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【英国滞在備忘録】#18 Good Luck! My friends!

27th August (Saturday)

別れの日だ。朝は6時前に起床して、ポーランド人のBを見送りにABとともにコーチステーション(バスターミナル)へ。

【本編無料】このシリーズは学生時代にイギリス滞在した当時の記録をそのままに、現在のスギヤマが振り返る備忘のためのコンテンツです。有料エリアでは今振り返ってのコメントや人物が鮮明な写真などが表示されます。

ABは俺を起こしてくれる、と言っていたわりには一番手間取っていた。
コーチステーションに着くと757のバス停を探した。
そうこうしているうちにイタリア人のナイスミドルMが現れた。
彼も2週間のコースを終えて帰途に着くのだ。彼はここ3年、毎年語学研修にやってきているという。
うらやましい限りだ。

写真を撮ったり、カードを渡したりしているうちに定刻の0715になったがバスは来ない。5分ほど遅れて到着。いよいよお別れだ。Mと堅い握手を交わし、Bとhug。
バスに乗り込むのを見送って、こちらもバス停に向かう。

ABは一度帰宅した後に、ウェールズへの日帰り旅行の集合のため0815に語学学校に行かねばならない。
家を0745のバスで出発せねばならないのだ。だがセンターからは0730発のバスしかない。つまりこのバスが折り返しで0745発の市内行になるのだ。
家の最寄りのバス停は終点のすぐ近く。到着してからABは懸命に走るが間に合わなかった。
ホストファザーに送ってもらうようお願いしようとしたが姿が見えない。
結局はホストマザーにお願いして送ってもらえた。

俺はBの見送りから帰ってきてからは朝食を済ませ、再びセンターへ。Mの写真を現像して、Mのステイ先に向かう。14番のバス停は6番と同じところにあると知らず探し回る。
結局13番のバスでも大丈夫だということで、そのバスで向かった。彼は庭や彼の部屋を案内してくれた。とてもきれいで清潔感があった。

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Mのステイ先は閑静な住宅街。リスも。

彼もホストファミリーと別れを告げ、いよいよ出発。しかし、鍵を返し忘れていたということでは引き返した。戻ってきた彼の後ろには、日本人のKも。
3人でセンターへ向かい、Burger Kingで昼食。
その後、赤い電話ボックスの写真を撮りたい、というMの希望で一路撮影に向かう。

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念願の電話ボックス


コーチステーションで今朝のBと同じ路線のバスに乗る。
別れは切なかった。
言葉少なに時は流れていった。
連絡するよ、という言葉が印象に残っている。


見送りの後、Kとともに彼の買い物につきあう。アムステルダムに旅行に行くということでバックパックがほしいとのこと。

店に入り、売り場に直行。
即断。
すごく早かった。びっくりした。

彼は交換留学生で、2月までUKにいるらしい。
今は大学の夏休みなので語学学校にきているという。
英語を使うのが嫌で日本に帰りたいといってる不思議な大学一年生だ。

Kと別れてポストカードを購入。まだ時間も早いのでSummer Town へ向かってみる。あたりを散策し、自転車店も発見。
帰宅し、本を読むがそのまま椅子で寝てしまう。

夕食は潰したポテトにチーズをかけて焼いたもの、ひき肉のソース、インゲンの皮?とコーン。
それから、あのライスプディングだ。ここにBやMの姿がないのが切ない。


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スギヤマが学生時代にイギリスで語学学校やインターン、ストリートで多文化と戯れた記録です。 22歳の青臭い感覚を読み物としてお楽しみいただけ…

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