【英国滞在備忘録】#17 Farwellはひっそりと
25th August (Thursday)
雨だ。イギリスの天候は一日で変わる。一日のうちでさえも変わる。
夕食はなんとカレーだった。タイ米でカレー自体も日本のものとも本場のものともつかない。
食後はポーランド人のB、サウジアラビア人のAB、そして元ハウスメイトのMとセンターへ。Turfという先生からおススメしてもらったパブだ。
ところが財布を忘れてしまっていた。Mに£5借りました。
ビールを2杯飲んでしまった。ABとたくさん話をした。彼女の父はリッチなビジネスマンだという。彼女の持ってるものを見れば肯ける。だが、彼女も仕事をしているので彼女もリッチなのかもしれない。
どうも今日が金曜日のような気がしていたが、木曜日だった。
昼食にいつものバケットのお店に行くとスタンプがフルになった。
放課後はセンターで買い物。
明日、去っていく3人へのカードを購入し、写真も現像した。
夕食はよくわからない麺だ。焼きそばというかビーフンというか。
夜には語学学校でフィルムフェスティバルが行われ、”Spanglish”を鑑賞した。字幕がついているのでないよりはましだ。
帰り道で空を見上げると星がとてもきれいだった。雲ひとつない星空だった。
26th August (Friday)
ついに金曜日。
元ハウスメイトのM、ハウスメイトのBが最後の日。ラトビア人のSも語学学校での授業は最後だ。
今日が最後の授業となる先生もいる。
イタリアやフランスなど欧州からの、メンバーにとって最後の日である。
みんな夏が終わりに近づいて帰国するのだ。
お昼にはいっぱいになったカードをもってバケットのお店へ。元ハウスメイトのMにカードをあげた。
放課後にはプログレステストを受けた。
韓国からの生徒、一緒にPuntingをやったSやBもいた。なかなか難しかった。
そのテストも終わってstudent roomでアンケートを記入。Sにお別れパーティーに誘われるが、はっきりとは答えられなかった。
元ハウスメイトのMとBも最後の日だから。
日本人のNやKとも挨拶を交わす。
帰宅して夕食のテーブルにつくがYがいない。
ロンドンに行っているということだ。ガーリックトーストに豆とひき肉のトマト風?の夕食。
今日はほんとにほんとに最後の日。夕食後には元ハウスメイトのMが訪ねてきてきた。MがCD-Rをくれたので、今まで一緒に撮った写真を焼いて渡すことができた。
Mと一緒にB、ABと家から徒歩3分のRed Lion へ。
ふたりは別れを惜しんでいた。
語学学校の仲間でのFarwellパーティーもあったのであろうが、MとBと一緒に過ごす最後の夜は、静かに更けていった。
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スギヤマが学生時代にイギリスで語学学校やインターン、ストリートで多文化と戯れた記録です。 22歳の青臭い感覚を読み物としてお楽しみいただけ…
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