【英国滞在備忘録】#78 船便手配と最後の会食
30th January (Monday)
帰国に際し、半年の滞在で増えた荷物を船便で送ることにした。
船便は、期間こそかかるものの安い。
90日ほどかかるというが別送品のくくりでき免税となるため、身の回りの物を送付するにはもってこいだ。
Londonの三越で手配できるという情報をもとに、三越へ。
梱包用の段ボールを£4で購入して、手続きの詳細を確認する。
いったんフラットへ帰り、荷物を仕分ける。船便で送るもの、スーツケースと機内持ち込み手荷物で対応するものを分類する。
一時帰国時の轍を踏まないために、慎重に荷物を分類する。
重量のあるものは、船便にしようと決めた。
梱包が終わり、荷物を再度三越まで持ち込む。重いものを集めたので、段ボール箱の運搬はそこそこ難儀した。
また、TOEIC試験の結果がLondonの住所に届くので、大家さんに届いた内容を日本に送ってもらえるようお願いし、国際郵便の手配をした。
マレーシア人の彼は快く受け入れてくれた。
UK最後の夜は、UさんがDinnerに招待してくれた。
12月に出会ってから、交流会などで話をしたり、二人で街をぶらぶらしたりしたこともあった。
彼は、日本のアニメ好きで年も同い年、よくしゃべるので親しみやすい雰囲気だ。おしゃべりが止まらないので、人によっては苦手な人もいるかもしれない。
彼はムスリムではあるものの、普通にアルコールを飲む。
最後の晩餐もパブで行うことにした。
落ち着いた店内で、最後の別れを惜しんだ。
という感じもあったが、彼が日本語で告白したいということで、翻訳と練習をした。
もともと日本語も勉強している彼は、のみ込みも早い。
小さな紙に、日本語訳をローマ字で書き付けて、彼に渡した。
夜も遅くなり、別れの時がやってきた。
英国滞在も今夜で終わり。
Uさんとは互いの成功と、再会を願って別れた。
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スギヤマが学生時代にイギリスで語学学校やインターン、ストリートで多文化と戯れた記録です。 22歳の青臭い感覚を読み物としてお楽しみいただけ…
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