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労災ユニオン

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労災ユニオンの活動をまとめたマガジンです。
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#労災ユニオン

ガス機器製造の桂精機製作所で起きた労災事故の被災労働者2人が団体交渉中です

この間、労災ユニオン(総合サポートユニオン労災支部)は、ガス機器を製造する株式会社桂精機製作所(本社横浜市)と、同社の山梨工場で起きた労災事故について団体交渉を続けています。 桂精機製作所は、ガス供給機器のシェアが3割以上に及び、1964年東京オリンピック大会の聖火台バーナーや1997年長野冬季オリンピックの聖火リレートーチも製作しているなど、ガス機器の業界トップシェアを誇る会社です。 天井崩落のせいで階段から転落、鋳造機に手を挟まれて大けが、、、繰り返される労災事故私た

関東圏を中心に展開する有名スーパーマーケットX社の食品工場における労災によるケガと後遺障害について団体交渉を申し入れました

労災ユニオン(総合サポートユニオン労災支部)はこの度、関東圏を中心に展開する有名スーパーマーケットの運営会社であるⅩ社に団体交渉を申し入れました。私たちは、Ⅹ社の食品製造工場で働いていたAさんの労災事故について、会社へ正当な補償をするよう求めています。 安全管理体制がきちんとなされていない、危険な製造現場Aさんは作業中に右手親指を負傷し、痛みに耐えながら半年ほど仕事を続けていましたが、あるとき症状が悪化し、Aさんの右手親指は動かせなくなってしまいました。 Aさんによると、

【メディア報道】取り組んでいる「家事使用人」の過労死事件が報道されました!

3月5日、東京地方裁判所内の司法記者クラブにて、「家事使用人」で働いていた労働者の過労死事件について、労災不支給決定を覆すための行政訴訟提訴の記者会見を行いました。 裁判は、指宿昭一弁護士、明石順平弁護士と戦っていきます。 会見の様子がNHKや弁護士ドットコムといったメディアに取り上げられましたので、ぜひ、ご覧ください。 ◆メディア報道1、家政婦の女性死亡 夫が労災認定求め提訴(2020年3月5日 NHK) https://www3.nhk.or.jp/news/ht

12/15(日),22(日) 「建設業現場監督向け無料労働相談ホットライン」を開催します!

今週、JRの下請け企業で働く現場監督の「過労死ライン」(月80時間残業)を超える長時間労働、残業代不払い等の問題に対する、労基署からの是正勧告について、記者会見を行いました。 https://www.bengo4.com/c_5/c_1234/c_1723/n_10505/ 建設業の現場監督は、長時間労働、残業代不払いが当たり前の状況のため、以下のような無料電話相談ホットラインを開催しますので、同様の問題を抱えている方は、ぜひご相談ください。 12月15日(日)13:0

3/30,31に「長時間労働・残業隠し相談ホットライン」を開催します!

労災ユニオンは、業務が原因のケガや病気でお困りから相談を受けて、労災申請や会社との交渉を行い、労働環境の改善に取り組む団体です。全国から無料で労働相談を受け付けています。 今年4月1日から「働き方改革関連法案」が施行され、残業時間の上限規制(原則月45時間・年360時間)が導入されます。これは日本社会においては事実上歴史的に初めての上限規制導入であり、残業時間抑制が期待されています。 しかし、現在、私たちへの労働相談では、法改正や国の「働き方改革」の情勢を鑑み、現場への残

労働時間の偽装・「バカ」等のパワハラが広がる「日立プラントサービス 」現職労働者がユニオンへ入りました!

◆団体交渉をスタートした決意 私が団体交渉を決意した理由としては、この機を逃すか――そんな思いでした。 私の勤める日立プラントサービス(http://www.hitachi-hps.co.jp/)に出向中、長時間労働・パワハラにより労災被害者となってしまった日立製作所の組合員Aさんが、昨年、ユニオンに加入し、声を上げました。 私は、Aさんとは同期であり、採用は別会社でしたが部門が近かったため新人時代に一緒に研修もして親交がありました。今回のAさんの行動は、とても勇気ある