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【アラフォー"ヲタ"活】好きな人に試験会場を決めてもらった話【まさかの?!】

しがないOLは悩んでいた。
そう、『資格勉強をどこで受けるか』、だ。

いつもの試験会場は家からも近く、とても気に入っていたのだが、前の級から同じところで受けてたので正直飽きてきた…!

『この場所に何回来たと思ってる!!!いい加減飽きたわ!』
と思ったとき、ふと思った。

…どこで受けてもいいんじゃない?、と。
センターs……共通テストのように、地域が決められてる訳でもないし。

日本の何処で受けても、合格すれば合格だし。
ダメならダメなのだ。地域によって、自分の頭が良くなったり悪くなったりするわけでもない。

正直、試験前はボロボロになるので、終わった後の温泉が必要!
と思ったとき、いつもは試験会場から近場のスパ銭へ癒しを求めに行ってたのだが、『旅行先で受けてそのまま満喫する』ことをひらめいた。


プロフにも有る通り、しがないOLはアクティブヲタクである。
何ヲタクかは差し控える。身バレ怖い!

ここでは少し、どんなヲタクか開示してみたいと思う。

しがないOLは、約17年ずっと、
たった一人
が好きなヲタクである。

ずーーーっと同じ!増えもせず、減りもせず。
THE 一途!!!!

婚活のプロフにも、でかでかと書いておきたいアピールポイントである。
浮気は出来ない性分です、と。

正確に言えば、『その人しか好きになれなかった』が正しい。

辞めるタイミングはいくつもあった。
でも、周りを見渡してみても、その人以外好きになれなかった。

結果、約17年間、推し増しもせず、辞めることもできず、ずーーーっと毎年、全国津々浦々、その人が出演するイベントを追いかけまわしている。

だから、たまにGoogle先生がまとめてくれる写真も毎年同じ色をしている。何年遡ってもおなじ!!同じ缶バッジetc…が映ってる…どうかしてるネ☆

毎年、同じ日(誕生日)にはケーキを買ってお祝いし、毎年のようにイベントへ行くのがもう約17年間続いている。 (あまり言うと身バレ半端ないので差し控えますけども)

それもこれも、好きな人に付随するものやコンテンツが、続いてくれているからで、本当に感謝しかない。

いつも喜びと感動をありがとう!!!
こんなもの、オリンピックか推し活ぐらいなもんだよ!!!

『わたしの結婚もそうであれよ!!!』と日々願ってることはさておき。

しがないOLが婚活を決意したのも、一番はじめにダイエットを決意したのも、全てこの人がいたからで、17年前に推しを好きになってなかったら今の私はいない。これは断言する!!

(というか、この人を好きにならなかったら、とっくの昔に結婚してると思う)

恋心?(産んでないけど)親心?尊敬?

17年も推してりゃ、言葉で形容し難い感情がある。
本当にいろんな言葉を含めて『大好き』なのだ。


閑話休題。
先日、何年ぶりかになる『お渡し会』があった。

運良く(CD◯枚分の資金と引き換えに)無事当選!!!死ぬかと思った!!!!

何を渡されるか不明のお渡し会!!
好きな人からもらえるなら、さっきコンビニで何か買ったレシートでも嬉しい(真顔

一言ぐらい会話できるだろうか…?
何もしゃべれなくても、 接  近  戦  という甘い響きが何度も脳を駆ける。

好きな人の視界になんて長らく入ってない、しがないOLは、この日のためにまつパへ行き、ネイルに行き…そりゃ相当の浮かれっぷりだった。

「はー…なにをしゃべろう…!」
とずっと悩んでいた。

というのも、この女、何年か前のお渡し会にて、自分の言いたいことを言い逃げして帰ろう!と思ってた矢先に、好きな人からの『お名前は?』の一言に先制パンチを食らったことで、頭が真っ白になり、その時よく読まれてたラジオネームを伝えたのち、「あー!!!」と言われたことで完全に思考がフリーズしてしまい、ただ一言、

「だ、大好きです。これからも大好きです。」

と伝えることで精一杯だった黒歴史がある。
頭の中が真っ白になって、この言葉しかでてこなかった。多分本当に好きだったんだと思う。

(そのあと好きな人から「ありがとうございます!健康に気をつけてお互い頑張りましょう!」とお声がけいただけて、またさらに好きになったことは別の話)
 
そんなこんなで同じ轍を二度と踏むまいと、話すことをいろいろ悩んで、別件で試験会場を悩んで…とやってる間に、ひらめいてしまった。

そうだ!試験会場を決めてもらえば良い!、と。


孤独のグルメを見て、美味しそうなご飯があるところでも良いな…とか思ってたのに、これを決めてからは急転直下!

ルールは簡単!
『好きな都道府県はどこですか?』と聞いて、言われた都道府県で試験を受けること。

まず、聞けるのか?という疑問もあった。
お渡しって言っても一言だけ「こんにちは!」ぐらいの時間しかないとか。時間の問題。

次に、『試験の翌週の遠征場所を言われたらどうしよう…?』ということ。

実は試験の翌週、東京から3時間ぐらいかかるところでの好きな人が出るイベントが決まっていて、もちろん行く。
その場所に2週連続は正直しんどい。

あとは、頭が真っ白になった場合などなどなどなど。

もろもろ考えて、『もし、聞けなかったり翌週のイベントと被ったら孤独のグルメに頼ろう』と思っていた。(群馬県にあるおむすび屋さんが美味しそうだったので、高崎にしようと思っていた)

タイミング時に、
・飛行機のセールが次の日から始まること
・試験の受験申込みが翌々日からだったこと
で、すべてが必然だった。

どこ言われても、僻地を言われても、私はそこで受ける。

好きな人を多分困らせるし、突然聞かれても困ると思うし。
それがわかってるのに聞くという愚行をおかしたのに、答えてくれたのであれば、絶対にそこで受ける。なんとしても。

腹をくくった自分がいた。


さて、お渡し会当日。
朝から髪を巻き!いつもより500倍丁寧に化粧をし、口臭対策、匂い対策はバッチリ!お洋服もバッチリ!浮腫み対策のキレートレモン飲んだし!豆乳のんだし!バナナも食べたし!

当落でてからこの日までの2週間、2キロ減らしたし!!!
めちゃくちゃ頑張ったの!!!本当に!!

しかし、こんなものは、結果じゃない!
過程と気合の問題だ!!!

少しでも綺麗になって会いに行くのは、お渡し会に当たった人間の責務!!
俺は責務をm(略

少しでも失礼にならぬよう、自分を仕上げていく過程が本当に久々すぎて、とても心が踊った。久しぶりだなぁ。

そう、ヤツと最後に会った日(2022年8月)から、こんな日はなかった。
ありがとう好きな人、全力で戦いにいく。

会場までの道のりで、聞きたいことを何度も反復する。
『勝手にこんなことを押し付けるのも申し訳ない』と思いつつも、試験会場を決めてもらうことで、自分がここから1か月半、さらに頑張れる気がしていた。


ドキドキしながらお渡し会の順番を待つ。
あいにく、最後から3人目という 激 遅 整理番号だった。

いや、いいの。今回ばかりは座席は関係ない。
大切なのは、好きな人の目に私だけが入る、たった5秒ほどの時間だ。

好きな人「こんにちは!」
私「こんにちは!△△(ラジオネーム)と申します!あの、〇〇さんの好きな都道府県はどこですか?!」

絶対に困る、困ることぐらいわかってる。
何年見て来たと思ってるんだ。手に取るようにわかるんです、本当にすみません。
17年応援してきたので、この一瞬だけ困らせてもいいですか…!
明確な回答が返ってこなくてもいい。本当にすみません!!

と思いながら、回答を0.5秒ほど待つ。

好きな人「えーーーどこだろーーー!沖縄かな!?w」
私「お き な わ … ! ありがとうございました。(お渡しされて帰る」


ということで…

申し込み完了メール

那覇で受ける人、当日はよろしくお願いします。


好きな人には本当に感謝で。
あの短時間で、突然のわけがわからない質問に回答してくださったこと。

しがないOLの好きな人は、昔も今もすごく人気がある人なんですけど、今や、当時みたいに『チケットが取れない!!』みたいなことはなくなったなぁ…とぼんやり思うことがある。

好きになった当時にTwitterを始めた私は、フォロワーさんもほぼ、その人のファンで構成されていたが、今やもう見かけない。
それでも、しがないOLだけは、推し変をすることも、嫌いになることもなく、ずーーーっとゆるっと推している。

私だけが「あの当時のまま」という感覚に陥ったりするけど、元気に今日もその人のヲタクしてます。

なんなら、最後の一人になるまでその人のファンを続けるつもり!!…というより、このままいくと確実に死ぬまでヲタクやってると思います。

勉強、更に頑張ります!
…今のところ全然できないけど…!
受かる気がしねー…!

でも、なんとか受かって、ラジオ宛てとファンレターで合格報告をしたいものです。(切実

というより、
好きな人が選んでくれた会場で粗相は出来ない…!
命 に 代 え て も … !

那覇に前泊+後泊で、聖地巡礼もしてこよーっと♪


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