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【英国滞在備忘録】#15 交通事情とバスドライバー

イギリスときいてイメージするのがビッグベンにダブルデッカーバス。
バスという交通手段は市民の足だ。

【本編無料】このシリーズは学生時代にイギリス滞在した当時の記録をそのままに、現在のスギヤマが振り返る備忘のためのコンテンツです。有料エリアでは今振り返ってのコメントや人物が鮮明な写真などが表示されます。

ちょっと乗っただけで200円、300円というのは高いが、市内のどの路線も乗り放題のパスが4週間で8,000円程度で購入できた。

俺が感じたのはバス停がありすぎる、ということ。近い所では200メートルも離れていないんじゃないか、というとこに存在している。それにしても両側に路上駐車がされた住宅街を走る大型バスに乗っていると、バスの運転手のテクニックに感激する。
よくこんなとこ通りますね。

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写真は別の機会にロンドンで撮ったもの。Oxfordのバスは違う感じ。

いつも乗っているバスは6という路線のバス。これがメインの路線で、6A、6Bという枝路線もあるが基本的には市内と住宅地を往復している。片道15分くらいだ。学校もその通過点にあるのでアクセスしやすい。

この日の夜もいつものようにバスに乗って市内へ向かっていた。このバスは市内手前で住宅地を経由する6A路線のバスだった。途中まで来たところでいきなりバスが停車した。どうやら工事中で通り抜けられるかさだかではないようだ。

ここでドライバーが「誰かここ通り抜けられるか知ってる?」と聞いてきた。
乗客は誰も答えない…。
そうかと思っているとバスは方向転換を始めた。狭いV字路を巧みに活用して方向転換を完了するともと来た道を引き返し6路線と同じ道で市内へ向かった。
工事の情報とかって共有されてないのか?と思っていたら、反対車線を同じ6路線のバスが走ってきた。
ドライバーは手で合図をして反対車線のバスを停車させ窓越しに会話を始めた。赤信号で停まるでもなくメインストリートのど真ん中で2台のバスが停車している。後続の車列も停車を余儀なくされている。

バスのドライバーってすげぇ。

イギリスの交通ルールは日本と同じ左側通行。車も右ハンドルのものが多い。日本車もよく走っている。殆どはマニュアル車だ。俺を空港からホストファミリーの家まで送ってくれたドライバーは日本車の燃費のよさと高性能なところが気に入っていると言っていた。彼のバンはメルセデスだったが。

道路は必ずしも整備されているとはいえない。住宅街の狭い道に路上駐車が目立つ。そこを大型バスが走り抜けていく。自転車は手信号を出して車道を横切っていく。

信号は日本と同じ赤、青、黄色。だが、赤から青になる前に黄色になる。これが点滅だったり、点灯だったりする。
いいな、と思ったのは歩行者用の信号がボタンを押すと短時間で作動すること。そして、歩行者用の信号が青になっている時間がきわめて短いこと。ほんとうに渡り切るとすぐに赤になる感じだ。

国際免許証ももってきたので機会があったら運転したいな。

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スギヤマが学生時代にイギリスで語学学校やインターン、ストリートで多文化と戯れた記録です。 22歳の青臭い感覚を読み物としてお楽しみいただけ…

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