会社の合宿の帰りに、アフリカの諺に思いを馳せた話
なぜこの記事を書くか
4月某日。
株式会社レッドジャーニーに入社し2ヶ月が経過した私は
とある古民家を借りての会社の合宿に参加した。
結論から言うと、物凄く楽しかった。
なので同僚の皆への感謝の気持ちを
ここに書き留めたいという思いで合宿について記事を書くことにした。
1日目
宿到着
朝10時。小雨が降る中、合宿会場である鎌倉の古民家になんとか着いた。
傘を電車に置き忘れたことに気付いたが、
そんなことは大した問題ではない。
なぜなら古民家での合宿、代表を含む6名と初めて一斉に対峙、私のためのwelcomeアクティビティが用意されている、
という人生において初体験尽くしの合宿が始まるからである。
Mさんとの再会
こんなに背、大きな人だっけ。
最初に会ったのは私をこの会社に誘ってくれたMさんだった。
前々職の時に上司だった方。リアルで会うのは数年ぶり?
ちょっと緊張して玄関を開けたので最初に会えたのは正直、有り難かった。
タイムテーブルがない!
さて、これから合宿が始まるわけだが、タイムテーブルがない。
つまり、話すテーマは決まっているが、いつやるか時間が決まっていない。
これで大丈夫なのだろうかと合宿初体験の私は多少不安に思ったが、
流れに身を任せようと思った。
早速、私はどうしても外せないお客様との会議があったので
最初から不参加になってしまった。
部屋に戻ると3vs1の構図
MTGを終え合流した私は予想もしていなかったこの光景に困惑した。
ニヤニヤした3人に囲まれ、1人が椅子に座らされ、困った顔をしている。
明らかに3人側が優位な雰囲気の何か。ナニコレ。
壁に貼られた付箋には「スーツを着た」「映画館で映画を見た」など業務とはかけ離れた文章で、話す予定のテーマではもちろん無い。。。ナニコレ。
実は、これは「黄金体験」というゲームらしく、マジで面白かった!
このゲームの良い点は経験を話ながら自己開示もでき、参加者の価値観も知ることができる。
ヒントの出し方にも巧みさが求められ、それによってゲーム難易度をコントロールできる点も良い。
何より、自然と雑談が生まれるので自己開示のアクティビティとして是非オススメしたい。ゲームの詳細は割愛。
ちなみに黄金体験をやる、とは予定には一切なかった。
合宿の進行も見える化
よく見ると壁にはTodo,Doing,Doneの付箋とその下に話す予定のテーマが置かれている。
私同様に会議で抜けたメンバーがいても、
今何をしているか、何が終わったかこのボードを見れば一目瞭然だ。
9-Tiles
遂に「ようこそPeko」用アクティビティが始まった。
3×3に並べた付箋セットをmiro上に人数分用意し、事前に
中心に自分の名前を書く
その周りに自分のことを書く。その際、他人の関心を引くようなことを2、3個混ぜる
1つだけ嘘を混ぜてみんなで当てる
という「9-Tiles」というアクティビティだ。これもとても面白かったー!!
メンバーの過去話でそんな部活動あるの!?という衝撃は忘れられない。
そして誰とは言わないが最後まで説明し終わる前に、
帰国子女だという嘘を全員に暴かれる人の様子がとても愛苦しかった。
このアクティビティも盛り上がるので是非オススメしたい。
ちなみに私はここで高校時代からアリーmy loveファンであることを公開した。
知っている人がいてくれたのが実は結構嬉しかった。
他己紹介&感謝
welcome用の2つめのアクティビティは「他己紹介&感謝」
なんとなく想像が付くと思うので詳細は割愛するが、この時間を通して皆が
仕事する姿勢がどう他人に映っているか
何を大事にしていそうか
どんな事に特化しているか
メンバー同士どんな関わり方をしているか
が何となく読み取れた。
これから仕事を進めていく上で知っておいた方がよい情報がたくさんあったように感じる。
私にとってこの時間では、
入社後、初出張の時に代表から個別メッセをもらってその文面でリラックスできた事に対し改めて感謝を言葉で伝えられた、ということと
代表の声がメッチャいい声ですね、と告白できたので良かった。
上記2つのアクティビティを提案してくれたYさんにはこれまた、
感謝しかない。
まじめなやつ
諸事情と私がまた会議で不在な時間もあり詳細は書けないので、この後実施したことを簡単に書いておく。
レッドジャーニーふりかえり、むきなおり
(臨時追加)メンバーのスマホ紛失→捜索
マーケ、営業活動
(臨時追加)ハンガーフライト
ハンガーフライトでは「ヒーローインタビュー」形式で実施した。
その様子は弊社メンバーの記事を参照いただければと!
小さなお子様がいるお宅でやってみても面白いかも。
2日目
前回の合宿からの検査・適応とラップアップ
2日目AM。合宿も終盤に入り、前回の合宿からの検査・適応と、
ここまでDoneになった内容のラップアップを実施した。
なんとあっという間なのだろう。
(臨時追加)自分のスタイルはどこらへん?
仕事のスタイルが特徴的なメンバー同士に部屋の中で対になるように立ってもらう。
その二人を結んだ見えない線を軸とし、
地理的に自分の仕事のスタイルがここだと思うところに移動するワークが突如始まった。
「あーわかる」や「こことここは相対的だよね」など他人からの共感や驚きがあり面白かった。
そしてある面において相乗効果を生むようなスタンスを持っている点を互いに理解、認知しているメンバーの関係性はどこか羨ましく感じた。
合宿感想
まず驚いたのは予定していたテーマは全部Doneになったことだ。
臨時テーマ(&ハプニング)もあったにも関わらず、だ。
入社二ヶ月だったので深く関われるテーマは多くはなかったが、
何か決まった課題を解かなければいけない合宿と違い、
ファシリテーターを中心に共創感のある進行と
相互理解を深めるアクティビティによって
自分の存在感を感じられ、変な緊張感もなく心地良かった。
宿の予約や都合上必須な前泊までしてくれたオーナーシップのある人
宿の仮押さえ、夕食会場の予約など進むと決めたらものすごく早く率先してやってくれる行動力のある人
あらゆる可能性を考えプロジェクターまで準備してくれて、どんな相談でもまっすぐ受け止めてくれる人
メンバーが使ったコップを自主的にすぐに洗い、普段から仕事もものすごく早い人
私の「ようこそ用アクティビティ」を提案してくれて、合宿中は率先して場をファシリテーションし、めちゃめちゃ推進力のある人
そして皆を包み込むような気遣い、立ち振る舞いができる人
合宿を通して同僚の皆のことを色々と知ることができて本当に良い合宿だった。
そしてオフラインで会い、目標に向かって活動することで得られる恩恵を思い出させてくれた気がする。
この諺に出てくる「みんな」の中では、道中どんなやり取りがなされるのか。
合宿を終えた高揚感もあり、そんなことに思いを馳せながらロマンスカーで帰路についた。