自由だから不自由な時代へ
小学生たちの前で話をしながら、これからは難しい時代になって行くなあと改めて思う。
一言で表すと「変化が速くなっていく」ということだ。
それはもう加速度的に速くなっていく。
たとえばコンビニの店員さん。
私が子どもの頃よりも外国の方が増えている。
自分が外国に行って店員ができるか、というとできそうもない。
つまり、それくらい能力がある人が日本で働いている。
その人の代わりに働ける能力がある子どもがどれくらいいるだろうか。
そういう意味で求められる能力がものすごく高くなっている、と言える。
それに応えられない子どもにはすごく生きづらい時代かもしれない。
無理に我慢するのはよくないと思う。でも、全て自由にふるまうのがよいとも思えない。
誰かが自由にした時、その自由を支えるためにがんばっている人がいる。支えるためにがんばっている人を軽んじていくと誰も自由でなくなってしまう。
「やりたくない気持ちは分かる。気持ちは分かるけど、ここでがんばらないとやりたくないもできなくなっちゃうぞ。」
と、思ってしまう私は保守的な人間なのだろうか。
いただいたサポートは明日の食費に使わせていただきます。だが、お前のために食事は作らない。