【英国滞在備忘録】#64 家族来訪
28th December (Wednesday)
今朝もアルバイト。クリスマス明けの初出勤だが、午前中で仕事を上がらせてもらう。
今日は、日本から両親と妹がやってくるのだった。
地下鉄Picadellyラインでヒースロー空港へ向かう。
15時05分 NH201便はLHRに無事到着した。
到着ゲートで無事に見つけることができた。
今日からの元日までの結構、強硬なスケジュールのもと彼らはやってきた。今年も予想外に家族とともに新年を迎えることができそうだ。
宿はキングスクロスの近くにとってある。特急列車などもあるが、俺が来た時と同様に地下鉄で向かう。3人にそれぞれOysterカードを手渡す。
ホテルに到着すると、ダブルベッドが2つの部屋に案内された。
このままでもなんとかなったが、ホテルと交渉した。
妹は何歳なの?
二十歳
このやり取りが決め手になったのか、部屋を交換してもらうことができた。
初日のディナーはイギリス名物のパブで、Fish & Tipsやビールを楽しむ。
女性陣は、ビネガーが気に入ったようだった。
29th December (Thursday)
ホテルの朝食はコンチネンタルプラスαというところ。
今日は一日ロンドンの観光地を案内する。
まずはお約束のビッグベンなどWestminsterの周辺へ行ってみる。
入場料があるので入ったことがなかったWestminster寺院も、スポンサーがいるので入ることができた。
主要な観光地へ行ってみて、夕食を俺のフラットでとることにした。
いつもの巨大なTescoにも行って買い物をする。
家族にとっては、観光だけでなく現地の生活環境を体験できて面白かったようだ。
やはり、スーパーのカオスな部分は目を丸くしていたが。
フラットに着くと、オーブンを使って買い込んだ食材を調理する。
ダイニングキッチンは10畳程度だろうか。
母がオーブンの隣のこれは?と尋ねたので、洗濯機だよ、と答えると驚いていた。
できあがった料理を俺の部屋で食べる。
広い部屋だったのはよかった。4人でも大丈夫だ。
親としては、息子がどんなところに住んでいるのだろう?と懸念もあったかもしれない。
現地を見ることができて払拭されたようだ。たぶん。
ハウスメイトはみな不在で誰とも顔を合わせることはなかった。
帰りは夜もすっかり遅くなってしまったが、ライトアップされたタワーブリッジを案内して、ホテルへ送った。
明日はアルバイトの予定があるので、俺は再びフラットへ踵を返した。
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スギヤマが学生時代にイギリスで語学学校やインターン、ストリートで多文化と戯れた記録です。 22歳の青臭い感覚を読み物としてお楽しみいただけ…
英国滞在備忘録 -London編ー
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