中山道25 加納宿→垂井宿
▽1991年3月
23歳 30年勤めた会社の入社前に、東海道を歩きました。
▽2021年3月
53歳 30年勤めた会社の退職後に、中山道を歩き始めました。
京都まで一気に歩く、"気力"、"体力"、"時の運"、が無いので、行けるとこまで歩く事を繰り返します。
2021.08.08
1.サカエパン
昨夜の居酒屋さんでパンを頂いた、
サカエパンの店舗です。
岐阜駅加納口目出て目の前、
只今の時刻は05:22、仕込真っ最中でした。
こちらが頂いたパン、全ておいしいく、
下のアンパンが絶品です!
是非行かれてみてください!
こちらはサカエパンオーナーと
出会えた場所林屋さん、
朝みてもいい感じです!
さてさて、寄り道してないで、中山道!
城下町らしい落ち着いた雰囲気の、
住宅街の中を進みます。
カフェが早速登場、
この先もたくさん登場するでしょう。
2.神社の鉄柵
昨日から気になっていたのですが、
神社などの社殿が鉄柵で閉じてます。
これは何故なのでしょうか?
不思議です、賽銭泥棒が多いのですかね?
しかし、秋葉神社率が高いです。
盆踊り大会をやる主催者の心意気と勇気に
拍手!
周辺の景色は住宅街が暫く続きます。
素敵な住宅。
ゆのヤマヨ、銭湯ですね。
3.最高気温39℃
陽が昇ってきました。
本日の天気予報最高気温39℃…
一里塚も朝から暑そう。
只今の時刻05:54、この陽射し強し!
高架線は東海道本線。
トタン風御殿、カッコイイ。
4.喫茶店密集地帯
カーブの先に喫茶店の看板が。
なんと100mほどのエリアに3店も!
なかなかの激戦区です。
5.小紅の渡し
八幡神社の案内看板を読んでいると、
現役渡し船の説明が書いてあります。
中山道から逸れてしまうので、
深追いしませんでしたが後程調べたら、
かつての中山道の裏ルートで、
岐阜市内の長良川に残る唯一の渡し、
今は県道の一部なので無料。
これは次回来た時に乗りたいです。
花火大会やるのですね、嬉しいなぁ。
主催者の心意気と勇気に拍手!
この魚のイラストと文字が芸術的、平面三次元空間ですね。
湊珈琲、立派な佇まい。
カフェ文化が根付いてますね。
こちらは喫茶店と居酒屋の二刀流店舗、
こんなお店やってみたい。
長良川の土手がみえてきました。
土手の近くの街道の突き当たり感、
子どもの頃通った小学校が、
日光街道古河宿の渡良瀬川近くにあり、
こんな感じの風景でした。
日光街道も歩く時が来るでしょう。
鏡島湊の説明看板。
"港"と"湊"の違いを調べたところ、
前者は船が通過する場所、
後者は船が集まる場所、
だったそうです。
土手から振り返る街道の姿良いですね。
岐阜城のシルエットが良く見えます。
6.長良川
河渡橋を渡ります。
長良川、あぁ長良川。
水深は浅く川魚の背鰭が水面に出そう、
歩いても渡れそうです。
7.河渡宿
土手を歩き渡しの跡地付近から、
街道に戻ります。
観音堂。
一里塚跡と京方面の眺め。
江戸方面の眺め、
町並みはこんな感じで終わります。
川を何本か渡り、
静かな町並み抜けていきます。
代官所跡らしい、事が書かれてます。
天然芝グランドの学校、羨ましい!
二つ目信号機もあるんですね。
シートベルト着用日本一をめざす、
ここを狙った深い理由がありそうです。
8.さぼてん村
奥の建物に"さぼてん村"と書いてある。
屋根が黒いシートで覆われた、
ビニールハウスが迫って来ました。
覗き込むとこんな世界が広がってます。
不気味ですが、少し癒されます。
都道府県別出荷量は、愛知・埼玉・岐阜
の順となってました。
9.美江寺宿
踏切を渡って、美江寺宿に入ります。
1両編成の可愛い樽見鉄道の列車。
看板をみると城跡もあったのですね。
静かな町並みです。
美江神社境内に子どもが集まっており、
覗きにいくとアライグマが、
特定外来物なので気の毒ですが、
捕獲されてたのでしょうね。
いい看板です、広重の絵で説明してます。
鰻屋さんに、商人宿、役者は揃ってます。
フォトスポットの案内もあります。
長護寺川に癒されながら進みます。
雅な橋を渡り、次の大河は揖斐川です。
10.富有柿発祥の地
子どもが興奮間違いなしの巨大な遊具が
なんだあのキャラは?
なんと瑞穂市は富有柿発祥の地でした。
岐阜県内の宿場町を石碑にしてある公園、
中山道愛を感じます!
看板読んだりしてモタモタ歩いてると、
元気な若者にスイスイ抜かれていきます。
富有柿の木かな?
11.揖斐川
揖斐川の土手が見えて来ました。
最後の大河となります。
鷲田橋、長いですね〜。
振り返ると岐阜城がまだ見えます。
河口まで44.7km、近いですね。
彼方に見えるロケットみたいな建物。
岐阜県のITセンターソフトピアジャパン、
かなり凄いです。
そうそう知人がここの大学院大学で、
ベンチャー企業を立ち上げてます。
暫くこんな感じの道を歩きます。
小簾紅園、
皇女和宮が揖斐川を渡った御縁から、
句碑とともに作られた庭園。
中山道中で詠まれた句はどれも、
美しさと切なさが入り混じってます。
昔の揖斐川の地図が出てます。
治水事業で川の流れを変えるって、
凄い技術ですね。
水郷の、のどかな風景を超えて、
赤坂宿に向かいます。
和洋折衷屋敷、絵になりますね!
この様な水路がいくつも流れてます。
桜の木でしょうね、春の中山道も、
綺麗だろうなぁ。
二年前に父が他界した後に、
この様な言葉を知人にかけてもらい、
心が落ち着いた覚えがあります。
住宅地と田んぼの中をクネクネ曲がり、
養老鉄道踏切。
看板は書家の日比野五鳳さんの説明、
現代かな書壇の至宝と呼ばれてます。
○○の至宝と呼ばれる人になりたい!
昼はこちらで燃料補給、
ラーメンに餃子も注文しちゃいました。
12.赤坂宿
枝郷一里塚、江戸から110里。
宿場町に入りました。
赤坂湊跡、
記念館があり見学しながら休憩。
冷たいお茶とチョコレートを
ご馳走になりました。
ありがとうございました!
13.猛暑対策
この時点で気温38℃、
1日目は気合で乗り切り、
2日目は軽い熱中症と闘い、
3日目にして歩き方を覚えました。
塩分水分補給をマメにしながら、
1時間の間に10分位身体を冷やす。
飲食店や見学施設や神社の境内、
とにかく冷やす事が大切ですね。
あとは先の宿の予約を極力入れない。
そうすると無理しなくなります。
JR東海道線赤坂支線踏切、
下の写真の右奥に昔のホームがみえます。
こういう遺構見つけるの楽しいですよね。
中心地に入ってきました。
時間があればゆっくり見学したい町です。
旧清水家住宅、ここでも身体を冷やします。
趣のある町並み。
ボランティアガイドさんがいるので、
案内してもらいたくなってきます。
14.四百年企業
こちらのお屋敷は間口50mくらい、
驚きの大きさでした。
代々様々な事業を手掛けてきた、
矢橋ホールディングス。
木材・金属・石灰をベースに、
現在も国内外で事業展開してます。
経営理念が見事、
四百年続く代々の家訓を、
言葉を変えて引き継いでます。
人を知る。人間を探究する。
詳しくは↓人生の勉強になります。
はせがわ洋品店、張り紙が笑えます!
関ヶ原戦い関連遺跡です。
歴史がさっぱりわからないので、
勉強しないと…
廃線跡、歩きたいなぁ。
古墳があります。
登りたいけど熱くてこれ以上の
無駄な動きは命取りなので我慢。
竹のアート、素晴らしいです。
またもや線路が、
東海道線上り?なんで単線?
赤坂宿に入って廃線入れて4本目、
全て単線です。
東海地方最大の古墳があるのか…
行く気力・体力が無い。
熱い、熱中症アラートが出ていて
もはや車も走ってない
プール入りてぇ…
こちらの日陰で身体を冷やします。
青墓宿、東山道の頃の宿場、
遊女の里であったそうな。
赤坂宿はここまで。
15.垂井宿
青野ケ原一里塚、江戸から111番目。
相川橋を渡り垂井町に。
人足渡があったのですね。
宿場町に入ります、
温かみのある看板ですね。
商店街があります。
屋号の表札が並んでます。
旅籠亀丸屋、営業していたら、
もう1泊したかったですが休業中でした。
次の関ヶ原に泊まりたい宿があるので、
歩いて行ってもう1泊しようと、
電話しましたが当日予約は受けておらず、
本日は帰ることにします。
垂井駅まで中山道から外れて散策。
街道から外れても見どころって、
絶対ありますよね。
こちらは赤煉瓦のガレージ、現役です。
垂井駅からJRを乗り継いで帰宅。
歩いているからなのか、
東海道新幹線が早く感じすぎて、
怖いくらいでした。
次回は関ケ原だ!