、いっそ辞めるのを考えてもいいと僕は思います。
でも「しばらくの間だけ辞めて、また気が乗ったら始めよう」くらいの気持ちで辞めるのはおすすめしません。ちょっと偉そうで恐縮ですが、それを認めてしまったら逃げ癖がついて、成長なんて見込めないと僕は考えているからです。
辞めるなら、もう二度とやらないくらいの気持ちで。
「二度とやらないなんて無理だ!」と思ったら、それはまだ情熱が残っているということなので、引き際ではありません。
挫折しそうになったら、このまま諦めた時の自分と、続けた先にいる自分を想像して踏ん張るようにしています。

説教くさい内容になってしまいました。
あまり偉そうなことを言える立場ではないのですが、高校生活で挫折し、受験も挫折し、いま音楽に救われている自分だからこそ伝えられることもあるのかなと思って書いてみました。
「いやお前それは違うだろ」というツッコミもあるかもしれませんが、ひとつの意見として捉えてもらえるとうらしいです。

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