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【英国滞在備忘録】#21 夏の終わり Time flew like an arrow.

もう9月。夏も終わりに近づいている。

【本編無料】このシリーズは学生時代にイギリス滞在した当時の記録をそのままに、現在のスギヤマが振り返る備忘のためのコンテンツです。有料エリアでは今振り返ってのコメントや人物が鮮明な写真などが表示されます。

イギリスの天気は変わりやすい。
一日のうちに四季がある、といわれるほど一日のうちでも天候はころころ変わる。
いつもバッグには傘を入れていたほうが無難だ。

夏なのに長袖のジャケットでちょうどよい。
夏なのに吐く息が白い。
夏なのにヒーターが作動していたのには驚いた。

日本では残暑、台風の時候だろうか。

光陰矢のごとしとはよく言ったもので顧みるときの時間というのはとても早く感じられる。
こどもの頃の1年と今の1年。こどもの頃は一年が長かった。そう感じた。
きっと20何年生きてきた1年と10年も生きていない1年は重みが違うからだろう。

こちらでの生活も、はや1ヶ月。気候に慣れ、食事にも慣れてきた。
夏が終わりに近づいたためか、多くの生徒が自国へ帰っていき、長期滞在の生徒達がやってきている。ハウスメイトも帰国してしまった。寂しい限りだ。
欧州からの生徒は短期滞在が多く、どんどん帰国しているように感じられる。そのためか最近は日本人の割合が高くなってきたように感じる。個人的には好ましくない傾向だ。

日本人といると時に相手は日本語を使う。俺は使いたくない。
そうでなくとも日本人同士だと変な英語、Japishでこと足りてしまうのだ。思考パターンやアクセント、バックグラウンドに共通のものがあるためだろう。これもあまり好ましくない。

語学学校の最大の問題点はネイティブスピーカーがいないこと。スタッフを除いては。

授業時間と同じくらいの時間を友人達と過ごす。誰もネイティブではない。正しい表現を教えてくれる人がいない。生徒達だけでは誤った表現であることすら気付かない。これが俺の至った結論。ま、これは違う方法でカバーする努力をするしかない。

といっても問題ばかりではない。世界中から英語を学ぶ人たちが集まってきていて興味深い。文化の違いを肌で感じることができる。そういう意味で語学学校は面白い。
これは大学とはまたちょっと違う感覚だと思う。

英語を学ぼうという人たちと
英語で学ぼうという人たち。

願わくは後者(大学生)になりたいのだが、まず前者を経験するのも悪くない。

残りの期間を有意義に過ごしたい。もう2割が過ぎ去ってしまった。
顧みるときの時間はとても早い。

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のどかなOxford

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スギヤマが学生時代にイギリスで語学学校やインターン、ストリートで多文化と戯れた記録です。 22歳の青臭い感覚を読み物としてお楽しみいただけ…

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