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【創作夜話 夜道12】

アナナス学園探偵手帖 動画編

さて、11に引き続いて今回は動画について。
「アナナス学園探偵手帖」をイメージして作成した過程です。

まずは、今回のオープニングとエンディング作成は
今年に入ってから既に開始されていました。

実は、この上の「勢夏祭2023」の動画で
「アナナス学園探偵手帖」の各キャラが既に制作済みだった事が
最後まで見るとわかるようになっておりました。
各キャラは、無茶子さんの各ツイートから創出していきました。

1.今回の創作過程ポイント①

エンディング用に食堂ステージを再編集。自販機の缶等も追加。

先に作り出したのがエンディング。
ステージは割とできていたのですが、問題はPCのスペック。
全員登場となると、果たして動くのか?と言う課題が・・・w
ちなみに、この画像では3人映ってますがこれでカツカツでした。
これ以上増やすと、録画ができない・・・。
録画ソフトを動かした途端に動きがガクガクし始めましたね。
ゲーミングPCを何度購入しようかと思ったか。
買っても良いんですが、再設定がめんどくさい。
いるアプリ集めたり、それぞれのフォルダ分けとか・・・。
でも、今以上に3D触るならいずれは買わないといけなくなる。

2人だけかと思いきや画面外に全キャラ居る設定。この人数動かすのはかなりキツかった。

エンディングではしれっと動いているように見えますが
現実的には「本当にスペックの限界」だった感じで。
とりあえず、大人数版と少人数版を2つ用意してつなぎ合わせてます。
大人数だと音ズレしまくりで、ダンスも飛び飛び。
画質が時々劣化したりと、まぁなかなか編集が大変でした。
完成品を見たらほぼわからない?よく見るとたまに画素が違います。
その部分が大人数版で、キレイな個所は全て少人数です。
ちなみに、最初の案では更に2人増やしてライトやカメラも置きました。
当然、スペック不足で途中からリストラ決定です。
どれくらいのスペックあればできるんだろうなコレ・・・

2.今回の創作過程ポイント➁

それぞれのモデル3D化には相当苦労しました。
特にコーラさん。肌色の再現がやっぱり限界ある。
VRoidが黒人向けにできてないのも仕様なんで仕方ないが

この上のツイートを参考に各キャラを創出。
イメージを壊さないようにしつつも、VRoidっぽさとの格闘。
正直、キャラによってクオリティに差が出るのはいなめなかった。

本家とちょっち違う気もするが、完全にsgru3のイメージング不足。

特に、マリエとコーラの髪型は「再現不可」と言わざるを得ない。
エリカは勢いで誤魔化しているが、正直よく見ると全然違う髪型w
「実物差を少なくする」と言う過程を重視したので。
本家っぽく見える結果を意識して作成。
なので、細かいところが全然違いますw
マリエの出来はVRoid上では結構似てたんですが・・・・
動かすと何かやっぱり本家と違いますよね。
ちんまい感じが個人的に足りない。(ちんまい=関西弁)
私的にはユノが一番の出来だったんですが、登場回数をミスった。
コーラの胸の校章は本家からパクリました。
すなわち。アナナスの校章は全てパクリ(画像保存)です!
事後承諾を・・・(すみません。
服のカラー色なども本家のツイート画像から頂いたんですが
VRoid上だと彩度と光度の関係性上同じように見えず。
目感覚で「こんな具合の色の方が良いわ」ってとこで決着。
この適当さよ・・・。
コーラさんの髪色とか今見たら全然違うんですけど・・・。
ちなみに細かいですがコーラさんのイヤリングもよく見たら
ちゃんとあります。(設計上これは髪の毛なんですけどね。)
あ、VRoidStではイヤリングやリボンは作れても移動ができない仕様で
髪の毛なら動かせるんですよね。
胸のリボンもそう言う事で髪の毛だったりしますね。

ユノちゃんの光る衣装を調節しているところ。光る部分も髪の毛。

このユノちゃんの光る衣装めっちゃ苦労しましたね。
そもそもVRM化すると服のライティングは無効化されてると思う。
要はVRMLiveにもっていったさいブルームしたら発光しないとダメ。
この辺が全くわからなかったけど、髪の毛なら光るので
「光る髪の毛を服にくっつける。」と言う解釈でいきました。

この一瞬のシーンがかなり時間かかってる。でも、うまく衣装ができていると思う。

いや、このシーンめっちゃ数秒でしかないのに・・・!
だけど、作品の事考えたら「ここで、このシーンなかったらムリ」と
私の脳みそが言うので作らざるを得なかった。
にしてもCLCTの衣装が普通にエレガンスでカワイイよね。

3.今回の創作過程ポイント➂

今回はかなり本編を意識してましたが、全部を作る時間がなく
似ていると言うか「雰囲気に合う」ステージはお借りしました。
全編作っちゃうと、もう私はそれでゲーム作ってしまいそうだし。
噴水とか動くマテリアルは物理演算詰む必要があって・・・
次のステージ課題となりそうですw

探偵部の部室。マテリアルが表示されずかなり時間を要する事に。

まだまだ私の技力がこのレベルなんですよね。
なぜマテリアルが消えるのかがわからないし。
ライティング(光源)もイマイチ適当にしかわからない。

PMXやVMDにFBX、まともに動かないし、もう意味不明。
なぜかモーフを180度回転するとマテリアルが表示される事に気付き、問題解決。
結局、mixamoのFBXを無理矢理VMDにしてブチ込んだのがコレ。

今回、作品をプレイした上でオープニングは作ろうと思ったので
「どうしてもピアノシーンを入れたい!」となったんですが
もー大変。本当に断念しかけた。
ピアノをまともに弾くモーションがまずなかったんですよね。
で、探しまくってようやくmixamoにたどり着きます。

いわゆるフリーモーションのサイトです。
が・・・VMDじゃなくてFBXからのスタート!
VMDはそのまま使えるんですが、FBXは一回どうにかしないと無理です。
結論から言うと、無理矢理VMDにするツールでVMDにしましたね。
その結果どうなったかと言うと「足のIKが死んだ」と言う事。
動画では一見普通ですが、足元が映ってませんよね?
何故なら、足のIKが死んでるから脚は「ピンとして動かず」状態。
でも、MV的には足映ってなくても違和感ないカメラワークなら使えます。
ゲームの内容的にも「ピアノを弾く後姿」が一番演出が合います。
ちなみに、いくつか脚のIKが死んだモーションを使ってます。
マリエの足が一瞬ラグってる映像があるんですが、そこです。
この辺はモーションとか触った人は見抜けますね。
設定の仕方も見てやってみたんですが、これをすると全部がラグって
どのボーンも設定が合わないと言うオチで死にました。
エンディングのシーンにたどり着くには最低20時間の学習と
トライ・リトライ・リビルド・リモーション・・・
完成した時思わず40回ぐらい見直ししましたね。
でも、ピアノがよく見るとテクスチャ壊れてます。
次はこれも直せますよ・・・。
もうテクスチャの展開位はマスターしたかな・・・。
いや、ガラスとか鏡とかまだ作れないけどさ・・・。

編集画面の最終段階。タイトルは手打ちしてます。エグい・・・
どうしても神アニメっぽくしたかったので、魔王魂のロゴも手書きした。アホやん。
この部屋はお借りした3Dなんですが、しれっとアナナスの校章に改変済なんですよね。

まぁ、楽しんでやっていたんでこだわりが酷かったですね。
そろそろAI技術が進化し始めたんで
3DモーションもAIが作ってくれそうです。
(一部的にはもうありますが)
こうなると、カメラで自分が演技したのを撮影してモーション化
完全にドラマや3Dアニメが作れるステージにいきそうです。
あんまりやると本家さんから違う意味で悲鳴がきそうですから
自作品でそういうの出せよって話ですね。全く・・・。

この二人が一応EDで登場予定だったカメラ・ライト役のモブ。
アナナス学園映像制作研究会の部員と言う設定。

人の作品だと完成品は特に「想起」しやすいんで遂ねぇ・・・。
自作品でもしたい欲はあるんですが。
モデルがまず気に入ってない。
気に入った3Dモデルが作れない事には進まない。
その先に「ドラマ作成」ができるようになる事が重要な過程かなと。
ある程度の構想は以前からあるんですが
VRoidっぽさと頭のイメージが合致せずに作れないでいます。
「違うんだよなー。こう言う雰囲気の顔じゃないんだよなー。」と
どこかで3Dっぽさに否定的ですね。
作り出すまでが私は長いから。
作り出しても長いけどw

と、言う事で今回は簡単ですが
アナナス学園探偵手帖完成記念動画の制作裏をお届けしました(^-^)

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