札幌っ子が、道東「津別町」に行ってみた。③

仲間になるということ


立川さんは映像制作業という垣根を超えて、津別町の人たちと町を盛り上げる活動をしている。

メディアの役割

立川さんはメディアの役割についてこう話した。
一緒に町づくりをすることがクリエイターのモチベーションになる。お金じゃない「やる気」になる。

なぜ道東、なぜ津別町なんですか?
立川さんは静岡県出身。
ここに来る前は民法キー局のADとして人気番組も担当していた。
「たまたまだよ」立川さんはこう答えた。
最初は映像制作の仕事で津別町にやってきた立川さん。知り合いに誘われ、地域おこし協力隊として津別町で活動することを決めた。

シゲさんと作品を作りたい

私はもう一人、ある方とお話をした。
萩原由美乃はぎわらゆみのさん。
イラストレーターで造形作家の大西重成さんが主宰するアートプロジェクト、「Neo Folkネオフォーク」のメンバー。

「ゲストハウス nanmo-nanmo」の共有スペースにある萩原さんの作品。
津別町で使われた道具たちが作品の一部となっている。


大学ではデザインを学んでいた萩原さん。
シゲさんと一緒に作品を作りたい。
その一心で、地域おこし協力隊として津別町に飛び込んだ。


この町で価値を創る


萩原さんは、町のイベントなどのチラシデザインも作っている。最初は「デザイン料をもらう」ということに苦労したという。
デザインすることの価値や良さを、自身の活動で町の人に広めていった。
現在もデザインで津別町を支えている。


一方、立川さんは取材をすることで町の人との信頼関係を築いていった。
「取材することは応援すること」
町で頑張っている人、面白いことをしている人。輝いている人を「撮る」。
それは価値のあるものだと立川さんは話す。


「よそもの」から「仲間」に

最初のきっかけは様々だけど、町のことを一緒に考え、一緒に面白がる。
その姿勢が、住民に伝わる。
そうすることで「よそもの」ではなく、「仲間」になれるのだと思った。
私もいつか、誰かの「仲間」になりたいと思う。

最後に…

都丸さんと最後にパシャリ

津別町は初めて来たと思えないような居心地の良さと、札幌にはない新鮮さが入り混じる、とても面白い町でした。
今回の取材は一日だったので、今度はもっと長く津別町にいたいなと思いました!
最初から最後までナビゲートしてくださった都丸さん、
取材に協力してくださった立川さん、萩原さん。
関わってくれたすべての方に感謝しています。
ありがとうございました。

また会いましょう!!


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