【英国滞在備忘録】#61 スーパー事情とバーバリー
18th December (Sunday)
土日はアルバイトは休みなので、今日もゆっくりと過ごす。
英語の勉強も集中して行う。
ランチも家で作るがパスタはお手軽でとても安い。
Londonで外食するのはとても高くつくが、自炊はかなり安い。
大手スーパーの流通がすごく強い。とにかく安い。
日本のスーパーと違うのは、スーパーが作っている商品ラインナップがあること。それも安価なラインと、高級なラインと複数のラインナップがあったりする。Nationalブランドがありつつも、スーパー独自の製品がかなり売れている印象だ。(筆注;今ではプライベートブランドは当たり前になったが2005年当時はメジャーではなかった)
また、日本とは逆転している現象もある。
例えば、複数販売の方が値段が高くなる点だ。パンも1斤より、3斤入っている方が高い。トイレットペーパーも、小ロット(1ロールだけのバラ売り)が一番安かったりする。
たくさん買うと安くなる日本とは異なる。考えてみれば包装などはロットが大きい方が費用がかかるので当然なのかもしれない。結構単品は売り切れていることもあり、争奪戦だ。
もう一つ、逆転現象と言えば、鶏肉だ。
もも肉と胸肉は、もも肉の方が安い。胸肉の方が値段が高いので、もっぱらもも肉を購入し、ローストするのがお手軽で、満足感も高い。
それから、売り場がちょっとしたカオスだ。
そこここで商品が開封されていたり、散乱していたりする。
移民も多く、味見したのかな、と思ったりする。
ジャムとか調味料は文字が読めなかったら、それしかないかもしれない。
ハウスシェアで暮らしているとはいえ、実質は一人暮らしなので、大型のスーパーはとても助かる存在だ。
必要なものを買っても数ポンドで事足りている。ありがとうTesco。
19th December (Monday)
今日も早朝から起きだして、アルバイトへ向かう。
バイトも慣れてきて、皿洗い以外にも調理もしたりする。
バイト上がりに、出国前にLondonに滞在していた友人から聞いていた場所に行ってみることにした。
それは、Hackneyにある。
Hackneyは、治安的にはあまりよくないという噂だ。そこにあるのが英国の有名ブランド、バーバリーのアウトレットだ。
倉庫のような店舗には、所狭しと商品が並び、友人へのお土産として、ネクタイを破格の値段で手に入れた。
地下鉄ではなく地上の電車(Overground)かバスでないと行けないのがややハードルが高かった。
20th December (Tuesday)
今日もアルバイト。夜は交流会に向かう。
火曜日のいつもの流れだ。
21st December (Wednesday)
アルバイトの日は暗いうちから起床して、パンとシリアル、インスタントみそ汁の朝食というのがルーティーンとなっている。
アルバイトはいつもより早く終わった。今日は出歩かずに家で勉強する。
22nd December (Thursday)
今日もアルバイト。土日がクリスマスなので、今日明日のシフトが終わると少し休みになる。
今日はメンバーが足らず、朝から夜までの勤務になった。結構疲れた。
23rd December (Friday)
今日は金曜日。クリスマス前の最後の営業ということで、いつもより1時間早く7時から勤務になった。
代わりに上りは早く、夜の交流会まで時間ができた。
スーパーで食料品を買い込む。
イギリスのクリスマスは、日本の正月(元日)のようなイメージで、お店はやっていない。そのうえ交通機関も動かないので、車がない人は食料を事前に買い込んで家でゆっくり過ごすしかないという。
どこまで本当なのか分からないが、ある程度の備えはしておく。
夜は、いつも通り交流会へ参加した。
交流会が終わってからエクアドル人のSから電話が来た。
明日の午後に会うことになった。何週間か会ってなかったので、どうしたものかと思っていたところだった。
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スギヤマが学生時代にイギリスで語学学校やインターン、ストリートで多文化と戯れた記録です。 22歳の青臭い感覚を読み物としてお楽しみいただけ…
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