札幌っ子が、道東「津別町」に行ってみた。②

大切なことを学んだ


私は都丸さんと一緒に、コワーキングスペース「JIMBAジンバ」に向かった。
株式会社道東テレビの代表、立川彰たちかわあきらさんに取材をするためだ。出張先、千葉県船橋市からのリモート取材だ。

コワーキングスペース「JIMBA」
誰でもオーナーになれるというBARを営業したり、
ポップアップストアを開催することも。

立川彰さん
日本テレビ笑ってコラえてのアシスタントディレクターを経て、
2016年北海道津別町に地域おこし協力隊として移住。任期中にインターネットを利用した映像メディア「道東テレビ」を立ち上げ、コワーキングスペース「JIMBA」をオープン。 2019年3月、仲間と株式会社道東テレビ設立。

取材をしているここ、JIMBAはもともと空き家だった。
津別町で行われている「道東エリアリノベーションプロジェクト」により、2019年に完成した。
私が宿泊している「ゲストハウス nanmo-nanmo」もその一つ。
400人~500人がリノベーションに携わり、多くの人交流の場となっている。


「今あるものをどう生かすか」

nanmoとJIMBA、リノベーション以外にも共通点があった。
それは、柱やカウンター、棚なんかに津別町の木が使われていること。

「愛林の町津別町」
木が特産の津別町には、有名な木材メーカも多い。
例えば、山上木工という家具メーカがある。
なんと、2020年東京オリンピックのメダルホルダーを制作したすごい会社!
そんな山上木工の立派な家具も、nanmoとJIMBAで使われている。

「今あるものをどう生かすか」
取材をしていて、立川さんのこの言葉が一番印象に残った。
外から新しいものを取り入れる。それももちろん大切かもしれない。
しかし、立川さんたちは「今あるもの」を生かすこと目を向けた。
私は札幌にずっと住んでいて、真っさらに新しいものばかりを目にしてきたし求めていた気がする。
「今あるものをどう生かすか」
私もこういう視点を大切にしていきたい。


そして、大学3年生。
進む先に迷っていた私自身にとっても刺さる言葉だった。
自分に「今あるもの」ってなんだろう。


おまけ

美味しいごはん屋さん

津別のごはん処「つべつ西洋軒
ラーメンや豚丼が人気のお店。


豚丼といえば帯広のイメージが強いけれど、こっちの豚丼も負けてない。
ていうかこっちのほうが好みかも!
店主がすごく気さくに話しかけてくれて嬉しかった。

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