MX Keys Miniレビュー:iPadにもピッタシなキーボード
どうも、しがな氏です。
iPad用のキーボードを探して三千里。
自分なりに色々なキーボードを見てきましたが、結局気になって購入しました。
ででん
「Logicool MX Keys Mini」(イエーイ)
キーボード界隈では有名な代物だが、iPad用途で使っている人をあまり見なかったので、レビューしてみようと思います。
○ 外観
このキーボード、名前にMiniとついているだけあって、小さめサイズ。
具体的には横幅295mm、奥行き130mmです。
ただ、体感だとそこまで小さく感じません。
この「実寸は他と比べて小さいが、体感は不便さがない」という絶妙なバランスが実用的なメリットで良い点だと感じます。
iPadと比べた場合、11インチモデルであればキーボードが少し出る感じで、13インチモデルであれば、ちょうどピッタシかと思います。
○ 打鍵感
それほど多くのキーボードを打ってきたわけではありませんが、
心地よい打鍵感という印象です。
自然なタイピングで沈み、必要十分に押し返す感じが癖になります。
また、キーピッチが絶妙で全てのキーにジャストに届きます。
○ iPadとの親和性
iPad用に使えるというレビューや体験談は聞いていましたが、
実際にレビューを出している記事があまり散見できなかったので、こちらについても触れようかと思います。
僕はJIS配列モデルを購入しました。
2024年11月では、iPadOS16でJIS配列のキーボードに対応し、キーボードの拡張選択性が向上しました。
これで、Windowsのようにキーボードを使うことができます。
が、唯一日本語とアルファベットの切り替えが異なります。
iPadでは「半角/全角キー」ではなく、スペース両サイドの「英数キー」「かなキー」で切り替えます。
慣れない間は使いにくいですが、そこまで不便には思わないかと思います。
○ ショートカットキー
F1からF12までに、ショートカットキーが振り分けられています。
種類はざっとこんな感じ。
・接続先変更(3台まで。切り替えも3キーで簡単)
・キーボードのバッグライトの調整
・ディクテーション(なにこれ)
・顔文字一覧表示
・スクリーンショット
・マイクのミュート
・再生と一時停止
・音量調整(ミュート、音量の上げ下げ)
また、WindowsなどでF5やF12をメインで使うのにショートカットきーが邪魔な場合は、「fn + esc」で切り替えることもできます。
個人的に便利だと感じたのは
・顔文字一覧表示
・スクリーンショット
・音量調整
あたりです。
iPad本体に触れずに操作ができるようになるのは、かなり生産性が上がります。
○ 惜しいポイント
全体的に高品質で、万人が頷きそうな打鍵感とサイズ感ですが、いくつか惜しい点があります。
1、左右の矢印キーが小さい
これは非常に惜しい、もはやもったいない気もします。
カーソルの移動等で使う矢印が、触ろうとすると指に引っ掛かります。
全体の評価が下がるほどの大した問題ではないですが、なかなか慣れないので小さなストレスです。
2、バッグライトが気になる
これは人によると思いますが、バッグライトの光の漏れが若干気になります。
キーボードの性質上、キーの背が高くないのでどうしても基盤あたりと目が合います。
そこに光があるので、意外と気になりっちゃいます。
バッグライトをOFFにすることもできるので、お好きな方を選んでください。
3、角度が若干合わない時があり、調節ができない
長い間使っていると、角度が原因でたまに疲れます。
自分の環境などが良くないかも知れないので断言はできませんが、平べったすぎると感じることが多々あります。
気になる人や疲れやすい人にとっては、マイナス点になりうる要素です。
○ こんな人にオススメ
実際に使ってみて、個人的にオススメな人をリストアップしてみました。
・デザインが秀逸で、iPadに似合うキーボードが欲しい人
・万人が満足するような、全教科高得点なキーボードが欲しい人
・質感が絶対いいものが欲しい人
・癖のない打鍵感で、平たいキーボードが欲しい人
また、逆にこんな人にはおすすめできないかもしれないです。
・手が疲れやすく、角度が調整できるものがいい人
・矢印やバッグライトなど、惜しい点がどうしても気になる人
以上になります。
iPadやキーボードを探している方の参考になればと思います。
では、また次の投稿で会いましょう。👋