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単身赴任と直塗り看板の旅

単身赴任をして2年近くなった2月の日曜日、物好きな会社の仲間と街歩きをしていた時に、「"直塗り看板"っていいですよね」と心を鷲掴みにする呟きを聴いてしまい、確かにあるある、真剣に探してみたい!と心身が反応してしまい、直塗り看板"を求めて徘徊の旅が始まるのであった。


本日のルート

私の大好きな89番のバス路線、那覇〜糸満線。このルートを進めば、直塗り看板の聖地、糸満に行ける!と根拠のない自信が私の背中を押し、直塗り看板の旅が始まります。

那覇市具志エリア

さぁ家を出ると、あるある、どんどん出てきます。
先ずは目に飛び込んだのがコレ!
書道生募集なのに、書道っぽくない字体、筆で書いて欲しかった〜、と思うのは私だけかもしれません。

この近くは住宅地なので、アパート名を誰に向けでアピールしているのかわかりませんが、やたらと直塗りしまくってます。きっと住民のロイヤルティを高める効果があるのでしょうね!


直塗りシャッター

これはなかなかの出来栄え、たしかにシャッター下ろしている日は定休日だよなと、工夫を感じられる直塗りでした。


豊見城市名嘉地エリア

むむむ、これは沖縄ならではの直塗り軍用地とアパートのチャンプル不動産。んん、軍用地!初めてみた時は何だこりゃ?と、?がいっぱいでした。不動産屋さんを見ると当然のように軍用地の文字が目に入り、銀行の軍用地マネープランや、新聞広告にもよく出てます。

軍用地とは

米軍基地および、自衛隊施設として使用されている土地のことです。多くは国が個人所有の土地を強制的に借地したうえで、米軍基地や自衛隊施設として提供しています。国は借地料として、地主に年間合計約900億円を支払ってます。土地は毎年1%値上がりしますので、良い投資になるみたいですよ!

これは美しい、社名を曲線に描くのも、なかなかですね。


食堂文化

沖縄の定食屋さんには、○○食堂と名のつく店がたくさんあります。今日のランチは海洋食堂、中でお豆腐を作っており、やたらと料理に豆腐がはいっていて、ボリューム満点でいつも大満足。
残念ながら看板は直塗りではありません。

いつもの味噌汁定食520円を注文。
味噌汁定食?何だそれと思いますよね。
味噌汁がオカズ?いや味噌汁が主役なんです!

味噌汁定食

味噌汁が主役の定食、沖縄の食堂に行くと、だいたいありますので、私はどこに行っても迷わず味噌汁定食を注文します。太陽食堂の味噌汁の具材は、島豆腐、アグー、大根、ほうれん草、人参、タマゴ、です。
お店によって違うのですが、身体に優しい味なので、おすすめします!


豊見城市翁長エリア

ブロックにも塀直塗りするか〜!塗るのも大変そう。

文章が奥深いです。

こんなに低い看板なかなかないです。

三角屋根に映えてます。

山ちゃん食堂、沖縄そばが丁寧に描かれている。


糸満市潮平エリア

さぁ、いよいよ糸満市に入りました。突然怒涛の直塗看板ラッシュ!あるはあるは、撮影しきれなくなりそう!

まずは幼稚園がお出迎え。


さぁここからは商店街!
きゃぁ〜、たくさんありすぎて、たまりません!


コーポ4連発

今風のオシャレな直塗、イケてる!


糸満市謙城エリア

圧倒的な存在感を示している建物、ザ・中村ワールド、見事に建物全体に直塗りしている。あの高さの部分をどのようにして塗ったのか、タイムマシンがあったらみてみたい!

赤・緑・黒、黄、四色混合看板、何でも買ってくれそう。

高すぎてわからなかったけど、沖縄県のロゴマークも直塗り?

アパート・マンションが続きます。


そしてこの看板は前から気になっていたビル。
2度塗りして、何が何だかわからない、ステーキハウスと養老乃瀧らしき文字が見え隠れしている。

どんな音楽館なのか気になる…


糸満市西川町エリア

公民館も直塗り!素晴らしい!自治体が自ら見本を見せてます。

再び商店街が始まります。


塗装屋さんの建物の上の直塗りが禿げているの、嫌でしょうね。直したくなるでしょうね。

街のFM局、建物は直塗り放題です!


糸満市糸満エリア

ついに中心地にやってきました!
商店街は閑散としてますが、直塗り看板たちは、じっと私の方を見ている気がします。

アパートたちも存在をアピール。


糸満ロータリー

さあ、糸満といえばロータリー、希少なラウンドアバウト交差点で、沖縄ではここだけです。街並みがヨーロッパの小さな港町みたいと感じているのは、私だけでしょうか…。
この街並みの中にいくとの直塗り看板があるのか、考えるだけでワクワクしてきます!

このロータリーを見おろす丘、糸満の象徴的シンボル、さんてぃんもう(山巓毛)は、かつては航海の目標であった。旧暦の5月4日に糸満港で行われる糸満ハーレーでは、この上から合図を送ることで、祭りが始まる由緒ある場所でもあります。

写真は2019年のハーレーの様子、2日間大人から子供までが参加。沖縄県内で行われるハーレーの中で、糸満だけは旧暦に拘るので、平日に当たると学校も2日間休みになります、素敵ですよね。

糸満の港の近くを散策、味わい深いお店が続々と登場します、最高です!

ペプシ〜!

これは立体直塗看板、芸術的!

バス停に直塗りされた、世界の願い・交通安全スローガン。

いやぁ〜、想像以上に楽しかったです、最後はお気に入りのこちらで、静かにひっそりとエネチャージしちゃいました。


20:00には閉店なので、89番のバスでおとなしく帰ります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。糸満はやっぱり最高でした!
みんな行きましょうね!

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